ページトップ
印刷用ページ(新規ウィンドウで表示します)
現在位置:トップページ > 市政情報 > 市長記者会見 > 令和6年度(2024年度)市長定例会見 > 17.令和6年(2024年)12月25日北九州市長定例記者会見
【コメント】
(1)コクラBEAT
(2)コクラ・クロサキリビテーション第2弾
【発表案件】
(3)20th応援フェス
(4)働き方をデザインできる市役所へ
ページ本文

17.令和6年(2024年)12月25日北九州市長定例記者会見
【コメント】
(1)コクラBEAT
(2)コクラ・クロサキリビテーション第2弾
【発表案件】
(3)20th応援フェス
(4)働き方をデザインできる市役所へ

更新日 : 2025年1月16日
ページ番号:000174523

コメント項目

(1)コクラBEAT

(2)コクラ・クロサキリビテーション第2弾

月日:2024年12月25日
場所:北九州市役所

発表項目

(3)20th応援フェス(PDF:790KB)

(4)働き方をデザインできる市役所へ(PDF:322KB)

出席者 北九州市長

会見の動画(YouTube)

会見録

(1)コクラBEAT

あ

市長
皆さんおはようございます。ちょっと準備に手間取ったようで少しお待たせをいたしましたが、今年最後の定例記者会見ということで開始をさせていただきたいというふうに思います。今日はクリスマスということで、1人でも多くの市民の皆さんが楽しいクリスマスを迎えてくださっていると嬉しいなと思いますけれども、今年も1年、皆さんには大変お世話になりまして本当にありがとうございました。いろいろなことありました北九州市でございましたけれども、本当に皆さんのお力もいただきながら市政を進めてこられたことは大変嬉しく思いますし、感謝を申し上げたいというふうに思います。では今日いくつか発表とコメントなどを申し上げたいというふうに思います。まず「コクラBEAT」についてです。「コクラBEAT」につきましては、第1弾として今年の秋冬、紫川、このリバーフロントの可能性とポテンシャルを活かすという考え方の下に、62日間連続で様々なイベントを展開をいたしまして、まちのアップデートに努めてまいりました。一連のイベントもクリスマスの本日、いよいよ最終日を迎えます。今年1年の主な出来事とともに取組を振り返ってみたいと思います。この1年、まずは北九州市にアテンションを集めるということで、北九州市が持つポテンシャル、可能性の見える化、これを、力を注いでまいりました。もちろん私自身も様々なトップセールスや発信というのもやってきましたし、市民の皆さんのお力を合わせながら、いろいろな北九州市の動きというのが顕在化した1年だったというふうに思います。国内外に明るい話題を広く発信できた部分も多かったのではないかと考えております。結果として企業の進出、人の流入が進むなど、明るい大きな流れが生まれてきているのは本当にこのまちの力、人の力の賜物であると思います。振り返りとなりますが、投資関連では、IT企業を中心に企業進出・企業誘致も進みまして、市政を預かって1年目の企業誘致額というのが2,581億円ということで1年目、過去最高額ということになりました。7月にはインテリジェントビル、北九州市で初めての高機能インテリジェントビルである「BIZIA小倉」がオープンをしまして、日本IBM様をはじめITソフトウェア関連企業が入居をしていただいております。令和9年度に北九州市立大学の新学部が旦過市場に開かれるという方針も決まったところでありました。北九州空港では、滑走路3,000メートル化に着手がされまして、4月にはヤマトグループの貨物専用便が就航をいたしました。グリーンエネルギーの導入に関しましては、北九州響灘洋上ウインドファームの建設工事が令和7年度の運転開始に向けて着実に進んでおります。観光面では、玄界灘、響灘、周防灘、3つの海に囲まれた豊かな漁場で獲れる極上の魚や寿司店などの匠の技を活かしまして、「すしの都」を目指すこととしました。また若松北海岸では、観光地化に向けた規制緩和を行ったところです。若者・子どもを応援するという意味では、市の組織を改正して全国初めての「Z世代課」を設立をし、「こどもまんなかアクション」、「おいしい給食大作戦」、「第2子以降の保育料の完全無償化」などの施策を展開をしてきました。他にも、高齢化大都市のフロントランナー・北九州市として「未来の介護大作戦」、あるいは市民センター館長の民間経験者採用など「地域コミュニティの再生」、福岡市と連携しての「一人一花運動」などにも取り組んできたところでございます。あと今年は国際スポーツ大会も本当に目白押しでありました。バレーボールの「ネーションズリーグ」、パルクールの「世界選手権」、卓球の「WTTファイナルズ」等々が開催されまして、その際に単に開催するだけではなくて、エコフレンドリーな大会ということで「ミールクーポン」の配布等々、新しい北九州ならではの開催のスタイル、そしてメッセージというものを発信することにも手応えを得たというような1年でございました。そんな中で「コクラBEAT」でございますが、この「コクラBEAT」では、「BIZIA小倉」のオープンや国際スポーツ大会の開催、こういったこともフックにしながら小倉の街の新たな動きを生み出して、紫川の、リバーフロントの力を解き放とうということ、そして、やはり若者たちが心を躍らせ、パワー、エネルギーを開放できるようなまちづくりへのチャレンジの第1弾を行っていこうということで、この「コクラBEAT」を今年からスタートをいたしました。

定例会見画像

市長
そして例えば先ほど、スポーツ大会をフックに「アーバンスポーツの聖地化」ということを掲げて、街全体を舞台として、若い人たちを中心にそのエネルギーを発散していく、そしてエンタメ、あるいは劇場的な要素も入れながらやっていくということをやりました。皆さんもご案内のとおり小文字通りを、本当に珍しいことですけれども封鎖をしまして、BMXだったりスケボーをやったり、様々な交わりと賑わいの場というのをつくってくるということで打ち出したところでございます。「アーバンスポーツの聖地化」というメッセージも出させていただきました。これまでにない景色も見えてきました。国内随一の水辺空間、紫川エリアを中心に、紫川エリアを舞台に色鮮やかなレーザーショーを繰り広げることという「紫川ナイトスペクタクル」ですね。あと北九州市の初めての本格開催となる「小倉クリスマスマーケット&キャッスル」、これはもう申し上げるまでもありませんが、大変な盛況でございました。連日大盛況で、この「クリスマスマーケット」は入場者数が100万人を突破ということでございまして、約4割が市外からの来場者、7割が30代以下という、私たちが当初狙っていた1つ、「若い方を中心に多世代が交わり合うまちづくり」ということに対しては1つ大きなステップを踏めた、そう考えております。紫川周辺に人が溢れ、そして小倉の街、そして北九州の都心に多くの賑わいが生まれたという大きな起点となったイベントとなりました。この小倉から始まる元気をまた八幡であったり、他のエリアにどんどんどんどん広げていくということもこれから必要になってきます。「クリスマスマーケット」、本日が最終日となっておりますので、皆さんも、市民の皆様も最後の最後までお楽しみいただければと思います。聞いたところでは、昨日の夜は何かもう相当高校生がとかね、そういう、もうかなりまた若い方が相当昨日出られていたというような話も聞いておりますよね。本当に老若男女が様々な楽しみができる、そういう小倉の「クリスマスマーケット」ということも今年行ってまいりました。若者を中心に多くの方々の「鼓動」が集まる、本当に心が動くようなメッセージを込めた「コクラBEAT」という取組でありました。大変多くの方にお楽しみいただき、市民の皆さんの「鼓動」が集まったのであれば大変嬉しく思いますし、小倉の街にもこんなに若者が、こんなに人がいるんだ、こんなに集まるんだというお声もいただきました。まちの持つポテンシャル、底力、これを改めて体感・痛感をしたところであります。これからも小倉、北九州全体のまちがアップデートしていけるように、この大きなうねり、流れというものを展開をしていけるようにしっかり取り組んでいきたいというふうに考えております。

