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介護ロボットの導入状況などに関するアンケート調査(令和6年度)

更新日 : 2025年3月27日
ページ番号:000175305

市内の介護保険施設等における、介護ロボットの導入状況等を調査し、今後の取組の参考とする為に、令和6年11月にアンケート調査を実施しました。

そのアンケートの結果について、下記のとおり公表いたします。

調査項目

  1. 基本情報 (施設種別・定員・職員数)
  2. 介護ロボットの導入状況について (介護ロボットの導入状況・導入効果・導入形態)
  3. 今後の介護ロボットの導入意向 (導入予定・導入を考えている分野
  4. 介護ロボットやICTの活用について気になること
  5. 先進的介護「北九州モデル」について

調査対象施設

介護老人福祉施設(特養):61か所

地域密着型介護老人福祉施設(地域密着特養):23か所

介護老人保健施設(老健):34か所

認知症対応型共同生活介護事業所(グループホーム):144か所

特定施設入居者生活介護事業所(特定施設):49か所

合計311か所 

注:括弧内は下記のアンケート結果の表中で用いる略称

実施時期

令和6年11月

回収結果

アンケート回収:182か所

回収率:58.5%

介護ロボットの導入状況について

介護ロボットの導入状況:令和6年度集計結果
施設種別 施設全体の数 導入施設数 普及率
特養(広域・ユニット) 61 19 76.2%
特養(広域・ユニット以外) 30
地域密着特養 23 15
老健 34 21 61.8%
グループホーム 144 50 34.7%
特定施設 49 31 63.3%
合計 311 166 53.4%

【結果】

  • 特養、老健、グループホームの普及率が前年比10%程度上昇した。(R5年度 特養65.1%、老健50.0%、グループホーム26.5%)
  • 令和6年度、施設全体の普及率が半数を超えた。

分野別の導入状況

分野別の導入状況:令和6年度集計結果
機器種別 導入施設 構成比
移乗支援 27 26.7%
移動支援 4 4.0%
排泄支援 2 2.0%
見守り 55 54.5%
コミュニケーション 5 5.0%
入浴支援 20 19.8%
介護業務支援(記録支援) 58 57.4%

インカム
(令和3年度から調査)

28 27.7%
合計 101 100.0%

【結果】

  • 令和3年度以降、導入種別の上位1,2位は、見守りと介護業務支援(記録支援)が占めている。
  • 移乗、インカムは、調査開始以降、構成比が2割から3割と人気が高い。

導入効果

導入効果:集計結果
施設種別 効果あり 効果なし
特養(広域・ユニット) 10 1
特養(広域・ユニット以外) 23 0
地域密着特養 12 0
老健 11 0
グループホーム 27 2
特定施設 10 1
無回答 15

【結果】

  • 介護ロボットやICTを導入した、8割以上の施設において導入効果が得られている。

導入形態

導入形態:集計結果

導入形態

補助金あり 補助金なし 合計
購入 115 70 185
リース 0 18 18
レンタル 2 12 14
無回答 - - 19
合計 117 100 236

【結果】

  • 令和6年度、購入で導入した施設の約6割が補助金を活用している。
  • 購入での導入が多く、リース及びレンタル利用は少数。

今後の介護ロボットの導入意向等について

今後の導入予定

今後の導入予定:集計結果
回答数 181
導入を考えている施設 119
導入を考えている施設の割合 65.7%

【結果】

  • 6割以上の施設が介護ロボット・ICTの導入を考えている

今後導入を考えている分野

導入を考えている分野:集計結果
機器種別 回答数 構成比
見守り 78 36.8%
移乗介助 35 16.5%
介護業務支援(記録支援) 32 15.1%
コミュニケーション 17 8.0%
入浴支援 19 8.9%
排泄支援 13 6.1%
移動支援 15 7.1%
インカム 48 22.6%

【結果】

  • 見守り・移乗介助・記録支援・インカムなど、これまで本市で実証してきた分野の導入希望が高い。

【導入を考えていない理由】

  • 価格が高く、予算がない。
  • 必要性を感じない。
  • どういった介護ロボットがあるか分からない。
  • 価格に対して、効果が低い。
  • 今の慣れた働き方を続けたい。

介護ロボットやICTの活用について気になること(抜粋)

介護ロボットの導入に関する意見

  • 補助金の継続、対象範囲の拡大や緩和、補助金額の増額をお願いしたい。
  • 耐用年数を超え、買替えが必要になった時に、補助金が存続しているか不安。
  • 価格が高額のため助成金を活用した導入しかない。正直1/4負担もきついと思いうが、助成金制度は大変ありがたい。
  • 介護ロボット導入に補助金活用を考えているが、補助金の対象外の物が多い。
  • 現場の知識・経験不足や資金不足などをサポートしていただける取り組みを更に検討、導⼊していただきたい。

介護ロボット・ICT機器やメーカーに関する意見

  • ICT機器はネットでのサポートが受けられるため、解決までの時間を短くできているが、ロボット等の機器は、機器のメーカー送付や修理及び返却など、故障から修繕までの時間が長い。現地での修繕対応サポートが充実すると、とても助かる。
  • 認知症対応の現場では興奮や暴言・暴力の対応に疲れて介護職を去る人も少なくないので、精神面のサポートを代わりにしてくれるロボットの開発もして欲しい。
  • 現場の業務(移動・移乗・排泄)と介護ロボットのミスマッチなどメーカーの開発視点が合致していない様に思える。
  • 4、5年前、移乗ロボットはとても大きく、導入は無理だと思ったが、先日Kaigo Tech Expo北九州を見に行き、非常にコンパクトになっていて驚いた。現場は「老々介護」になっており、これからのメーカーの技術に期待したい。

人材育成に関する意見

  • 現場の職員が理解して実践するための時間が必要で、ややハードルが高い。
  • 導入前後で負担が増えるが、慣れてくれば負担軽減に繋がる。が、現場職員にはストレスの様で、とても難しい。
  • 介護ロボットの導入を考えているが、現場の職員が導入に意欲的ではない。購入しても使わなければ無駄になる。職員の気持ちを上げるにはどうしたら良いか?
  • 介護スタッフは高齢の方も多く、ICT化について拒否感を抱いている方も少なくない。また、現場はICTの知識に乏しくサポートが必要。

その他

  • 行政の方々にも先導して頂いているが、業界自体が積極的な所とそうでない所の2極化しているように思える。目に見える形での実証結果が必要と考える。デメリットもしっかり伝える必要がある。
  • 実際に導入されている施設の利用者様、ご家族のご意見をお聞きしたい。
  • 普段の業務に追われ、どのような機器があるのか情報収集ができなかったり、実際に触れてみる機会や話を聞く機会が少ないと感じている。

先進的介護「北九州モデル」について

(1)「北九州モデル」について知っていますか

集計結果
  回答数
名称のみ知っている 80
内容も知っている 84
知らない 14
無回答 4

(2)「北九州モデル」の導入について

集計結果
  回答数
すでに同様のものに取り組んでいる 38
導入を検討したい 45
内容を詳しく知りたい 41
現時点では興味ない 53
無回答 5

(注)先進的介護「北九州モデル」とは

 介護業務の作業観察・分析を踏まえたICT・介護ロボット等の導入実証により、本市が構築した、ICT・介護ロボット等を活用した介護現場の新たな働き方モデル

このページの作成者

保健福祉局先進的介護システム推進室
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2712 FAX:093-582-2095

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