北九州市では、優れた技能を持ち、地域産業の発展に寄与している技能者を「北九州技の達人」として認定しています。
このたび、第13回となる令和7年度の認定者4名が決定しましたので、お知らせします。
今年度の表彰式は、「北九州ゆめみらいワーク2025」内のステージイベントとして実施します。
来場自由（事前申込不要）ですので、ぜひお気軽に会場へお越しください。
第13回「北九州技の達人」認定者が決定しました
更新日 : 2025年12月3日
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認定者一覧（第13回）
【パン職人】
岩本 大志 氏（グランド アムール）
パン職人としての技能に加え、同じ小麦粉を使った菓子やピザ、サンドウィッチなど幅広い分野で高い評価を得ている。
ベーカリージャパンカップ全国大会での入賞や、一升パンの通販販売で楽天ランキング1位を獲得するなど、独自の商品開発にも力を注ぐ。
甘酒マドレーヌでは「九州福岡おみやげグランプリ」審査員特別賞を受賞し、列車販売商品なども手がけている。
また、新人育成や専門学校での講師活動を通じ、次代の職人育成にも尽力している。
【調理師（日本料理）】
久米田 幸男 氏（小文字 久芽乃）
北九州の山海の幸を活かし、日本料理の伝統を重んじた懐石料理づくりに注力してきた。
「日本料理の基本に忠実な料理を提供したい」との思いから平成26年に「小文字 久芽乃」を開業。地元の食材や調味料を用い、四季折々の懐石料理を提供している。
業界が主催する料理一品会などを通じて若手料理人への技術指導を行うほか、審査員としても活動している。
【造園師】
大福茂 氏（樹想園）
34年にわたり現場の第一線で施工に従事し、常に工事施工の中心的役割を担ってきた。
豊富な経験と高度な技能を活かし、透かし剪定によって自然な樹形を保ちながら美しい景観をつくり出す技術に優れる。
樹形を整えるだけでなく、風通し・日照を確保して光合成を促進し、病害虫を防ぐなど、四季を通じた樹勢の回復にも寄与している。
また、技能講習会では若手造園従事者への集団指導を行うなど、後進育成にも力を注いでいる。
【調理師（西洋料理）】
拝上強 氏（鉄板ステーキ＆馬しゃぶ 二巴）
フランス料理の技術を基礎に、バイヤーや商品開発など多様な分野で経験を重ね、味と盛り付けの美しさを追求してきた。
「医食同源」の理念のもと、野菜やスパイスを活かした健康志向の料理に取り組み、石鍋薬膳スープカレーを完成。
市内飲食店への指導を通じて北九州の新たな食文化の創出に寄与しているほか、北九州調理製菓専門学校での講習会を通じ、調理師育成にも力を注いでいる。
第13回「北九州技の達人」表彰式について
日時
令和7年12月12日（金曜日） 14時00分から15時00分
場所
北九州メッセ（旧西日本総合展示場新館）
（北九州市小倉北区浅野3丁目8番1号）
入場
来場自由（事前申込不要）
どなたでも参加できます。
匠が語る “ゆめ” 物語
表彰式の後には、認定者4名によるトークセッション 「匠が語る“ゆめ”物語」 を開催します。
それぞれの技能への思いや、仕事を続ける中で抱いてきた「夢」や「志」、若い世代へのメッセージなどを語っていただきます。
来場自由となっていますので、ぜひお気軽にご参加ください。
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