(2)コクラ・クロサキリビテーション第2弾

定例会見画像

市長
コメント2つ目、「コクラ・クロサキ リビテーション」についてです。ちょっと今日4つありますのでね、ちょっと長くなりますけどね。さて、「コクラ・クロサキ リビテーション第2弾」が決まりました。北九州市の再開発と企業誘致の促進策「コクラ・クロサキ リビテーション」第2弾の開発がいよいよ着手されることになりました。開発されるビルの名称は「小倉京町センタービル」です。事業主は、市内において数多くの不動産賃貸経営を行っていらっしゃる中西興産株式会社様でございます。小倉地区では長い間、民間ビルの建て替えが進まず、オフィスビルの更新、これがなかなか進まないという悩みがありました。建て替えが進むように、新たな補助制度の創設や、規制緩和をパッケージにした「コクラ・クロサキ リビテーション」、これを展開しております。民間開発の誘導、そして企業誘致の促進を重点的に図る取組として注力をしてきました。やはり民主導のストックをしっかりと活用した経済、これをつくっていく上では大変重要なアプローチであります。そして今回、地元の企業として、この小倉の街の活性化に貢献したいという思いから、この取組、参加していこうということで、従前は飲食店など様々な業種が入居していたビルを、最新設備を備えたオフィスビルへ建て替えるというプロジェクトがいよいよスタートをいたします。建設場所は小倉駅の近傍です。小倉北区京町三丁目14番8号、京町四丁目交差点の南西ですね、ここに今ホテルもあったと思うんですけど、ここですね、ここにホテルがあります。ここです。ここの部分に、JR小倉駅から徒歩5分ということで非常にロケーションのいい場所、ここに予定をされている「小倉京町センタービル」です。建設されるビルは11階建て、50メートル、延床面積約8,000m2、そして貸室総面積が約7,000m2、総事業費40億円ということになっておりまして、竣工は令和8年の8月に予定をされております。こういったパーツができておりますけれども、1つの近代的な最新型のオフィスビルになっていくということに向かってスタートをしています。今回のオフィスビルの特徴で、働きやすい環境づくりとして、これはまだここに何もない絵でありますけれども、特徴を申し上げると、基準階オフィスフロアの面積は約163坪、フレキシブルな執務空間が構築できるOAフロアとグリッド天井、省エネ面では、センサーによる自動調光制御付き照明、セキュリティ面では、非接触カードリーダーによる入退室管理などの機能を備えることになっております。今まさに進出がどんどん進んでいるIT企業の求める仕様を満たす、あるいはそこにしっかりと応えていくようなものになっております。これがフロアのレイアウト、こういう形で決定をされております。2階には、これは基準階のオフィス例、そうですね、オフィスフロアのレイアウトイメージですね。こういう、もう本当に皆さんももうたくさん取材されてお馴染みになっているかと思いますけれども、こういったアイランドタイプ、クリエイティブタイプ、様々なものを取り揃えた最新型のオフィスに生まれ変わっていくということでございます。加えて2階には、入居テナント専用となるこのアメニティもあります。ミーティングルームや共用ラウンジスペースなども設置される予定となっております。1、2階には店舗を設置しまして、ビル内外のオフィスワーカーや周辺住民の皆様などへサービスの提供が行われるということも見込んでおります。さらに屋上には入居テナント専用の屋上庭園もつくられる予定になっているということでございます。ランチタイムやリフレッシュに最適なスペースとなっているというふうに聞いております。「小倉京町センタービル」、これが完成することによって、北九州市へ進出しようとしている企業様、さらにオフィスの選択肢が広がります。企業誘致にもさらに弾みが付いてくる。また有為な人材、若い人たちがしっかりとこのまちで活躍していただける場、これができていくと考えております。「BIZIA小倉」、「小倉京町センタービル」と続きましたが、今後も第3弾、第4弾と民間オフィスビルの開発が続き、北九州市のエンジンである小倉都心部の1つ1つのオフィスビルが、点としてではなく線として、面としてビジネスの拠点となっていくよう民間開発の誘導、それを企業誘致の促進と併せてしっかりと進めてまいります。

(3)20th応援フェス

アクション

市長
さて、それでは発表案件いきます。これまではコメント、コメントでも相当長かったですね。ここからが発表です。はい。それでは次が「20th(はたち)応援フェス」ということで、こちらですね。全てはここから始まりました。今年、2024年は「若者を応援する街」に北九州市が変わっていく第一歩だと。やはり人口の流出、中心は若者です。若い人たちがチャレンジさせてくれるまちなのか、若い人たちが思いっきり力を発揮できるまちなのか、そこが北九州市に問われている。そこに応えるまちにならなければ、もうこれからの都市間競争で生き残っていくことはできない。そういう思いで、今年度の予算もテーマの柱として「若者」というのを掲げております。ここから始まりました1月の成人祭では、私もド派手衣装も着まして、何が言いたかったかと言うと、とにかく誰かの価値観を否定するのではなくて応援するまちだ、ここを北九州市のコンセプトとして明確にメッセージを発したかった、ここがありました。そこから始まりました。皆さんのチャレンジを市長として、1人の人間としてしっかり応援していくんだという、このメッセージを示したかったというところから今年が始まりました。みんなが誰かの挑戦を応援するという、そういうまちにならなければ北九州市の未来はないと、そういう思いでスタートをしました。そして次に、この4月、これは全国で初めてということになりましたが、日本一若者のチャレンジを応援する街、日本一若者を応援する街になろうということで「Z世代課」をつくりました、具体的なアクションとして。この中で、全国的にも非常にご注目いただいた部分もありますが、若者のチャレンジを応援する街、これどんどんどんどん行ける若者もいます。この間の「はみ出しコンテスト」みたいにね、どんどん行ける人もいる。でも実はそこにどんどん行くのが、少し躊躇している若者がいる。そういう人たちもしっかり応援する。これもまた別のプログラムでやっています。いろんな若い人たちをしっかり応援する街になっていこうということを形にしてきました。それは、アーバンスポーツもやはり若者を中心にチャレンジ、そして自由に、そして柔軟に自分たちを表現してほしいということの1つの取組でもありました。そして先ほどお話しした「コクラBEAT」、こういった取組もまさに若者にフォーカスを当てたわけです。何としても人口の流出をまず止めなければいけない。そのためには、一番流出しているのはもう若者ですから、北九州市。20代ですから。やっぱりそこの部分をしっかり食い止めていくにはどうしたらいいんだということで、一歩チャレンジをやってきたというのが2024年の動きでありました。まさに北九州市っていうのは、官営八幡製鉄所もそうですし、多くの企業が生まれてきたこともそうですし、多様な人々が集まってそのチャレンジを応援するということにこのまちのDNAがあります。やはりそこをしっかりと大切に引き継いでさらに発展させていく、それをやっていきたい、そういう思いで展開をしてきました。

定例会見画像

市長
そこで、今回初めて開催をいたしますが、「20th応援フェス」というものを今年、成人式に併せて開催をいたします。これは、北九州市のいわゆる「成人式」という文化をアップグレードして、そして若者たちを応援するというメッセージを込めたイベントとして、「応援は世界を変える」というメッセージを日本だけでなく世界に伝えていく、これを目指します。先ほどから申し上げている、日本である意味、最も存在感のある成人式、二十歳の式典となったこの北九州の成人式であります。これは日本を代表する存在となりつつあります。またある意味のコンテンツとしても非常に多くの注目をいただいているということで、このフェスを通じて応援が世界を変える、そして日本中、世界中の若者を応援するというメッセージを発信する機会としていきたい。その根底には、誰かの価値を否定するのではなく応援する、このメッセージを北九州市から発していきたい、そういう思いがございます。そこで今回、「20th応援フェス」には、私どものこのあらゆる多様性、あらゆる個性、そして全ての若者たちを応援するという、このメッセージに共感をしていただいた方、あるいは自ら挑戦をしてきた、挑戦をしてきて誰かに応援をしてきてもらった、だから今度は誰かを応援したい。そう考えている方に集まっていただき、フェスという形で展開をしていきたいと思います。二十歳の若者の皆さんには、その姿を見てチャレンジすることの素晴らしさ、尊さ、そして厳しさ、しかしそれが自分の人生の糧になっていくということを体感してもらいたいし、それをみんなで応援するんだというメッセージを市民の皆様と心を合わせたい、そう思っております。そこに参加してくださるアーティストの方を発表いたします。まず若者に絶大な人気を誇る音楽ユニット・水曜日のカンパネラでございます。ボーカルの詩羽さん、皆さんご存じだと思います。ボーカルの詩羽さんは、音楽活動に関わらずドラマなどにも多数出演をしておりますし、新たな分野に次々とチャレンジをしている、まさにチャレンジャーの代表格の方です。活動のモットーが「愛を伝えること」、公言される詩羽さんなんですが、こうした詩羽さんの考え方の根底には、家庭環境、いじめ、様々な困難な課題を経験してきた、そういう人生経験があると伺っております。今回の「20th応援フェス」では、経験を踏まえた詩羽さんからの大きな愛と応援メッセージを届けていただきたいと思います。それではメッセージが寄せられておりますので見ていただきたいと思います。

