※ 以上の紹介文は、認定当時のものです。
第2回認定者(2005年度)その2
原田 薫 (はらだ かおる) さん(故人)
理容師 <元・ウィズヘアー 代表>
昭和48年、全国理容連合会が初めて海外の理容競技大会に派遣した日本選手団の一人として、ヨーロッパ選手権パリ大会に出場。
また、福岡県理容組合講師を18年間、理容師国家試験実地試験委員を5年間務めるなど後進育成にも尽力し、全国競技大会上位入賞者や国家試験合格者を多数輩出した。
さらに、かつらの製品開発や装着技術の向上にも尽力。「はえ際の魔術師」と呼ばれる。1943年生まれ。
江里口 正実 (えりぐち まさみ) さん
ピアノ調律師 <ぎじゅつやさんのピアノ店 代表>
ウィーンのピアノ製造会社エアバー社に6年間所属し、本場のピアノ調律とピアノ修復の技術を学んだ経歴を持つ。
その経験をもとに、ピアノが持つ最高の音を引き出す調律技術は、内外の著名な演奏家から高い評価を受けている。また、活躍の場に恵まれない市内の音楽家のためにコンサートを主催するなど、音楽の普及育成活動にも尽力している。1949年生まれ。
中山 敏治 (なかやま としはる) さん(故人)
調理師(西洋料理)
昭和55年、第15回世界料理オリンピック(ドイツ)日本代表として金メダルを獲得。昭和58年、世界料理コンクール(大阪)で金賞を受賞。そのほか数え切れないほどの受賞歴を持つ。
現在は、レストランのオーナーシェフとして、フランス料理とマクロビオティック料理(食養長寿料理)の技術研鑽に励むかたわら、後進の育成にも尽力。業界からの信頼も厚い。1945年生まれ。
奥森 清陽 (おくもり きよはる) さん
表具師 <風雅堂 代表>
古美術品の修復、現代美術作品の表装(創作表具)から襖、額まで、ほとんどの仕事をこなす技能の持ち主。
古美術修復における、虫食いなどで欠損した紙を修復する「漉き鎮め」の技法は、九州でも数人しかできないという高度な技法。また、表装する作品を引き立てる斬新な創作表具には、多数の著名な現代美術作家から厚い信頼が寄せられている。1946年生まれ。
坂田 繁 (さかた しげる) さん
化学分析工 <株式会社 九州テクノリサーチ 勤務>
昭和31年に就職して以来、一貫して化学分析業務に従事。
その経歴の過半を過ごした新日本製鐵(株)八幡製鐵所では、所長表彰を3度受賞。また、平成元年に日本分析化学会有功賞を受賞するなど、学会の第一人者として活躍。さらに、昭和58年から国家技能検定委員を務めるなど、後進の指導育成にも熱心に取り組んでいる。1937年生まれ。
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