12月の果実(温州みかん、いちご)
更新日 : 2022年6月2日
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温州みかん
柑橘類の中で、皮が薄く簡単に手でむける温州みかんは、国内で最も生産量が多い果実です。早生品種は10月から、普通品種は12月からの出荷となります。ハウスなどで促成栽培された温州みかんは5月から出荷されるので、ほぼ1年中見ることができます。
温州みかんは本来種子ができませんが、近くにある雑柑類と開花時期が重なると交雑して種子ができるようになります。家庭で温州みかんを植える場合は、近くに雑柑類を植えないようにしてください。
いちご
いちごの需要は、クリスマスシーズンが一年の中で一番高いため、いちごの生産農家はこの時期に出荷を目指して栽培しています。
日本には、ヘビイチゴなどの野生のいちごの仲間はありますが、食用になるものはありませ。。食用にできるのはキイチゴの仲間だけです。現在栽培されているいちごは、北アメリカ原産のバージニアイチゴと南アメリカ原産のチリイチゴをオランダで交配して育成されたもので、その後ヨーロッパ全域、アメリカへと広まっていきました。
日本へは江戸末期に伝えられましたが、本格的に導入されたのは明治になってからです。
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