北九州市政だより

NO.1470

文字サイズ

令和6年11月15日号 特集1

特集1
こどもまんなかcity 北九州市

市の担当課
子ども家庭局総務企画課 電話093-582-2280

こどもまんなかcityの合言葉 北九州市こどもまんなかスイッチ!

こどもがいたら、みんなで「にこにこスイッチ」オン! こどもとは、ひざをかがめて「同じ目線」で こどもに教え諭(さと)すときには「愛情いちばん」 子育ては時に大変なことも。やさしく伝える「大丈夫」 こどもの周りには、いつもたくさんの「ありがとう」を

みらい政策委員会から市長に提言を行いました!

 北九州市では、令和6年度から、市の施策にこどもたちの意見を反映する「みらい政策委員会」事業を実施しています。委員会を設置した学校では、政策テーマごとにワークショップなどで検討を重ね、10月17日に市長へ提言を行いました。
 市では、受けた提言を基に、「コンタクトレンズ空ケースのリサイクル」や「大池公園(八幡西区)への看板設置」などを早速実現していきます。


▲ワークショップの様子

▲市長への提言の様子

こどもまちなかスペース

市内の商業施設に、小倉高校と敬愛高校の生徒が企画した、こどもが自由に過ごせるスペースを開設しました。


▲AIMビル2階 休憩スペース
(小倉駅北側)

▲ゆめマート門司
(門司区柳町2丁目)

こどもまんなか駐車場


▲ゆめマート永犬丸
(八幡西区八枝1丁目)

幼いこどもがいる家庭や妊娠している人が優先して使用できる駐車スペースが商業施設に開設されました。

市長からのメッセージ

 このまちを創り、支えてこられた皆さんのお知恵とご経験は北九州市の大切な「宝」です。だからこそ、その「宝」を引き継いでいくこどもたちの育ちを、まちぐるみで応援したい。そんな思いで「こどもまんなかcity」を宣言し、合言葉としての「こどもまんなかスイッチ!」を定めました。
 いまの大人の姿を見て、未来の大人たちが育まれます。世代を超えて、笑顔でともに応援し合う北九州市へ。今日からできるアクションを起こしてまいりましょう。

北九州市長 武内 和久


▲こども市長体験会(8月21日)にて

こどもまんなか 企業の取り組み

こどもまんなかワークスタイル

働き方を見直して会社全体の雰囲気が変わりました

 数年前から働き方の見直し(就業規則の改定、ハラスメント防止研修など)を進めており、その一環で男性社員も育児休業を取りやすい環境を整えました。男性が多い会社なので、当初は「人手が足りなくなる」と不安の声もありましたが、各部署の担当者が休業などに関する法律について理解し、社内で丁寧に伝達したのでスムーズに進めることができました。
 上司が率先して育休を取得することで、若い世代も気兼ねなく取れる雰囲気になっていると感じます。年次有給休暇の取得率も上がっており、これからも、長く働き続けてもらうための「働きやすい会社」づくりを進めていきたいと考えています。

株式会社西日本メタル
本社総務室 福島 莉紗さん

同社の取り組みは、令和4年、「北九州市女性活躍・ワークライフバランス表彰」奨励賞を受賞

育児休業を取得した
男性社員の声


柴田 正治さん

 育休を取得し、妻と悩みや苦労を共にすることで、育児の大変さを改めて実感しました。妻の気持ちも理解でき、今後も二人で協力して子育てしていこうと意気込んでいます。
 こうやって、家族を大切にすることができたのも職場の皆さんが育休を取得することを快く受け入れてくれたからだと思います。せっかく育休を取るのだから育児に専念しよう!という気持ちで育休期間を過ごせました。

令和7年度、育児・介護休業法等の改正が施行されます

●こどもの年齢に応じた柔軟な働き方の拡充


●育児休業の取得状況の公表義務の拡大


●仕事と介護の両立支援制度の強化 など

ご活用ください

両立支援等助成金(厚生労働省)

