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門司港発祥「バナナの叩き売り」

更新日 : 2023年8月31日
ページ番号:000009638
バナナの叩き売りの様子
(上)バナナの叩き売り  (下)「バナナの叩き売り発祥の地」の碑

 バナナが日本に輸入されたのは明治36年頃で、当時、基隆(キールン)[台湾]の商人が神戸に持ち込んだのが始まりです。それが大量輸入されるようになったのは、明治41年以降で、終戦の4、5年前までです。その頃、台湾は日本の領土であったことと、門司港が産地台湾と最も地理的に近い関係もあって、大量荷揚げされ、市場が設けられたのでした。

 このバナナ入荷は、青いままのバナナで、3、40人の仲買人[室(むろ)を持つ問屋]により競(せ)リ売りが行われました。そして、引き取られた青いバナナは、地下室で蒸されて、黄色のバナナとなって、市場に売り出されたものでした。ところが、輸送中に蒸れた[俗に籠熟(かごうれ)バナナと言う]ものや、加工中に生じた一部不良品等で輸送困難なものは、出来るだけ早く換金する手段として、露天商等の手を経て、口上よろしく客を集め売りさばかれたのが「バナナの叩き売り」の始まりです。

 現在、JR門司港駅前(旧門司三井倶楽部側)に『バナナの叩き売り発祥の地』の記念碑が建っています。

 近年、「バナナの叩き売り」は、年齢の高い人には懐かしい響き、 若い人には新鮮な響きと受け取られ、人気を呼んでいます。
 また、「バナナの叩き売り」は、『門司港バナナの叩き売り連合会』によって継承されており、『門司港バナナ塾』を毎年開講し、人材育成にも努めています。

バナナの叩き売りは、2017年4月、「関門ノスタルジック海峡」の構成文化財の一つとして、日本遺産に認定されました。

バナナの叩き売りの写真
(上の写真)昭和初期 (下の写真)現在の様子

叩き売りの実演について

門司港レトロ地区での実演(定期)

日時

土曜日、日曜日(ただし第5週目は除く)。
各日13時から。(バナナが無くなり次第終了します)

場所

門司港レトロ観光物産館港ハウス前(門司港レトロ地区)ほか。

雨天中止。
(注意)他イベントの出演などのため、晴天においても中止となる場合があります
 

各地イベントでの実演

各地のイベントやお祭りにて、バナナの叩き売りの実演を行っています。
出張実演を依頼されたい場合は、下部 問い合わせ先までご連絡ください。

近年の実演実績 抜粋

  • 門司みなと祭・海峡フェスタなど 
  • 豪華客船「クイーン・メリー2」寄港イベント
  • 復興支援イベントin熊本城
  • 企業が開催する納涼会等のイベント
  • 各地の町内会、福祉施設が開催するお祭り  など
バナナの叩き売りの流れ
バナナの叩き売りの流れ(参加方法)

「バナナの叩き売り」を外国語で紹介します(Moji Port Banana Auction)

 門司港レトロ地区は国内をはじめ、海外の方も観光に多く訪れます。バナナの叩き売りをご覧になられた方から日本語を聞いて内容を理解するのが難しいとの声が多く聞かれましたので、チラシ(英語ver.)と動画(英語・繁体字・簡体字・ハングル)にてバナナの叩き売りを紹介しています。

英語チラシ
バナナの叩き売りチラシ【英語ver】

お問合わせ先(バナナの叩き売りに関すること、実演依頼)

門司区役所総務企画課企画係

  電話 093-331-2252 バナナ担当

  FAX 093-331-1805

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このページの作成者

門司区役所総務企画課
〒801-8510 北九州市門司区清滝一丁目1番1号
電話:093-331-0039 FAX:093-331-1805

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