(動画視聴)

詩羽さん
新成人の皆さんこんにちは、水曜日のカンパネラの詩羽です。成人式、私は今23なので少し前になるんですけど、久しぶりに会う人も多いかと思うので、友達との再会をぜひ楽しんでください。20歳、21歳、19歳、18歳、その時期ってたぶんすごいいろんなことがあって悩むことも多いと思うんですけど、少しずつ自分の経験になることを重ねていったら毎日が楽しくなると思うので、頑張らなきゃいけないことも多いと思うけど、自分の明るい未来のために毎日ちょっとずつ何か頑張ったら楽しい未来があるんじゃないかなと思います。1月12日に会えることを楽しみにしています。「応援は世界を変える」、以上、水曜日のカンパネラの詩羽でした。

市長
はい、というメッセージもいただいております。私も水曜日のカンパネラ、動画見てものすごい、何かすごいメッセージ力の強い方で、もう心動かされたことがありますけど、山下さんもあんな感じ。ぜひショート動画を見てください。ショート動画とか見ていただくと、大倉さんは?じゃあぜひ見てくださいね。ぜひご覧いただければと思います。本当に何かいろんな経験されてこられて、ずっと高校時代から、自分の普通がみんなから普通じゃないと言われて、それをでも何で普通が受け入れられない、自分の普通が受け入れられないんだという葛藤なんかもありながらずっと辿ってきたストーリーとかですね、そういった、本当に心動かされるものでございますのでね、ぜひぜひ本当に、水曜日のカンパネラさん、「エジソン」は知っていますか。なかなか結構寒い空気になってしまったので振るのはやめておきましょう。すみません、急に振ってすみませんね。そういう、水曜日のカンパネラさん、ぜひ皆さんちょっと予習していただけたらより一層、私の伝えたいメッセージもお分かりいただけるかなと思ったりもいたします。そして2つ目、アジア、世界ということを念頭に置きまして、次は、海外からもアーティスト来ていただきます。台湾のSMAPとも言われる、国民的人気を博しましたアイドルグループ、台湾のロリポップです。彼らはデビュー以来、華々しい活躍をされまして、台湾のトップアイドルグループとなりましたが、2009年に解散をしました。しかし多くのファンの期待に応えて、何と今年再結成をして活動を再開したという国民的な人気グループです。
そして彼らはやっぱり年齢に負けずに、2009年に解散して以来、2024年15年振りですからね。解散からまた戻ってくる、年齢に負けずチャレンジをする彼らの姿、そしてそれを台湾の皆さんが応援するというこの流れ、これはまさにアジアを代表する1つのチャレンジでありその応援の形であるということで今回台湾から来ていただきます。やはりこのフェスになくてはならない存在として、彼らの再結成を記念したテレビ番組が台湾に非常に話題になっておりまして、このフェスの模様も台湾で記念番組を通じて放映されるという方向で、今期待させていただいております。そういう方向で話しが調整中ということでございます。では、ロリポップご存知の方いらっしゃいますか。はい、どうもすみません。聞きません。はい、じゃあどうぞロリポップの動画です。

(動画視聴)

ロリポップ全員
HELLO!北九州の皆さんこんにちは。私たちはLollipop棒棒堂です。

王子さん
こんにちは王子(ワンツー)です。

威廉さん
ありがとうございます。私は威廉(ウェイレン)さんです。

阿緯さん
阿緯(アーウェイ)です。

小煜さん
私は小煜(ユウ)です。

小杰さん
小杰(ジェイ)さんです。

敖犬さん
すご~い敖犬(アオチェン)です。

ロリポップ全員
日本で会いましょう。どうぞよろしくお願いします!がんばってよ~。

市長
はい、ということで特別に皆さんに。これ事前にご存知でないと、なかなかどうなんだということかもしれませんけど、本当に国民的人気グループ、台湾のSMAPとも言われているということでございます。ぜひまたチェックをいただければというふうに思います。なんか1人目、2人目、思いのほかあんまりリアクションがなかったのであれですけど、ここからは大丈夫です。そして3人目、こちらです。これは皆さんお分りの武井壮さんです。武井壮さんも唯一無二の存在としてチャレンジを進められている方ですよね。本当にスポーツ界のエンターテインメントっていう今まで前人未到の領域をぐんぐん進んでおられる武井壮さん。スポーツ界出身、エンタメ、そして俳優などにもたくさんチャレンジをされておられるという方、そういったチャレンジを進める方、またこのロリポップの国民的な人気番組にも出演されるというようなご縁もありまして、今回、この「20th応援フェス」に参加いただけるようになりました。武井壮さん、本当にスポーツ界からエンタメ、そして世界へとチャレンジを進め、そしてそれを応援していくという方です。この方の力もこの北九州市で開放していただきたいと思います。チャレンジには年齢は関係ない、そんな武井壮さんのメッセージも、多くの若者の心に届くのではないかと、そう考えております。武井壮さんのメッセージもあります。

(動画視聴)

武井壮さん
北九州の二十歳の皆さん、こんにちは。武井壮です。成人おめでとうございます。私も台湾の人気番組の収録と併せて、そちらの会場にお伺いすることになりました。1月12日北九州で皆さんとお会いできることを楽しみにしております。「応援は世界を変える」、北九州でお会いしましょう。武井壮でした。

市長
ということで、武井さんからもメッセージをいただいております。最後なんかリアルになって、そこもまた、でも本当にメッセージありがたいですね、こうやって送ってくださる方。じゃあポンポン行きましょう。まだあります。やっぱりアジアに世界にこのメッセージを伝えて行きたいという意味で、この北九州市の誇る、そしてこの日本の成人式という文化を知っていただくと、これはタイにも届けたい。タイにも多く知っていただきたいということで、参加者と同じ二十歳の方、タイの人気俳優アティワット・センティエンさんです。やはりこの二十歳であるということで、彼に出演依頼をいたしまして、やはり同年齢で、世界で活躍している。他の国でもタイでもこうやってどんどん同じ年齢でチャレンジをしている。この姿がまた勇気を与えてくれる。そう考えて、アティワット・センティエンさんも来ていただきます。はい、どうぞ。

(動画視聴)

アティワット・センティエンさん
YO!皆さんこんにちは。“20th応援フェス”に私も参加できること、とても嬉しくワクワクして大変光栄です。本当に感激しています。式の当日は特別なショーを用意しています。楽しい時間を約束するのでお楽しみに。2025年1月12日北九州でお会いしましょう!“応援は世界を変える!”会場でまたお会いしましょう。

市長
はい、スターという感じですね、本当に。タイのアティワット・センティエンさん。人気俳優であられます。人気俳優でもミュージシャンでもあられると、多くの映画に出られておられます。そして最後に、司会を務める方、この方もやっぱりチャレンジをして、世界中から応援されているような方いないかと探しました。いました。しかも福岡を拠点に世界で活躍される、世界から応援される方がいました。この方です。ノボせもんなべさんです。これは皆さんご存知ですかね。あれっていう。KBCさんはよく出られている面もありますけれども。特徴的な髪形を武器にしまして、イギリスの人気番組「ブリテンズ・ゴット・タレント」でしたかね、もう会場から賞賛されて、ゴールデンブザーが出たという、これがものすごいことを巻き起こした方です。これもユーチューブなんかで見ていただくと、そこでイギリス、そして世界中の人たちを歓喜させた模様が流れていると思います。いや、もう本当にこのノボせもんなべさんは、この福岡、日本から飛び出て行って、イギリスの世界的番組に出て行って、自分の髪形を武器としてチャレンジをする。そしてそこもものすごい勇気がいると思うんです。それで世界から賞賛をされる。これをやってのけた。このノボせもんなべさんからも発されるエネルギーやメッセージは強いものがあると私は信じています。私は、聞いたところによると彼がこの容姿を受け入れた、髪形の部分ですね。容姿を受け入れたのは、ほんの数年前で芸のネタにできるまで葛藤を乗り越えたという、彼だからこそ、ノボせもんなべさんだからこそ贈れるメッセージもあるんではないかというふうに思います。ノボせもんなべさんのメッセージです。

