桜屋跡
更新日 : 2023年6月15日
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所在地 藤田二丁目1番
現在の藤田二丁目1番付近には、江戸時代、黒崎宿の旅籠屋の1つである桜屋がありました。
桜屋は文化5年(1808年)ごろの創業と伝えられ、鹿児島藩、熊本藩の御用達や佐賀藩の定宿をつとめ、幕末には平戸藩の御用達にもなります。桜屋と呼ぶ前は薩摩屋と称していました。江戸時代最後の桜屋の当主は勤皇の志が厚かったため、西郷隆盛や坂本竜馬などの志士たちをはじめ、三条実美ら五卿が宿泊しました。
桜屋の「離れ座敷」は天保11年(1840年)の建築といわれ、明治維新の歴史を伝える貴重な建物として後日の復元のため平成2年に解体し、平成24年に八幡西図書館内に復元されています。
最も古い桜屋旅館
桜屋跡地碑
復元された離れ座敷
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