近年、不妊の検査や治療を受ける夫婦は約4.4組に1組、不妊治療(生殖補助医療等)によって誕生する子どもは約11.6人に1人となるなど、働きながら不妊治療を受ける方は増加傾向にあります。一方、厚生労働省が行った調査によると、不妊治療と仕事の両立ができなかった(または両立できない)割合は26.1%と、不妊と仕事の両立支援は重要な課題となっています。
不妊治療と仕事の両立を困難にしている要因としては、精神面での負担が大きいこと、通院回数が多いこと等が挙げられていますが、職場内での認識があまり浸透していないことも考えられます。
職場内で不妊治療への理解を深めていただくために、国においては、不妊治療の内容や職場での配慮のポイントなどについても詳しく説明がありますので、ぜひご活用ください。