(動画視聴)

ノボせもんなべさん
二十歳の皆さんこんにちは。私、世界的オーディション番組、イギリスの「ブリテンズ・ゴット・タレント」で審査員がワンシーズンに1回しか押せないボタン、「ゴールデンブザー」をいただいたお笑い芸人、ノボせもんなべです。はーい。ということで、二十歳の皆さん、これからさらに人生に励んでください。これから激しく人生が変わる人がいるかもしれませんが、私もハゲながら応援しております。ヨッヨッヨッヨッヨッヨッヨッスヌーピー。応援は世界を変える。ノボせもんなべでした。1月12日にお会いしましょう。

市長
はい、ノボせもんなべさんもこれだけシーンッと聞かれていると思っていなと思いますけど、まあでもこれが彼の芸ですからね、一応、皆さん。これは皆さんご存知ですかね、山下さんどうでした?知っていますよね、これは。知りませんでした?本当に?全然大丈夫です。応援します。このように多彩なゲストが、この「応援が世界を変える」というこの北九州市のメッセージ、これに共感をして集まってくださること、本当にありがたいことです。みんながチャレンジをして、そしていろんな方の応援を受けて、1歩1歩階段を上っている。そして、その思いを今度は、二十歳の若者たちに送りたいという思いで集ってくださる皆さん、この思いを集結した「20th応援フェス」、開催をしていきたいと思います。これ式典のあとということになりますけれども、この若者を応援するにふさわしい、ある種国際的なエンターテインメントの舞台として開催をしていきたいと思います。もちろんメッセージだけではなくてライブパフォーマンスもありますしね、お祝いムード、そしてみんなを応援するムードというのが、ボルテージが上がって最高潮に達していく、これを私は思い描いております。このような開催、成人祭を展開する、これもう多分、全国でももう自治体として、もう多分唯一無二だと思います。ただ、北九州市だからこそ、ここにチャレンジをしたい、そして若者を本当に本気で応援するメッセージを送りたいという思いで企画をいたしております。でですね、これ本当に台湾の番組とか台湾のトップスターだったり、タイの人気の俳優だったりしますから、これはもう日本だけでなく、台湾やタイでも話題になるということが見込まれます。ユーチューブでも一部アーカイブ配信、これを実施するので、来場できない方もまた他の地域でなかなかお越しになれない方も、この盛り上がりを体験、体感をしていただき、そして、北九州市は若者を応援する街だと、否定するのではなくて応援する街だというメッセージを、より多くの若い方々に感じていただきたい。そしてそれを後押しする上の世代の皆さんと一緒に繋がり合って、すべての人が応援し合う、そういうまちづくり、社会づくりをしていきたいというふうに考えています。なお、このフェスへの参加は専用ホームページから受付中でございます。多くの方のご来場、多くの方のご取材をお願い申し上げたいというふうに思います。

(4)働き方をデザインできる市役所へ

定例会見画像

市長
最後となります、ちょっと今日は大変長くなってしまって、ちょっとかなり丁寧にやっておりますので、ちょっと長くなってしまって恐縮でございますけれども。「働き方をデザインできる市役所へ」ということを、北九州市。これは、背景を少しお話しますと、今年6月にキックオフした市役所各部局における、市政変革の取組を討議する公開会議、X会議というのがございます。ここの中で、もう出ちゃった、出ちゃったね。はい。

雑紙

市長
今回あります。“週休3日制”全面施行、政令市初めてとなります。“ノータイ・ノージャケ・ノーカラー”1年、通年ということもやりたいと思います。働き方をデザインできる市役所へ、政令市初の週休3日制全面施行、そしてノータイ・ノージャケ・ノーカラーということであります。これは、市役所各部局、X会議の中で若手中心とするメンバーで行うプラチナ市役所プロジェクトで、様々な意見をいただきました。もっとどうしたら、自分たちの力が発揮できる市役所になるのか働きやすくなるのか。これですね、やはり大事なことで、職員の皆さんが自主性を発揮し、自らの職場環境などについてしっかり考え、そして提案をしてくれたということは非常に大きな心強い動きでした。そうした中で、自らの働き方をデザインできる組織にアップデートしていこうという方向性で今回打ち出すものでございます。まず週休3日制の全面施行。政令市初めてということになります。職員の勤務時間につきましては、プラチナ市役所プロジェクトにおきましても、育児や介護などライフスタイルに合った働き方ができるようにしてほしいとか、リスキリングや余暇などの時間を確保していきたい。自分の働き方をもっと自分でデザインしたいんだと、いうようなお声がありました。これはもちろんね、民間企業、よく今は外資系企業とかもどんどんどんどんそういうふうになっていきます。民間企業もそういう流れが来ている。こと、行政においてそれが、なかなかいろんなくびきもあって、しづらいという事情もありますがここに向かっても、挑戦をしていきたいというふうに思います。週休3日の施行ということでございますけれども。具体的な内容ですけども、職員の方が、期間を1週間から4週間で選択し、その間のトータルの勤務時間が変わらないように勤務時間を割り振るというようなやり方、フレックスの辺を使いながらということですね。理由は特に問いません。もちろん、介護とか、育児とかリスキリングとか、趣味であったり、自分磨きであったり、何か学びたいとか、あるいは通勤時混雑ちょっと回避したいんだとかいろんな理由があると思います。職員それぞれの理由で構いません。ただ、市民対応窓口のある市役所で本当にそれができるのか。これはこの試行の中で、課題の整理などをしていきたいというふうに思っております。そういった問題がないようにしていきたいと思います。今、週休3日制を導入している基礎自治体っていうのが今のところ確認されてないですかね。政令市はないってことですよね。はい。という状況になっております。やはり窓口業務があったりするということもあって、ただ、やはり今私どもも、やはりより多くの市の職員の皆さんの力が発揮できるようにということをしていきたい。また多くの方々に市役所を志していただきたいという課題も抱えています。こういった中で、全職員を対象とした週休3日制の試行、これを政令市で初めて行うということによって、働きやすい市役所。そして、選ばれる市役所、これを目指してまいります。併せて、服装に関しましても、もう働き方をデザイン、自らデザインできる市役所へということで、ノータイ・ノージャケ・ノーカラーということでやっていきたいというふうに思います。これをもう1年間、通年でやっていくという取組です。これによって、職員の皆さんの能率が上がり、またモチベーション上がっていくということを目指します。これも、やはり職員の皆さんのプラチナ市役所プロジェクトの中で、通年の服装の軽装化、これを求める声が上がっておりました。確かにね、業務によってはずっと内勤で、ずっとデスクワークされている方もたくさんおられる中でやっぱその点、もう少しリラックスして、リラックスと言いますか、自分らしいスタイルでやっていきたいというお声もあると。これも導入。あと暑い寒いが今ね、なかなかもう激しいですから日によって、そういったようなこともあって、今までノータイ・ノージャケというのはある程度、クールビズとかそういったところも含めて、取り入れておりましたけど。今度ノーカラーということで、襟が付いていなくても働きやすい。これによってTシャツにジャケット合わせたオフィスカジュアルというような装いも可能となります。ただ、もう言うまでもないことですが、公務員として品位を失わないということは当然の前提です。節度ある服装を心がけ、式典や行事、それから外部の方の面会などの場では、もちろん適切にネクタイを着用するなどジャケットをちゃんと着用するなど、そこはしっかりとプロフェッショナルとしてやっていくということは言うまでもありません。職員一人ひとりがTPOに応じて働きやすい服装で、意欲的に業務に取り組み、そして公務能率を向上させることによって、ひいてはそれが市民サービスの向上に繋がっていく、あるいはクリエイティビティ創造性の発揮にも繋がっていく。またチームワークを強化していくことにも繋がっていくことを意図しながら、この取組を進めていきたいと思います。このように、自ら働き方をデザインするという職員とともに、職員の満足度や意欲を高めていくこと、これ現代の行政機関においてもものすごく大きな課題です。公務能率を高めて、そしてその効果を高めて、ひいては市民の皆さんのサービスを向上させていく、ここに繋げていくことを目標に、そして多くの方が目指してくれる、働きやすい、選ばれる北九州市役所を目指していきたいと思います。以上です。今日は50分もしゃべってしまいましたんで皆さんお疲れだと思う。すみません。それでは質問を承りたいと思います。

