令和5年度は「成長への再起動」をテーマに、北九州市が持つ「人」「場」「企業」の3つのポテンシャルを最大限発揮することで再び成長軌道に乗せ、人と企業に選ばれる都市の実現に挑戦しました。
その結果、企業誘致における投資金額が過去最高となるなど、一定の成果を残すことができました。また、ふるさと納税の受け入れ額や財政状況を示す指標もおおむね良好な内容となりました。
歳入(収入)
市税収入が2年連続で過去最高を更新したことに加えて、土地の売却等による財産収入の大幅な増加などにより、歳入総額は増加しました。
また、ふるさと納税の受け入れ金額・件数も過去最高を更新しました(23億円・約12万件)。
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歳入総額 6,100(100.0)
- 市税 1,811(29.7)
- 国庫支出金 1,452(23.8)
- 地方交付税 750(12.3)
- 諸収入 534(8.8)
- 市債 499(8.2)
- 県支出金 321(5.3)
- その他 733(11.9)
[単位:億円()内は構成比%]
歳出(支出)
国の経済対策などを活用した給付事業や投資的経費(新日明工場建設事業等)の増加により、歳出総額は増加しました。
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歳出総額 6,070(100.0)
義務的経費 3,390(55.9)
- 人件費 1,020(16.8)
- 扶助費 1,694(27.9)
- 公債費 676(11.2)
投資的経費 668(11.0)
- 普通建設費・災害復旧費 668(11.0)
その他の経費 2,012(33.1)
- 物件費 671(11.1)
- 繰出金 493(8.1)
- 補助費等 329(5.4)
- 貸付金 355(5.8)
- その他(維持補修費等) 164(2.7)
[単位:億円()内は構成比%]
財源調整用基金(市の貯金)残高
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- R1(年度) 259(億円)
- R2(年度) 251(億円)
- R3(年度) 327(億円)
- R4(年度) 363(億円)
- R5(年度) 376(億円)
対前年度比で13億円の増加
財政の健全化に関する指標
・実質公債費比率 10.1%(前年度から0.3ポイント減少)
借入金(地方債)の返済額(公債費)の大きさを財政規模に対する割合で表したもの
・将来負担比率 143.2%(前年度から4.0ポイント減少)
借入金(地方債)など現在抱えている負債の大きさを財政規模に対する割合で表したもの
いずれも前年度より改善