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加齢に伴う難聴は早期発見が大切!

更新日 : 2024年8月8日
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最近、耳が聞こえにくくなったと感じることはありませんか?

難聴になると家族や友人などとの会話や電話が聞き取りづらくなり、認知機能が低下したり、うつになるリスクが高まってきます。     

聞こえにくいと感じたら、早めに医療機関(耳鼻咽喉科)に相談しましょう。

「聞こえ」をセルフチェック!

 1つでも当てはまる方は早めに受診をしましょう。

「聞こえ」チェックリスト
1.会話をしている時に聞き返すことがよくある。
2.うしろから呼びかけられると気づかないことがある。
3.聞き間違いが多い。
4.見えないところからの車の接近に気づかない。
5.話し声が大きいと言われる。
6.集会や会議など数人の会話がうまく聞き取れない。
7.電子レンジなどの電子音が聞こえない。
8.相手の言ったことを推測で判断することがある。
9.家族にテレビやラジオの音量が大きいと言われることがよくある。

齢のせいだと決めつけないで。加齢以外の原因もあります。

加齢性難聴は一言でいえば、老化による聴覚機能の低下なので、残念ながら根本的な治療法はありません。

大切なのは、できるだけ早期から補聴器などを使って、「聞こえ」を改善し、ことばを聞き分ける能力を最大限に発揮することなのです。

また、単なる「加齢性難聴」ではなく中耳炎などによる「伝音難聴」、騒音やウイルスなどによる「感音難聴」を発症していたり、難聴をさらに進行させていたりする事もあります。その場合は、投薬治療や手術などで治療できる可能性もありますので、「耳が聞こえづらいのは齢のせいだと決めつけずに、必ず耳鼻咽喉科医に診てもらうようにしましょう。

補聴器はいつから使うべき?

加齢性難聴はゆっくり進行しますので、ご本人が気づかないことも多く、まわりの方や家族がサポートされていることも多いようです。

医療機関(耳鼻咽喉科)から補聴器を勧められたら早めに装用しましょう。

補聴器で聞こえを保つことで会話を弾ませ、自分らしくいきいきと活動して健康長寿を目指しましょう。

難聴の予防に取り組みましょう

加齢に伴う難聴は、老化現象の一種なので、誰にでも起こりうることです。

しかし、進行を遅らせる、加齢以外の原因を避けるという意味での予防は十分に可能です。

耳にやさしい生活を心がける

  • 大音量でテレビを見たり音楽を聴いたりしない
  • 騒音など大きな音が常時出ている場所を避ける
  • 騒音下で仕事をしている方は耳栓をする
  • 静かな場所で耳を休ませる時間を作る

老化を遅らせるための生活習慣の見直し

  • 生活習慣病の管理、栄養バランスがとれた食事
  • 適度な運動
  • 規則正しい睡眠
  • 禁煙

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保健福祉局保健所地域リハビリテーション推進課
〒802-8560 北九州市小倉北区馬借一丁目7番1号
電話:093-522-8724 FAX:093-522-8772

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