(5)質疑応答

記者
幹事社朝日新聞です。よろしくお願いします。最初に、「コクラBEAT」に関連して、市長この1年をいろいろ振り返っておられましたけれども、そうしたことの中で、最も手応えを感じたものと言いますか、出来事であったり、あるいは施策であったり、これが特に印象深かったということがありましたら、1つ教えていただきたいのと、もう1つこれをもう少しうまくできたのではないかと言いますか、課題が見つかって、次に活かしていけるんではないかとか、そういったものがありましたらそれについても教えてください。

市長
それは「コクラBEAT」ということじゃなくて。

記者
1年振り返られて、企業進出とか。

市長
市政全部?

記者
話に上げられたようなことの中から。

市長
市政全部の中で?

記者
はい。

市長
ちょっと最後ですからって。わあ、それはちょっと難しい。小島さんまた。どれ1つでもどれもこれもね、思いを込めて一生懸命やってきたので、何かこれがすごくよかったということを限定するのなかなか難しいんですが。1つ、敢えて今パッと頭に浮かんだことで言うと、やはりパルクール選手権でエコな取組、ミールクーポンに切り換えて、キッチンカーもプラスチックを使わないとかね、竹の割りばし使うとか、エコなスポーツ大会という新しいコンセプトを出せたということと、何より小文字通りの封鎖開放ですね。これはもうやる過程でいろいろ議論はありました。なかなか簡単じゃない話なんでね、道路封鎖とかっていうの。これは、いろいろ、いろんな意見はあると思いますが、ただあそこで1つの可能性を感じたのは、やはり行政っていうのは限られた財源の中で、どれだけ市民の皆さんの喜びや、感動を生み出すかっていうことを1つ使命なんですが、やはりそのために規制緩和とか規制を解くっていうこと、この力を1つ体感できたかなと思いました。印象深いシーンとしては、やはり子どもたちが、路上にお絵かきをずっとしていたシーンで、あれを親御さんたちがものすごい喜んでおられたっていうシーンが、私にはものすごく印象深くて、やっぱり子どもたちが道路にお絵かきしていいんだっていう、この驚きとわくわく、それを、こんなことを子どもたちに体験させてもらえて嬉しいっていう保護者の皆さんの眼差し、これは私の1つの印象的なシーンとして覚えています。やはり今までアプリオリにっていうか、前提としてこういうのはなかなかできないとか道路封鎖とかそれ開放とかできないとか、そんなことしたら、苦情が出るとかいろんなことで、思考の幅を閉じてしまっていたり乗り越えられなかったこともあると思います。今回もいろんな議論ありました、中では、あれをやることについて。でもやってみようという、ああいうことを一生懸命事務方も考えてくれて、調整をしてくれて、実現してみて、それが市民の皆さんの笑顔や感動に繋がったとすれば、それは本当にいいチャレンジだったなというふうに思います。他にもいっぱいありますよ。他にもいっぱい、企業誘致ももういろんなことありますけど、ちょっと今、小島さんが言う、1つだけって言ったんで、ちょっと今頭に浮かんだ1つ象徴的な、なんで今年の市政を通じて私が感じたことは、やっぱり民の力ですね。それは、クリスマスマーケットもそうです、企業誘致もそうですし、全部行政でやるっていうことではなくて、民の方々がここに一緒になって加わってくれる。だって小文字通りの道路開放の時の、出てきてくれたBMXの協力してくれた方とかキッチンカーの方とかみんなそれに協力してくれる。民の力ですよね。やっぱり行政は舞台を、そして障害を取り除くという中で、民の皆さんの力っていうのはものすごく今年助けられたな。これはクリスマスマーケットもしかりです。やっぱりあれだけの企画をしてくれた。イベント的に言えばそういうことで、やっぱり若い方々がそれでこの都市に戻ってくるという一定の目的を達成できたということは、まだ今年度ありますけどね、若者を取り戻すという2024年のテーマというのは一定進捗したかなという手応えは感じておりますというのが1つ。2つ目、ちょっと課題があったなっていう、これいろいろありますけど、もちろんもう日々試行錯誤しながら葛藤しながら私たちもやっておりますので、すべてがもう100点満点ということは到底ありません。点と点を繋ぐ、それを線にする面にするっていうところはまだまだもっとやれたかな、もっとやらないかんなっていうのは痛感したところではあります。ものすごい分かりやすい例を言えば、例えばパルクールと小倉城とギラヴァンツの試合が同じ日にやっているわけですよね。じゃあそこをどうやって、回遊したり繋げたりということです。やっぱり点でやっていてもイベントがポコン、ポコンとやっているだけだとせっかくの効果出ませんので、例えばそういうこともそうですし、夜景もそうです。夜景もやはり、皿倉山夜景が綺麗、関門海峡も夜景が綺麗とかいろいろありますけれども、夜景の日本一とってそれをどう、点じゃなくて、線として面、繋いでいくのかっていうところは、もっとやれるなっていうことは、今現在感じています。これはもういろんなことがあってやっぱり行政のいろんな事業や政策を展開する上でも、やはり部局、部局にそれぞれ要、要あるんですけど、それを繋いでやっていくということの、まだまだ課題はあるというのを感じております。例えば、若者を応援するっても若者っていう局があるわけじゃないんですよ。若者を応援するためには、こういった都市ブランドもあるし、移住政策もあるし、様々な教育の部分もあるしいろんな部局が関わっているんですよね。そういったところを、点をどんどんどんどん線にしていくっていうところ。こういったところはまだまだ、やれることがたくさんあるなというふうに感じておりますので、長々なりましたけれども、そんなようなことを考えています。

記者
ありがとうございます。

記者
はい、すみません。

市長
津金澤さん。

記者
KBCです。先日もお話しされたかもしれないですが、改めて南区の事件で、今、冬休みに入りまして、改めて市長として市民の皆さん、お子さんの中ではまだショック受けている方も多いかと思うんですけれども、あと中学3年生と言えば今受験シーズンという中で、そういう受験に対しても少なからず影響あったと思うんですけれども、お子さんたちに対して何かメッセージというか呼びかけがあれば教えてください。

市長
そうですね。本当に改めましてということで、先日の記者会見でもお話しさせていただきました。本当にこの度、殺傷事件によってお亡くなりになった生徒さん、深く傷つけられた生徒さんには、心からのお悔やみとお見舞いを申し上げたいと思います。そして、傷つけられた方の1日も早い、完全なる回復、そして、不安に思われているお子さんたち、そして住民の皆さんの心が本当に日常に戻っていく、これをしっかりとやっていけるように努力をしたい、そう思います。今回の事件、犯人の、容疑者の逮捕という段階に今至っているところではありますが、事件の残した爪跡、それは心に残した爪跡というのは、非常に大きいと思います。やはり、まちを歩けば危険があるのではないか、そして大人たちの中ではそういうような事件も起きる可能性がある。こういうことを子どもたち若者たちが感じてしまうと。これは1つのやっぱ大きな不安の源になってしまう。ここを何としてでも守らなければいけない。若い人たちや子どもたちは、特に子どもたちは弱い存在です、心身とも。それを是が非とも、大人たちが守らなければいけないという思いを改めて持ちました。そうした中で、やはり子どもたち、若者たちに対しては、大人たちが必ず皆さんを守るんだと、そしてどんな時も一緒にいる。だから大丈夫だよということをお伝えしたいと思います。これはやはり、みんなあれですよね、本当にいろんな行動があります。まちの中を歩いたり、お店に行ったり、いろんなことがある中で、やはり人が人を信じられない、あるいはどこかに危険が潜んでいるのではないかと、恐々しなければならない、そんなまちとか社会だったらもう、その生きている幸せっていうのを感じにくくなってしまうと思います。やはり、大人たちがしっかりと子どもたちや若者たちを守るんだということ。そして今現在においては、日常を北九州市に完全に取り戻すんだというところに向かって、市民の皆さんと心合わせていきたいと思います。もちろん事件の全容はまだ分かりません。なので、それを受け、その内容を見ながら私たちも、じゃあどういう課題があるのか、こういったところはみんなで議論しながら、しっかりとどう再発の防止あるいは将来に向かって子どもや若者たちを守っていけるのか。ここは真摯に向き合っていかなければいけないというふうに思っています。ただもう今このクリスマスを迎えて、兎にも角にも、やはりお子さんたちには、この冬休みもあります。しっかり大人たちが守っていく。そして、側にいるんだということは、ぜひ1人でも多くのお子さんに届けたいというふうに思います。

