八幡西区は、本市で人口が最も多い区です。黒崎地区は広域交通の要衡として、また遠賀・中間地域を含む圏域の産業・生活・文化を支える拠点として重要な役割を担っており、周辺地域からの交流人口の増加や商店街の活性化などに取り組んでいます。折尾地区には教育機関が集積しており、折尾地区総合整備事業を行うとともに、魅力ある学園都市づくりを進めています。また、区の西部・中部・南部地区では住宅建設や幹線道路の整備など、住環境の整備を進めています。
八幡西区の基本計画
現状と課題
地域資源
八幡西区は小倉北区に次ぐ商業集積があります。黒崎地区は、商業機能の低下が見られるものの、黒崎駅は鉄道・バスの総合ターミナル機能を備え、さらに国道3号黒崎バイパスの整備も進むなど、優れた交通結節機能を有しています。
折尾地区には、大学、短期大学、高等学校などが集積しており、区北西部から若松区にかけては、先端科学技術に関する大学・研究機関が集積する北九州学術研究都市が広がるなど、充実した知的基盤が整っています。
区内には、産業用ロボットやナノテクノロジーを利用した炭素系新素材、精密金型などの分野で世界をリードする企業が活躍しています。
八幡西区には、かつて長崎街道の黒崎宿と木屋瀬宿という二つの宿場がありました。曲里の松並木や立場茶屋銀杏屋、旧高崎家住宅(伊馬春部生家)などの貴重な文化財や史跡が今も多く残っています。また、黒崎祇園山笠をはじめとする多彩な祭りもあり、これらを観光資源として活用し、歴史と文化を活かしたまちづくりを進めています。
この他、金山川水辺の里や瀬板の森公園、吉祥寺公園などの水と緑の豊かな自然も残っており、子どもから大人まで、四季折々の自然に気軽に親しむことができる環境があります。
まちづくりの方向性
- 黒崎副都心地区については、商業地としての魅力の向上、文化・交流拠点地区の整備、公共交通の利用促進などにより集客と回遊性の向上を図るとともに、共同住宅を中心とした住宅供給などによる定住人口の増加、商店街と大型店の連携などによる商業の活性化を図ります。
- 折尾地区では、学園都市としての魅力あるまちづくりのため、また、北九州学術研究都市の玄関口にふさわしい交通拠点の形成のため、折尾地区総合整備事業により、交通環境の改善や交通結節機能のさらなる向上、駅南側の住環境の改善、まちの一本化などに取り組み、広域拠点として再構築を図ります。
- 区の西部・中部・南部地区においては、周辺地区との道路ネットワークの充実や、良好な居住環境を活かした住みやすいまちづくりに取り組みます。また、八幡インターチェンジ周辺においては、交通の利便性を活かした地域主体のまちづくりを支援します。
- 長崎街道の歴史と文化を活用したまちづくりに取り組むことで、新たなまちの魅力とにぎわいを創出します。
問合わせ
企画調整局総務調整部総務課(電話:093-582-2158)
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