65歳以上の人(第1号被保険者)の介護保険料は、3年ごとに見直しを行っており、介護保険に関する費用を見込み、そのうち第1号被保険者が負担する費用を算出して決めています。
高齢化が進展し、介護サービスを利用する人が増えると、それに伴って介護保険料も上昇する仕組みです。
第9期(令和6年度から令和8年度の3年間)の基準額は、79,070円(月額 約6,590円)となっています。
【第9期介護保険料の見直しの考え方】
被保険者の所得等(負担能力)に応じた保険料となるように、全体で15段階の保険料段階としています。
【見直しの内容】
国が見直しを行った第1号保険料の標準段階(13段階)を踏まえ、
- 保険料段階を13段階から15段階に変更します。
- 第11段階から第15段階の保険料率を、国の標準段階(第9~13段階)に合わせます。
第11段階(1.7) 第12段階(1.9) 第13段階(2.1)
第14段階(2.3) 第15段階(2.4)
- 第11段階以降の段階を区分する基準所得金額を、国の標準段階(第9~第13段階)に合わせます。
第11段階と第12段階を区分する基準所得金額(420万円)
第12段階と第13段階を区分する基準所得金額(520万円)
第13段階と第14段階を区分する基準所得金額(620万円)
第14段階と第15段階を区分する基準所得金額(720万円)