記者
ありがとうございます。そうした中、先日発表されました24時間の相談窓口とかこういったものの利用っていうのは、引き続き、冬休みには呼びかけていくというかそういった対応、まずはですね、不安があったりとかですね。そういったお子様であったり保護者の皆様の相談っていうのを、引き続き続けていくっていうような感じで一応よろしかったんですかね。

市長
はい。やはり不安に思われているお子さん、保護者さんの心のケア大事な課題です。従って24時間体制の子ども相談ホットラインなど、これを最大限活用していただきたいと思います。あらゆる相談をお受けしたいと思います。加えまして教育委員会との連携、教育委員会においてということになりますが、市立の全学校に対しまして、事件に対する不安が原因で登校できない児童生徒さんの把握のための欠席状況調査の継続。そしてタブレット端末を活用した心の健康観察の導入。冬休み中やこれからの学校生活に関する生活アンケートの実施。スクールカウンセラーの派遣の強化、これらを行います。継続して子どもたちの心のケア、これをしっかりと行っていくという方針で今進めているというふうに聞いております。

記者
はい、ありがとうございました。

市長
はい、山下さん。

記者
毎日新聞山下です。「コクラBEAT」、若者の話に戻るんですけど。今年度、今年、確かにいろんな時期にいろんなイベントをされていて、本当に若者系のイベントが多かったなっていう印象はあります。それで若者のアテンションを取り戻すっていう意味では、次ですね、取り戻した先をどういうふうに描いておられるのか、来年度も含めてまた同じように同規模でも、また今年もいろいろやっているよっていうようなものなのか。それとももっと次のステップと言いますかに変わっていくのか、どういうことを思い描いていらっしゃるでしょうか。

市長
そうですね。この若者を応援するというメッセージ自体は、これは不変のものというか、1年で終わるわけじゃないのでずっとそれはやっていきたいと思います。ただそれが小倉なのかどこなのか、どういう形なのかっていうのはその時の状況とか、全体の、俯瞰しながらしっかりと考えていきたいと思っています。なので、これが毎年同じイベントが毎年行われていきますという前提には立っていません。また、若者を応援すると言っても、このイベントによってアテンション集めるというのは第一歩でしかありません。そこに対して若者のよりコンフォート、居心地の良いまちづくりをどうするのか、あるいは若者自身からも声が出ていますけども、多世代で協働する他の世代と繋がり合っていくっていうまちづくりをどうしていくのかっていうことにもチャレンジをしていきたい。1つは、地域コミュニティの再構築、多世代が協働する地域コミュニティを再構築していくということも大テーマとしてやっていきたい。また雇用や教育や、様々なところ。もうこれはやっぱり総合的に展開をしていって、1つの指標としてはやはり若者から指示を受ける、あのまちだったらいろんなことやらしてくれる、挑戦してくれる、させてくれる、応援してくれる。あるいは若者人口の流入、これをしっかりと形として、達成をしていくというようなことが1つの目安になりますよね。そういったところを見据えながら、これからも総合的、包括的に政策は打っていきたいと考えております。

記者
この集めたアテンションって言うんですか、集めたものをどう活かしていくかっていう点ではどうですか。

市長
やはりこれから企業誘致も進んでいます。多くの人が北九州市で働いてもらいたいということで、やっぱり流入をしていっていただいてこの地元の大切な企業、そして地元にこれからやってくるであろう企業にもやはり就職もしてもらいたいし、またここで新しい文化、アーバンスポーツもそうですけれども、それはもうスポーツだけでなくアートでもいいです。新しい文化を、この北九州から生み出すような流れにも、いずれ繋げていきたいと思います。あと私的には、多世代の協働っていうのもやはりこれから地域がどんどんどんどん揺らいでいっている中で、やはり若者がいることによって、上の世代を支えることができるわけであります。それはもう介護も医療も何でもそうですけどサービスもそうですしね。また、そういう若者が上の世代を支えて上の世代が若者を応援するっていうこういう流れをつくっていくというところを目指していきたいなというふうに考えております。

記者
ありがとうございます。

記者
よろしいですか。

市長
はい。

記者
毎日新聞の伊藤です。門司の件なんですけれども、2つ大きな声明、あるいは指摘が出ていますので、1つずつ市長のお考えをお聞かせください。まず最初は、ご存じのとおりの18日に出ました、イコモス、パリの本部、こちらからの、遺構の解体工事に対する強い非難と改めての遺産価値保全の訴え、当然市長もお読みになっていると思います。この中で取り壊し作業の開始を強く非難し云々という言葉がありまして、日本イコモスによりますと、これは、イコモス至上でもかつてない、極めて強い異例な表現だそうです。これは事実上北九州市に対して2度目のヘリテージアラートが出たというふうに解釈すべきだということも私は伺っております。まずこの点について市長はどのように、このイコモスの声明についてお答えになるでしょうか。お願いします。

市長
もう1点、もう1点は何ですか。

記者
もう1つは、ちょっとこれ長くなりますが。

市長
どうぞ。

記者
もう1つは、門司出身の詩人の平出隆さん。この方は、北九州市の文化大使もお務めで、門司港の、今回の保存の運動も、進めてこられました方ですが、この方が今年の福岡県の文化賞を受賞されました。12月の15日だったと思いますが、そのご挨拶の中で、今回の遺構の解体についても触れておられます。20日には、RKBラジオに出演されまして、かなり厳しい、例えばこれは破壊だとか、これはご本人が言っていらっしゃるんであれなんですが、蛮行だとかそういった言葉を使いながら、今回の市を批判していらっしゃいます。ザッと申し上げますと遺構の解体で北九州市は世界遺産に、もろもろの鉄道遺構が世界遺産になる可能性を自ら閉ざした。北九州市は自分を自分で破壊していることに気が付いていない。開発と文化財保護の共存は世界のスタンダードだ。ヨーロッパには共存の例がいくつもあるんだけれども北九州市は、そういった共存への工夫という頭がない。文化の後進国と言わざるを得ないという、非常に厳しい言葉で言っておられます。平出さんは市長にも、この遺構を活かせば、こういう未来が開けるんだというようなお手紙をお出しになったようにも伺っております。以上2つのことについて、ぜひこれまでいろいろお伺いしてきた時にいつもお答えなる、安全安心が大事だと、それはもちろん大事なことですが、そういった事務方のお書きになったペーパーではなくて、市長ご自身の、市長ご自身の生の言葉でこの2つの声明とご指摘に、ぜひちょっとお答えいただけないかということでございます。以上です。

