3月の果実(いちご、はっさく)
更新日 : 2022年6月2日
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いちご
いちごは12月から4月まで続く主力の果実ですが、3月頃から果実の大きさも小ぶりになり、価格も安くなり購入しやすくなります。安くなったいちごを使っていちごジャムなどを作ってみてはいかがでしょうか。
いちごは毎年新しい苗を作って、次の栽培に備えます。親株からでるランナー(つる)が地面に着いた所に根が発生して子株ができます。さらに子株からランナーが伸びて二次子株が、またその先に三次子株ができます。翌年の苗には、子株を使わず二次子株、三次子株を育成します。いちご生産者は、育苗期間中に夜冷短日処理等の花芽分化促進処理を行っています。この処理が終わり苗を畑に定植すると、花芽が大きくなり、すぐに花を着けるようになります。
はっさく
はっさくは、広島県原産で、因島市田熊町の寺の境内にあり、ぶんたん系の品種が交雑してできた実生種とされており、旧暦の8月朔日(ツイタチ)ごろから食べられるので、「八朔」と命名されたと言われています。
甘酸は調和していますが、果汁は少なめです。12月下旬から1月ごろに収穫し、一時保存して酸味を少なくして出荷します。
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