11月の果実(干しがき、りんご)
更新日 : 2022年6月2日
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干しがき
渋柿の皮をむいて吊るして干したものが干しがきです。干すことで渋味がなくなり、逆に甘味が強くなるので、こども達には大人気でした。昔はどの家庭でも作っていたものですが、最近では殆ど見かけなくなりました。暖冬の影響で、吊るした柿に青カビが生えてうまく作れないのが原因かもしれません。
九州では佐賀県や熊本県などで生産されています。「あんぽ柿」といって、高級な干しがきも出回っています。また、中国産の干しがきも多く輸入されており、店頭でよく見ることができます。
りんご
りんごは中国原産で、日本へは鎌倉時代に伝わったとされていますが、現在栽培されている品種は西洋リンゴで明治4年(1871年)にアメリカからもたらされたものが最初となります。
りんごの木は本来高くなる性質でありますが、作業上困難となります。そのため成長を抑える栽培方法として、台木に成長抑制効果を持つ矮性台木に接木することで、樹高が2m位になり作業性がぐんと良くなります。この栽培方法を矮化栽培と呼びます。
りんごの主力産地は、青森県で全国の50%、二番手は長野県で20%を占めます。本市場には、両県からほぼ一年中入荷しています。
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