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人権啓発映画「秋桜の咲く日」

更新日 : 2022年6月29日
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 本市が平成25年度に制作した人権啓発映画「秋桜(コスモス)の咲く日」(実写版・34分)が3つの賞を受賞しました。

平成26年度人権啓発資料法務大臣表彰映像作品部門 優秀賞」(法務省主催)
平成26年度優秀映像教材選奨 社会教育部門優秀作品賞」(一般財団法人日本視聴覚教育協会主催)
映文連アワード2014文部科学大臣賞」(公益社団法人映像文化製作者連盟主催)

コスモスの咲く日イメージ画像
秋桜の咲く日

映画について

制作のねらい

 「違い」を認めないことによって、差別は始まるといえます。人はそれぞれ違うものなのに、違うというだけでその人を排除してしまう傾向が人間にはあります。
 違いを理解し、認め合うことが大切であることはもちろん、本当にすべての人の人権が尊重される社会とは、それぞれの違いを活かすことのできる社会だといえるのではないでしょうか。
 この映画は、「目に見えにくい違い」の一つとして発達障害をとりあげています。
 発達障害のある人の生きづらさや痛みを真摯に伝えるとともに、「違い」が生み出すプラスのエネルギーを美しく群生するコスモスの花々と重ね、「ともに生きることの喜び」を伝えるための教材として制作いたしました。

あらすじ

 特別養護老人ホーム「向陽園」の主任介護士として働く大谷ちひろは、新しく入った介護士中嶋直也に期待するが、直也は空気の読めない発言をしたり、指示が伝わらなかったり、コミュニケーションが取りづらい。ちひろはストレスを感じながらも、直也を育てるべく奮闘する。
 そんな中、直也が入居者の元大学教授、乾一成を連れて外出したところ、金山川で乾が倒れて意識不明になってしまう。知らせを受けて病院に駆けつけたちひろは、パニックを起こした直也に、介護士失格だと激しく叱責する。
 翌日から直也は欠勤。直也の母が退職願を持って「向陽園」を訪れ、直也がアスペルガー症候群であることを告白する。いったん退職願を受理したものの、ちひろは直也をこのまま辞めさせていいものか悩む。そして、ちひろは直也が乾を金山川に連れていった理由を聞くため、入院中の乾を訪ねたのであった・・・。

貸し出しを行っております

北九州市人権推進センターでは、北九州市内に居住の方又は北九州市内の学校若しくは事業所等に通学若しくは通勤する方を対象に「秋桜の咲く日」の貸し出しを行っております。
市内の他の施設でも貸し出しを行っております。詳しくは下記「このページの作成者」まで問合せください。

このページの作成者

保健福祉局人権推進センター人権文化推進課
〒803-0814 北九州市小倉北区大手町11番4号
電話:093-562-5010 FAX:093-562-5150

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