北九州市政だより

NO.1474

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令和7年1月15日号 すこやかハート北九州

すこやかハート北九州

保健福祉の情報をお伝えします

予防歯科で健やかな毎日を

問い合わせ
保健福祉局健康推進課 電話093-582-2018

痛みが出てからでは遅い

 初期の虫歯や歯周病は痛みが少なく、痛みを感じた時には、自然治癒が不可能なほど進行しています。
 また、進行してからの治療は痛みを伴ったり、費用がかさんだりすることが多いため、痛みが出る前に対処しましょう。

進行してしまうと・・・

  • 虫歯は、歯を削って詰め物やかぶせ物をする、歯の神経を取るなどの治療が必要になります。
  • 歯周病は、歯茎の下の歯石除去や歯茎の手術などが必要になります。

 治療をしても、虫歯や歯周病になる前に比べると歯を失うリスクは高くなるため、何より予防が大切です。

フッ化物配合の歯磨き剤で虫歯予防

 市販の歯磨き剤の9割以上はフッ化物(フッ素)を配合しており、適切に使用することで虫歯の24%、根面虫歯(歯茎が下がった部分にできる虫歯)の67%が予防できると言われています。
 フッ化物は歯磨き後も効果を発揮するため、すすぎは少ない水で一回で済ませるなど、口の中に長く留めることが大切です。

定期受診が重要

 セルフケアによるプラーク(歯垢(しこう))の除去率は、歯磨きで約6割、歯磨きと歯間ブラシ・フロスの併用では約8割です。
 セルフケアだけでプラークを完全に除去することはほぼ不可能です。また、残ったプラークは時間が経つと歯石になり、セルフケアでは除去できなくなります。

 口の中の健康を保つには、歯科医院で定期的にプラークや歯石を除去することが必要不可欠です。

■市では、登録歯科医療機関で各種歯科健(検)診を実施していますので、ご活用ください。

「聞こえ」を保って生き生きとした生活を

問い合わせ
保健福祉局地域リハビリテーション推進課 電話093-522-8724

 聞こえ方は加齢とともに少しずつ悪くなることがあります。会話が聞き取りづらい状態が続くと「認知機能の低下」や「うつ」になるリスクが高まります。聞こえにくいと感じたら、早めに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
 補聴器などの使用で聞こえを保つことで会話を弾ませ、自分らしく生き生きと活動して健康長寿を目指しましょう。

 聞こえに関する情報は市のホームページにも掲載しています。

「聞こえ」をセルフチェック
1つでも当てはまる人は早めの受診を!
  • □会話をしている時に聞き返すことがよくある
  • □後ろから呼びかけられると気付かないことがある
  • □聞き間違いが多い
  • □見えないところからの車の接近に気付かない
  • □話し声が大きいと言われる
  • □集会や会議など数人の会話がうまく聞き取れない
  • □電子レンジなどの電子音が聞こえない
  • □相手の言ったことを推測で判断するこ とがある
  • □家族にテレビやラジオの音量が大きいと言われることがよくある

出典:(一社)日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会ホームページ

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