「新新北九州市保育5か年プラン」は、少子社会対策の総合計画である「北九州市次世代育成行動計画(新新子どもプラン)」のうち、保育関係施策を再編したものです。
新新北九州市保育5か年プラン
計画の位置付け
計画策定の趣旨
北九州市では出生数が2万人台から8千人台へと半数以下に減少する一方、女性の社会進出や就労形態の多様化等により保育所への入所児童数はおよそ1万6千人と増加傾向にあります。
一方、少子化や核家族化等に伴い、家庭や地域の保育力が低下し、育児不安を抱える家庭や児童虐待等の問題も深刻化しています。
このようなことから、保育所には地域の子育て支援の中核として、幅広いニーズに対応した保育サービスの拡充や子育て家庭への支援等、より一層の取り組みが求められています。
北九州市では「新新北九州市保育5か年プラン」を策定し、子どもの成長と子育てを地域で支えあうまちづくりの実現を目指します。
計画期間
平成17年度から平成21年度(5か年)
具体的な施策
1 保育サービスの質の確保・向上
研修内容の充実による保育士等の資質の向上や第三者評価事業の拡充、保育環境の計画的な改善に取り組みます。
2 多様な保育サービスの拡充
保護者の多様なニーズに対応するため、乳幼児の健全育成に配慮しながら延長保育、夜間(長時間)保育や病児保育等の特別保育事業を拡充します。
保育所での保育が可能な障害児については、新たに延長・一時保育での受入を実施します。
3 保育所における子育て家庭支援の拡充
相談技能やソーシャルワーク能力等を身につけた「子育て支援員」を養成し、子育て家庭の保育力の向上や育児相談等への対応の充実を図ります。
また、一時保育の拡充や施設の開放、情報の提供等により、地域の子育て家庭への支援を拡充します。
4 保育行政の効率化
待機児童や年度当初の定員超過状況を解消するため、既存保育所の定員増、分園の設置や民間保育所の新規開設等により、保育所の適正配置を進めます。
また、今後とも民間活力を活用しながら保育サービスの多様化・効率化を図るため、公立保育所の民営化を推進します。なお公立保育所においては本市の保育水準の維持・向上等の役割を担っていきます。
5 保育所・幼稚園・小学校の連携の推進
保育所、幼稚園、小学校が合同研修の開催や児童の相互交流を通して一層の連携を図り、乳児期から小学校卒業までの一貫した健全育成の支援を推進します。
6 適正な費用負担
保護者世帯の負担軽減のため、保育料や延長保育利用料等について一定の軽減を行っています。
今後とも財政状況を踏まえ一定の軽減に努めながら、受益に応じた利用料金設定の見直しを行います。
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