 仕事と育児・介護などが両立できる“職場環境づくり”の取り組みに助成金を支給します(中小企業が対象)。

男性の育児休業取得を促進
男性労働者が育児休業を取得しやすい雇用環境や業務体制を整備し、育児休業を取得した男性労働者が生じた事業主に助成金を支給します
仕事と介護の両立支援
円滑な育児休業取得支援
育児中の業務体制整備支援
育児休業取得者などの業務を代替する周囲の労働者への手当支給や代替要員の新規雇用などの取り組みに対して助成金を支給します
仕事と育児の両立支援
仕事と不妊治療の両立支援
問い合わせ
福岡労働局企画課 電話092-411-4717
WLB推進アドバイザー派遣(北九州市)

 新たにワーク・ライフ・バランス(WLB)や女性活躍推進に取り組もうとする(充実を図る)事業者にアドバイザー(社会保険労務士)を派遣し、専門家の立場で助言や情報提供などを行います。

〈例〉

●育児期・介護期の社員が安心して働ける職場づくり
●ハラスメントのトラブルを防止するには
●助成金を活用した自社の取り組み(仕事と育児・介護との両立等)の促進 など
問い合わせ
総務市民局女性の輝く社会推進室 電話093-582-2209

こどもまんなか 地域の取り組み

忙しいパパママをサポート!

シン・子育てファミリー・サポート事業

 子育てを「支援してほしい人」と「支援してくださる人」が会員となり、保育施設などへの「送迎」や放課後の「預かり」、保護者の急用・急病時、軽度の病児の「預かり」などを地域の中で支え合う事業です。

利用の流れ

依頼会員Aさん 提供会員Bさん
支援してほしい人 支援してくださる人
会員登録
依頼内容を確認
会員登録
研修会の受講
シン・子育てファミリー・サポートセンター
Bさんの紹介 Aさん援助の打診
依頼会員・提供会員の事前打ち合わせ
マッチング成立 援助が必要な時にすぐに活動

10月からより利用しやすいよう金額を改定しました!

このほかの変更点

  • ・自宅以外での預かり場所の確保
  • ・タクシーでの送迎(試行)など

活動の依頼 ワンコインで助かる! 活動の提供 少しでもお手伝いできて嬉しい!

時間・対象 利用料金
依頼会員が支払う額
報酬額
提供会員が受け取る額
月~土曜日の7~19時 500円/1時間 1000円/1時間
上記以外の時間と日曜日、祝・休日 600円/1時間 1100円/1時間
病児(軽度)の支援 600円/1時間 1100円/1時間

※きょうだい児を同時に支援する場合、2人目以降は半額です。

安心してお任せください
▲竹田 祥子さん

提供会員

 友人から「こども好きにピッタリの事業がある」と教えてもらったのが提供会員に登録したきっかけです。
 今は自分の子育てと仕事の合間の時間に、お子さんの預かりや幼稚園・習い事への送迎をしています。マッチングも曜日や時間帯など、自分の都合を考慮してくれるのでスムーズです。預かり中のけがや食事面など、気を配る点は多いですが、日々成長していくこどもの姿が楽しみで、「続けてよかったな」と感じています。
 私自身も産後うつの時に、周りの人たちに支えてもらいました。子育ては一人で抱え込まず、私たち提供会員を頼ってください。

一緒に活動してみませんか
▲吉留 富士江さん

提供会員

 23年前から提供会員として自宅でこどもを預かっていましたが、数年前から年齢のこともあって、活動を休止していました。
 10月から制度が変わり、こどもの預かりが市と連携した民間施設でも可能になり、活動を再開しました。施設での預かりであれば、安全な環境が確保されており、複数人の提供会員でこどもの対応ができるので、安心して活動ができます。
 ぜひ、皆さんも提供会員として一緒に活動してみませんか。

 会員登録やサービス内容など詳細はシン・子育てファミリー・サポートセンター 電話093-511-3081へ問い合わせを。市のホームページでもご覧になれます。

このページに関するお問い合わせ
子ども家庭局総務企画課 電話093-582-2280

ページの
先頭へ戻る