6月の果実(サクランボ、スイカ等)
更新日 : 2022年6月2日
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サクランボ
サクランボとは、サクラの果実の総称ですが、一般的には果実用サクラである甘果オウトウ(セイヨウミザクラ)を指すことが多くなりました。日本には、明治初めに欧米から導入され、東北地方に定着しました。現在でも、山形県が全国の70%の生産量を占めています。
甘みが強く酸味が少ない、食味が良好な佐藤錦(さとうにしき)が代表的な品種となっています。
西南暖地でも栽培できる品種はありますが、収穫時期の降雨で果実が裂けたり、鳥による食害の問題で販売用に栽培している産地はほとんどありまりません。
スイカ
アフリカ西南部原産で、中国に西方から伝わった瓜ということで「西瓜」と書きます。スイカは夏を代表する果実ですが、ハウス栽培で一年中出荷されています。 出荷量が増える4月は熊本県産が主力で、6月から鳥取県、7月から長野県へと産地が変わっていきます。
北九州市若松区でもスイカの生産が盛んで、7~8月には若松産のスイカがお店に並びます。店頭で若松産スイカを見つけたら、是非地元の味をご賞味してください。
デラウェア(ブドウ)
ブドウの中では早い時期に出荷される品種です。実は小粒ですが、びっしりと実が詰まった房になります。本来は種子ができますが、開花期前後のジベレリン処理により、ほとんどが種無しになっています。
島根県が主力産地になっています。
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