戸畑祇󠄀園大山笠行事は国の重要無形民俗文化財に指定されており、博多祇園山笠、小倉祇園太鼓とともに福岡県の夏の三大祭りと称され、平成28年には、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。
220年を越える歴史を誇り、昼は4基の大山笠が古式ゆかしく12本の大幟を立て、練り歩きます。
夜になると、大幟などの装飾を取り払って、12段、309個の提灯を重ねた光のピラミッド(提灯大山笠)に姿を変えます。『ヨイトサ、ヨイトサ』のかけ声とともに進んでいく姿は圧巻です。
競演会では東、西、中原、天籟寺の4つの地区の大山笠4基と、それぞれの地区の中学生が担ぐ、4基の小若山笠の計8基の山笠が勢ぞろいします。8つの光のピラミッドが夏の夜空を彩り、幻想的な独特の美しさを醸し出します。
戸畑祇󠄀園大山笠行事としては7月25日から27日まで開催され、25日と27日は4つの地区でそれぞれ行事が執り行われます。
(注)戸畑祇󠄀園の「祇󠄀」という文字は、正式には「ネ氏」ですが、OSにインストールされているフォントにより偏が「示氏」と表示されることがあります。