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令和4年度スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業(実証支援事業)補助金の公募について

更新日 : 2022年6月15日
ページ番号:000163425

 令和2年7月、国より「スタートアップ・エコシステム推進拠点都市」に選定された本市は、強みである「環境・ロボット」やDX分野を中心としたテック系エコシステムを形成し、ビジネスによるSDGs未来都市の実現を目指しています。

 「スタートアップSDGsイノベーショントライアル事業(実証支援事業)」(以下「本事業」という。)は、北九州市内で実証実験を行うスタートアップ企業に対して、最大で250万円の補助金交付に加え、産学官金が連携した伴走支援を行う事業です。

 この公募では、本事業を通じて、北九州市内の地域課題の解決への寄与や、市内の雇用創出を積極的に図っていこうとする熱意のある企業を募集します。

 本事業への応募を検討される場合は、添付の公募要領及び補助金交付要綱に従いご応募ください。

本事業の概要

1 目的
 拠点都市の実施主体である「北九州市SDGsスタートアップエコシステムコンソーシアム」(以下「本市コンソーシアム」という。)では、本市から大きく成長するスタートアップの輩出(ユニコーン1社)と、市内で活躍するスタートアップの件数増(100社)を、令和6年度までの目標として掲げています。
 本事業では、北九州市内での実証を希望するスタートアップ企業に対して、実証フィールドの提供や資金支援を行うことで、製品・サービスの社会実装など、スタートアップの更なる成長を図ることを目的としています。
 また、本事業を通じて、市外のスタートアップに北九州市を知ってもらい、本市を拠点に事業を行っていただくことで、本市の更なる産業の活性化を図ることを目的としています。

2 概要
 北九州市内で実証実験を行うスタートアップ企業に対して、ビジネスモデルの検証や試作品の改良などに係る費用の一部を補助します。

 【補助上限額】環境・ロボット・DX:250万円、その他:100万円(補助率2/3)

本事業のスキーム

応募要件

 以下の要件を全て満たす必要があります。なお、4の「新たに補助事業を開始しようとする者」につきましては、補助金の交付決定後30日以内に本社若しくは事業所を設置したことが確認できる書類の写しを提出してもらいます。

  要件
1 中小企業基本法第2条に規定する中小企業者であって、みなし大企業に該当しないこと。
2 法人格を有すること。
3 市区町村税を滞納していないこと。
4 北九州市内に本社若しくは事業所(支店、営業所等)を有すること。又は、北九州市内に本社若しくは事業所を置き、新たに補助事業を開始しようとする者であること。
5 前年度において、本補助金の交付を受けていないこと。
6 前年度以前において、本補助金の交付を受けたときに実施した補助事業と同一の事業ではないこと。
7 暴力団員でないこと。また、暴力団員と密接な関係を有する者ではないこと。

本事業の内容

1 補助対象事業
 北九州市内で行う新たな産業の創出に向けた製品・サービスの実証実験であり、本市コンソーシアムが目指すビジネスによるSDGs未来都市の実現に資する以下の全てのテーマに該当する取組であること。

  テーマ
1 北九州市内の社会課題の解決や市民生活の質の向上に資する取組
2 北九州市における産業振興やイノベーション創出に資する取組
3 「環境」「ロボット」「DX」のいずれかの分野に合致する取組(北九州市が推進している取組例は「公募要領」を参照)

2 補助金の額
 予算の範囲内を前提条件とし、以下の2つの額のうち小さい方の額を交付額の上限とします。

  金額
1 補助対象経費の3分の2以内の額
2 補助上限額:250万円(今年度は、募集対象が「環境」「ロボット」「DX」分野であるため、上限額は全て250万円)