市長
これまで類似の様々な意見があったこと、そして様々な議論があったこと、この経緯はすべてご存じの中で、それをご承知の上でということで、今回、また意見と声明ということに対しての受け止めはどうかということですね。もちろん、いただいた意見すべて、市民の方であれ国際的な団体であれ、それは大切な意見として私たちは受け止めさせていただき、そして、それもしっかりと拝読をさせていただいているということであります。そういったことを含めて、これまで様々な機会で、議会でも議論され、そして様々な説明会などでの意見を伺う機会、これをいただいてまいりました。そうした中で、もちろん、これ100かゼロか。100点満点か0点か、100かゼロかという中にどうやって、与えられた時間軸の中で、現実的な解を見いだしていくのか、これはやはり、市政を預かるものとしての1つの使命であります。そうした中で、私どもの考え方も表明をさせていただき、また様々な機会で議論をさせていただき、そういった議論にも伺いながら、いろんな試行錯誤、そして事務方もいろんな事例を調べ、担当部局もいろんな例を研究し、そしてどういうことがあり得るのか、そういうことをずっと悩みながらみんなで一生懸命考えて、繰り返して検討を進めてきたという経緯にあります。もちろん、100かゼロかという中のどこに最適な解を見出すのか、100でなければダメだ。あるいはもう90でなければダメだというお考えもあるでしょう。いや、でもゼロだ10だとこういうお声もある。こういった中でやはり最適解を見出していくというところの作業を私たちは積み重ねていき、そしてやはり、寄るべきところは、適法適切にやっていく、そして市民の皆さんの安全と安心を第一に考えていく。そうした中で遺構の一部の存置を含む、5つの方策というのを取りまとめて発表させていただいたというところに至っているわけでございます。老朽化が進み、そして、具体的に不便や不安を感じていらっしゃる方々の安全安心、これもしっかりと踏まえながら、また他方で、一部の存置を含めた門司の遺構の記憶を繋いでいくということにも、しっかりと意を払って、5つの方策というのを発表させていただきました。こういった今の現在地に立っている私たちの状況の中で、事業を着実に進めてまいりたいというふうに考えております。

記者
共存への努力が足りなかったのではないかという平出さんのお言葉なんですけれども、その点についてはどう考えですか。

市長
様々な意見はございます。それはいろんな、先ほど申し上げたように、ゼロから100まで様々な意見がある中で、私たちはすべての市民をやはり見ていかなければいけない。それらを総合的、俯瞰的に見た上で、市の方針、これを示し、またその中で、議会にも、それを、議会でも相当な議論をいただき、そうした中での議論を踏まえた上で、こういった解を見出したということでございます。

記者
最後にこれで止めます。市長は、ヨーロッパにもお仕事で滞在されたことがあるということで、特に欧米の歴史を大切にする文化というものは、非常によく熟知しておられて、造詣も深いというふうに私伺っておりますけれども、先ほどおっしゃったこととは別に、お1人の人間として、1人の政治家として、今回遺構がこのような形になってしまったということについて、何か思いはございませんか。

市長
もちろん、私も文化に関して、いろいろなこれまで人生の中で触れてきて、味わって、そこで人生を豊かにしていただいた文化や歴史の力というのはもちろん強く体感をしていますし、当然ながらそれは大事なことです。ただその中で、私たちは1つの解だけに固執することはできず、やはり全体を見なければいけません。やっぱり行政っていうのは全体を見て、そして総合的、俯瞰的に見ながら、どこに最適解を見出していくのか、それはもうあらゆる政策でそうです。これをやったから100人中100人が賛成するってことはない。もう他方でいろんな意見が噴出する課題ばかりです、私たちが担っているのは。ただそうした中でも、与えられた時間軸の中で、一定の価値観、優先順位をつけながら決断をしていかなければいけない。これは厳しいけれども、やはりやらなければいけない、私どもの行政府としての大きな使命です。ですからそこは、文化がいろいろヨーロッパ時代に文化に親しんだからそれだけというわけにはいきません。やはり具体的に現実の、市民の皆さんの安全とか命を預かる。これはやはり行政としての、やはり大事な要素でございます。やっぱりそこも見ながら、全体感、全体を見て、そして様々なプロセスを民主的なプロセスを踏みながら、最適解を見出していく。これはもう本当に私たち、やっぱり行政を預かっている者、あるいはこの市政を預かっているすべての方々で共有すべき責任であり、その中に当然いろんな議論はあって当然です。これはいろんな議論があって、当然ですけれども、そういった議論も行いながらも最後はやはり、民主的なプロセスを経ながらしっかりと決断をしていくと、これは必要なことであるというふうに考えております。

記者
安全安心が大事でないということを別にイコモスも言っていらっしゃるわけではないし、平出さんが言っていらっしゃるわけでもないし、私もそんなことは考えておりませんので、どうかその点だけはご理解ください。ありがとうございました。

市長
はい、大倉さん。

記者
ちょっと南区の事件の話に戻るんですけれども、容疑者の逮捕までの間に地域の人たちによる見守りの強化なども行われていました。こういう地域で子どもたちをはじめ住民を犯罪から守るために市が後押しする、市がどんな、市としてどんな方策があるのかとか、今後どう取り組んでいくべきかとか、そういう市長の、今思っていらっしゃることとか考えがあったら教えてほしいんですけれども。

市長
それは見守りという。

記者
そうですね。今回の事件で言うと、その見守りの強化、これまでもやっていらっしゃると思うんですけど、そういったものの強化を要請されたりとかあったと思うんですね。先ほど今回の事件の全容については、これから全容が明らかになっていろいろ考えていくというお話あったんですけど、地域でそういう防犯とかの取組、地域で守っていく防犯の取組っていうのを市としてどんなことが後押しできるのか、進めていけるのか、どうしていかなきゃいけないかというようなところを、もし市長、今お気持ちとかお考えがあったら聞かせてほしいです。

市長
そうですね。今の地域の防犯、ここについては地域の皆さんのお力を本当にいただいて守ってくださっている、これ感謝申し上げたいと思います。今回の登下校の見守りを通じても、それを体感をいたしました。そうした中で、もちろん全て行政という、全て地域という、全て個人という、そういうような、どこかが全部やるという世界ではなく、みんなで知恵を合わせて力を合わせてやっていかなければいけないと、そういうことを考えていかないといけない。なので、やはりこの防犯、安全性の確保というのは、これもう終わりなき戦いというか、終わりなき営みだと思います。やはりその状況、時代の変化、あるいはその地域の状況などに応じて私たちも様々な啓発をしたり、あるいは補助金を出したりとか、いろんな形で、その要要で何が必要かというのを判断しながら行政対応もやってきているというふうに認識をしております。今回の事件を受けてどう考えるかということに関しましては、やはりこの今回の事件の全容、あるいは経緯、こういったものをしっかりまず把握をして、どういうような必要な検討があり得るのか、どういうような取組が行政としてさらに汗をかくべきところがあるのか、そこはしっかりと見極めていくということが必要だというふうに思います。そういった意味で、現時点でこの今回の事件を受けてということで言うと、直ちにそれにお答えするのはなかなか難しいところがありますけれども、やはり犯人の動機、経緯は何なのか、そしてその背景があるのか、そしてどうしたら防げるのかといった部分についてやはり考えを巡らす中で、公として行政としてどの部分に関わっていく、役割を果たしていくべきかというところはしっかりと考えていきたいというふうに思います。なお、安全・安心の取組という意味では「子ども防犯セミナー」の実施以降、新たに追加募集して「体験型防犯教室」の実施ということで、あと不審者情報などを市民にタイムリーに周知するための、県警や教育委員会と連携しての「みまもっち」というアプリの保護者等に対する活用促進を図るというようなこと、これは、まずはしっかりとすぐに行うということは決めております。その他にも、この事件の捜査の進捗に応じて、やはり必要に応じてしっかりと検討していくということだろうというふうに考えております。はい、宮原さん。

記者
すみません、FBS宮原です。発表案件の20th(はたち)の応援フェスのことでちょっといくつか教えていただきたいです。まず予算なんですけれども、予算が既に計上されているのであれば教えていただきたくて、昨年度よりも予算を増やしてと言えるのかどうかっていうところをお願いします。

市長
予算開催経費、これは1,800でいいんかな。

担当者
都市ブランド創造局エンターテインメント課の秋吉です。予算は、当初予算3,000万円でございますが、今のところ執行見込み1,800万というような予定になっております。以上です。

記者
昨年度より増やしてとかいうのは。

担当者
すみません、今回初めての取組でございまして、昨年はゼロになります。

市長
この応援フェスというのは去年あったわけじゃないので、その分はもちろんオンしているということですね。

記者
じゃあ新規で1,800万の見込みっていうことですね。

担当者
そうでございます。

記者
分かりました。それと今年度の二十歳の記念式典の対象者は何人ぐらい。

市長
8,967人、11月20日現在8,967人ということですね。

記者
ちなみに昨年の式典の参加人数って分かりますか。

市長
8,000人、会場周辺も含めて8,000人ということですね。

記者
分かりました。

市長
今年は会場を変更し、アクセス向上、会場のキャパも増加しているということでありますし、この「20th応援フェス」というのも予定しているのでより多くの方に参加をしていただきたいというふうに考えています。

記者
分かりました。それと事前登録が必要とか、応援フェスのほうは事前登録が必要ということですが、これはもう受付中ということでよろしいでしょうか。

担当者
はい、12月1日から専用ホームページのほうで受け付けております。

記者
まだ受付可能?

