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西折尾地区の事業概要

更新日 : 2025年12月18日
ページ番号:000004189

西折尾地区住環境整備事業

 西折尾地区は、折尾駅の南西部に位置する起伏の多い丘陵地であり、地区内の生活道路は狭あいかつ急勾配でした。このため、緊急車両等の進入が困難な上、住宅の建替えも進まず老朽住宅が密集するなど、防災上・居住環境上の問題を抱えていました。
 このような状況の中で、本事業地区は、折尾駅周辺の再開発を目的とした「折尾まちづくり構想」において、「居住環境改善ゾーン」に位置づけられ、住民が主体となって決めたまちづくりのルール(地区計画)により良好な居住環境を創出することを目指しました。
 「全面修復型」の整備手法により、地区全体にわたって老朽住宅等を除却し、あわせて道路、公園、コミュニティ住宅等公共施設の総合的な整備を行い、平成23年度で事業が完了しました。

整備計画図

西折尾整備計画図

地区の現状(事業計画時)

西折尾地区の現状
場所 八幡西区西折尾町2番から15番及び堀川町12番
地区面積 9.33ヘクタール
住宅戸数 322戸 (老朽住宅:297戸 その他住宅:25戸)

事業期間及び総事業費

西折尾地区の事業期間及び総事業費
事業期間 平成6年度から23年度(完了)
総事業費 約106億円

事業内容

西折尾地区の事業内容
項目 内容
除却戸数 292戸(老朽住宅282戸、その他住宅10戸)
存置戸数 30戸
賃貸コミュニティ住宅建設戸数  93戸
戸建住宅分譲用地 75区画
一般分譲集合住宅等用地 1区画
集会所 1ヶ所
公共施設整備 道路整備16路線、公園・緑地整備4ヶ所、上水道・下水道整備

事業効果(指標)

西折尾地区の事業効果
指標 事業着手時 事業完了時
不燃領域率 (注1) 12.2% 60.7%
未接道・接道不良住宅率 (注2) 73.0% 0%

注1 不燃領域率

 区域内における公園・道路などのオープンスペースや燃えにくい建物が区域全体に占める割合で、まちの燃えにくさを表す指標です。40%以上の水準に達すると区域の焼失率は急激に低下し、防災性が大きく向上します。国が重点密集市街地として位置づけている地区においても、不燃領域率を40%以上確保することが目標とされています。

注2 未接道・接道不良住宅率

 幅員4メートル以上の道路に適切に接していない住宅の戸数比率。

このページの作成者

都市整備局住宅部住宅管理課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2556 FAX:093-582-4021

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