予防歯科で健やかな毎日を
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- 保健福祉局健康推進課 電話093-582-2018
痛みが出てからでは遅い
初期の虫歯や歯周病は痛みが少なく、痛みを感じた時には、自然治癒が不可能なほど進行しています。
また、進行してからの治療は痛みを伴ったり、費用がかさんだりすることが多いため、痛みが出る前に対処しましょう。
進行してしまうと・・・
- ●虫歯は、歯を削って詰め物やかぶせ物をする、歯の神経を取るなどの治療が必要になります。
- ●歯周病は、歯茎の下の歯石除去や歯茎の手術などが必要になります。
治療をしても、虫歯や歯周病になる前に比べると歯を失うリスクは高くなるため、何より予防が大切です。
フッ化物配合の歯磨き剤で虫歯予防
市販の歯磨き剤の9割以上はフッ化物(フッ素)を配合しており、適切に使用することで虫歯の24%、根面虫歯(歯茎が下がった部分にできる虫歯)の67%が予防できると言われています。
フッ化物は歯磨き後も効果を発揮するため、すすぎは少ない水で一回で済ませるなど、口の中に長く留めることが大切です。
定期受診が重要
セルフケアによるプラーク(歯垢(しこう))の除去率は、歯磨きで約6割、歯磨きと歯間ブラシ・フロスの併用では約8割です。
セルフケアだけでプラークを完全に除去することはほぼ不可能です。また、残ったプラークは時間が経つと歯石になり、セルフケアでは除去できなくなります。
口の中の健康を保つには、歯科医院で定期的にプラークや歯石を除去することが必要不可欠です。
■市では、登録歯科医療機関で各種歯科健(検)診を実施していますので、ご活用ください。