担当者
受付は継続しております。

記者
あと参加者を北九州市に限定していないと思うんですけれども、これを全国から参加できるようにした理由があれば教えてください。

市長
これ成人式の式典はあれですよね、式典は市内の人です。

担当者
式典は市内の人となります。応援フェスにつきましては、先ほども市長がおっしゃったように二十歳、市内に限らず全国、それから世界の二十歳の方を応援していこうということで、フェスに関しましては全国の方を対象に、全国の二十歳の方を対象にしております。

記者
世界の人から応援してもらうから全国の人が参加できる。

担当者
そうですね。やっぱり北九州市がそういう若者を応援しているっていうところを世界に発信したいし、やっぱりそれを二十歳の若者たちに理解いただきまして、やっぱり「北九州っていいまちなんだな」って思ってもらえるようにしていきたいと考えております。

市長
この8,967人がまずベースにあるので、その方々が中核でそこに今どれだけの、現実物理的に他の国とか他の都市からどこまで来るかっていうのは、これはそこがメインというわけではないので来るかは分かりませんけど、やはり私の思いとしてはそこに、やはり同じ二十歳の世代で地理的な敷居を越えて一緒に頑張っていこうとかっていうような思いを持っている若者同士の交流と言いますか、刺激を受け合うとか一緒に分かち合うとか、そういったもの、そういった空間や機会になるとよりいいなと。やはりより多くの、これからずっと北九州でチャレンジするとは限らないので、やっぱりいろんな若者が一緒に繋がっていく、それはもう、市の境を越えて国境を越えて、いろんな人と繋がり合っていくっていうことがまた勇気になるし、刺激も受けるし、また一緒に何かやろうということになるかもしれませんし、そんなような輪を、渦をつくっていければ一番望ましいかな。ただ実際には、どこまで他都市から来るかっていうのは、これは何かあれがあるわけではないですけどね。

記者
住民票を北九州市から出している人はもう式典には出られないけど、フェスには参加できるっていうメリットはあるのかなとは思いました。

市長
そうですね。例えばこっちの大学行っているけど住んでいるのは隣のまちだとかいう方も、じゃあ大学一緒に来ようかっていうこともあるかもしれませんし、働いている場合もそうかもしれませんし、はたまた、分からないですけど今回のやはり演者、出演者の方々に直にメッセージを聞きたいっていう方が来るかもしれませんし、そういった意味で「若者を応援している街なんだ」ということでみんなが来ると。これ北九州でアーティストのコンサートやったりイベントしたりするともういろんな若い人たちがドーッと全国から集まってくるようなこともありますしね。そういったことで北九州市を知っていただく、若者に対してこれだけ応援をしようとしている市のスタンスというのも1つ知っていただく機会になれば、それはそれで行政としても嬉しい、ありがたいことではあるかなというふうに考えています。

記者
分かりました。すみません、もう1点。場所が今回変わって総合展示場になって、あの場所に北九州市の式典参加者が去年と同程度であれば7,000人とか入って、その人たちは1回出て、またフェスの受け付けをするっていう理解でよろしいでしょうか。結構混乱、30分でできるのかなと思うんですけど。

担当者
式典参加者の方はそのまま会場に残ってもらって大丈夫です。それから30分間の間でちょっと舞台転換をしながら、その30分間の間に今度、市外からのお申し込みの方を順次会場に入れる形になりますので、式典に参加している方をいっぺん出すことはございません。

記者
では受付も、受付はでもその30分でやるっていうことですか。

担当者
式典参加者の方は、当初の式典の受付1回のみで既にもう会場の中に入っていただいていますので、それから出してまた受付をするということはございません。

市長
また詳細、これ今詰めている最中でもありますし、またご疑問あれば全然遠慮なく聞いてください。はいどうぞ。

記者
すみません、TVQの堀内と申します。お願いします。すみません、ちょっと全く別の話になるんですけど、昨日話題になったPFASが芦屋基地で検出され、目標値の30倍検出されたという問題で、北九州市もお近くの都市になりますけど、何かご対応であったり、市長としての何か見解と言いますか、北九州市としての見解があればお聞かせください。

市長
そうですね。そこは今情報をちょっとよく精査をして、どういうふうに北九州市として考えていくのか、ここも精査をして対応していきたいというふうに思いますので、ちょっとまた別途、担当などからお話しできればというふうに思います。

記者
ありがとうございます。

担当者
他、ご質問ございますか。

市長
どうぞ。

記者
読売新聞、牟田口です。今年最後ということで1年、今年を振り返られて、いろいろ新しい可能性を生み出した年、北九州市としての年だったかなというのと、一方で年末に小倉南区の悲しい、辛い事件もあったりしたという状況がありますけれども、市長として来年、北九州市をどういう1年にしたいかなっていうのをちょっとざっくりでいいので言っていただければ。

市長
そうですね。本当に今年は火災、年始は火災から始まり、またこの年末にかけても南区の事件、そしてまた火災というようなこともありましたし、市政と言いますか、市民の皆様の暮らし全体で見れば非常に心を痛めるような事象もあったという1年でもありました。他方で市政に関しましては、先ほどお話ししたように、北九州市の持っているポテンシャルが見える化され、形になってくるという手応えを得た1年だったと思います。特に民の力ということによって、まちの賑わいや明るい動き、これがどんどん出てきたということは大変ありがたいことだと思います。他方で先ほどの、まだまだ課題はたくさんありますのでね、どんどん積極的に施策をやればやるほど課題もやはり見えてくるものでありますので、そこをやりながら、ただとにかく今はもうひたすらに北九州市の魅力、持っている力、人の力をしっかり形にしていきたいと思いで進んできたというようなことで、明確な成果も出てきたという思いです。来年はやっぱりこの勢いをさらに加速していく、そして大きくしていくということをさらに続けていく1年になります。これまで市政が続けてきた方向性、北九州市のポテンシャルを見出し、それを形にし、それを「成長の再起動」へと繋げていくという方向性、確実にその動きが見えてきたので、さらにさらに来年も様々な暮らしを支える経済の活性化、もちろん企業誘致や人材確保というところもありますし、賑わいづくりというところもありますし、そういったところをしっかりと強化をしていきたいと思います。来年はまたあれですね、また今後予算編成、今やっていますけれども、やはり北九州市に今欠けている、あるいはもっと強化すべき要素というのもやっぱりまた見えてきていますので、その辺りを明確な目的意識を持って強化をしていきたい、それは今日言うのはちょっとやめておきますね。またお話ししますけれども、そういう明確な問題意識を持って来年も進めていきたいと思います。すみません、長くなりましたけど。要は本当に厳しい、心痛むこともありました、今年1年。ただ非常に、民の力を中心に元気と明るさが明確に見えてきたという手応えを感じている、来年もこの勢いをしっかり形にし、大きくしていくという、そういう1年にしていきたいというふうに思っております。

担当者
他、ご質問よろしいでしょうか。ご質問なければ以上で市長定例会見を終了いたします。ありがとうございました。

市長
本当に大変今年もお世話なりました。よいお年をお迎えくださいませ。

このページの作成者

市長公室報道課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2235 FAX:093-582-2243

メールを送信(メールフォーム)

このページについてご意見をお聞かせください

お探しの情報は見つかりましたか?

【ご注意】

  • 業務に関するお問い合わせなど、お答えが必要な場合は直接担当部署へお願いします。
    上の「メールを送信(メールフォーム)」からお問い合わせください。
    (こちらではお受けできません)
  • 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。