3 補助対象経費
 補助事業を実施するうえで必要となる最も安価かつ効果的な以下に関するものを対象(旅費以外の経費にかかる消費税相当分は対象外)とします。

経費項目 内容
消耗品費 補助事業の実施に直接要した資材、部品、消耗品等の製作又は購入に要する経費
労務費 補助事業を実施するために雇用したアルバイト、パート等の経費
旅費 補助事業を実施するために必要とする人員の旅費、滞在費(ただし計上できる額は補助対象経費全体の20%以内)
外注費 補助事業実施に直接必要なデータの分析及びソフトウェア、設計等の請負外注に係る経費
その他経費 上記経費の他、補助事業実施に直接必要な経費(知的財産権関連経費、借用費、賃借料、運送費、謝金等)

 4 補助期間
 補助金の交付決定日から令和5年3月31日まで

申請手続き

1 公募期間
 令和4年5月31日(火曜日)から令和4年7月25日(月曜日)17時まで

2 事前相談会
 本事業にご応募される場合は、6月3日から7月8日までの間に開催される事前相談会に予約の上、参加する必要があります。Zoomを用いた個別のオンライン相談会であり、参加の際は、事前相談会申し込みURL(外部リンク)より申し込みをお願いします。(予約期間:5月31日(火曜日)から7月7日(木曜日)まで)

3 提出書類
 添付の公募要領「5(3)提出方法」に従い提出をお願いします。指定の様式につきましては、以下よりダウンロードをお願いします。なお、提出された書類の修正や返却はできません。

審査等

1 全体の流れ
 一次審査(書面審査)及び最終審査(プレゼンテーション審査)を行います。また、最終審査については、一次審査を通過した申請者のみを対象に、外部専門家を含む審査会においてプレゼンテーションを行っていただきます。

2 審査基準
 以下の4つの観点で行います。

項目 内容
事業性 提供する製品・サービスの新規性・独自性
事業の将来性及び競争力
事業への情熱、チーム構成
実現性 実証実験の目的、検証内容及び成果指標の設定状況
実証フィールド等の調整状況及び法令等の適合性
地域貢献 本市への経済効果
本市の雇用創出
地元企業や市内大学との連携(加点項目)
社会的影響 SDGsのゴール・ターゲットの明確化
解決し得る社会課題の大きさ

3 最終審査の日程
 令和4年8月4日(木曜日)または5日(金曜日)(時間含めた開催方法は別途案内)

4 最終審査での審査方法
 提出した書類の内容に基づいた自由形式のプレゼンテーションを7分程度行っていただいた後、審査員より質疑を行います。質疑も含めた1社あたりの時間は15分程度を予定しています。

5 採択企業の決定(審査結果の通知)
 採択企業は、最終審査を参考に北九州市が決定します。審査結果は、申請者全員に対し、8月中旬ごろに通知書を送付予定です。なお、一次審査の結果は、決定次第、事務局より連絡します。

採択後の流れ

1 補助金交付(概算払)
 補助事業を実施するために必要がある場合は、補助金の概算払を行うことができます。概算払を受けようとする場合は、「概算払請求申請書」(別途案内)の提出が必要となります。

2 補助事業の実施期間
 補助金の交付決定日から翌年3月末日までを補助事業の実施期間とします。ただし、実証実験は翌年2月末日を目途に完了していただき、3月は、実証実験の検証、成果報告会の準備及び未払い分の補助対象経費の支払い手続きに充てていただきます。また、補助事業の実施期間中は、月1回程度の定例打合せ(事業進捗の確認や経理事務モニタリング)のほか、各企業のニーズに応じた伴走支援を行います。

3 成果報告会
 事業期間終了後の令和5年3月中下旬を目安に、本事業の成果発表の場を設けます。日時含め開催方法については、決定し次第ご案内します。

4 補助金の精算
 事業終了時には、「実績報告書」(別途案内)をご提出いただきます。本書類を受理後、最終的な補助金の額の確定(精算)を行います。なお、補助金の概算払を受けた場合で、概算払を受けた額よりも確定額の方が小さい場合は、その差額を返還していただきます。

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このページの作成者

産業経済局未来産業推進部スタートアップ推進課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2590 FAX:093-591-2566

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