8月の果実(ブドウ、もも)
更新日 : 2022年6月2日
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ブドウ(巨峰)
ブドウは、世界的にみると8000年以上前から栽培されており、他の果樹と比べてももっとも広く栽培されています。主な品種は、ヨーロッパ種とアメリカ種、およびこれらの交雑種に分かれます。世界の全生産量のうち約80%がワイン原料に使用されます。
日本では生産量のうち86%が生食用で、12%がワイン用です。
巨峰は、代表的な大粒ブドウ種で、日本ではもっとも生産量が多く品種です。1945年に静岡県で個人でヨーロッパ種とアメリカ種を掛け合わせた実生の中から選抜・育成したものです。現在は巨峰と他の品種を掛け合わせた新しい品種の育成が試みられています。
もも
中国黄河上流の高原地帯が原産地をされており、日本へは弥生時代に伝わったものと考えられています。現在は、明治初頭に中国や欧米から導入された品種をもとに育成されたものが中心となっています。
日本の代表的な品種は、白桃、白鳳、あかつき、ちよひめ などがあります。主な産地は、長野県、福島県、山梨県、和歌山県、岡山県などです。
行橋市新田原地区でも栽培されており、市場に出荷されています。
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