認知症にやさしいデザイン
更新日 : 2025年4月1日
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認知症にやさしいデザインとは
ユニバーサルデザインをベースとした、認知症の人にもわかりやすく、利用しやすいデザインのことです。
北九州市では、「認知症」にやさしいまちづくりを掲げ、ユニバーサルデザインをベースとして、認知症の人だけでなく、あらゆる人にとってわかりやすいデザインである「認知症にやさしいデザイン」の普及を進めています。
生活環境の中に、状況を理解するための手助けになる「認知症にやさしいデザイン」を取り入れることで、認知症の人が自分らしく暮らせる環境を整えることができます。
状況 | 色(明度)の組み合わせ |
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(1)改善前 | 全てが同じような色合いだと便座の場所が見つけにくい |
(2)改善後 | 明確なコントラストをつけることで便座や手すりの位置が目に入る |

(1)改善前

(2)改善後
生活の困りごとを認知症にやさしいデザインで解決「自宅でのここち良い空間づくり」に役立つパンフレットを作成しました
自宅で取り入れられる「認知症にやさしいデザイン」の事例をまとめたパンフレットを作成しました。
認知症の方が住み慣れた自宅でできるだけ長く生活できるよう、環境デザインの工夫で自宅における困りごとの解決につながるような事例をいくつか紹介しています。
事例1 | 時間の感覚がわからなくなる |
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事例2 | 使いたいものをどこにしまったか分からなくなる |
事例3 | トイレの場所がわからなくなる |
事例4 | トイレの便器の場所がわからなくなる |

【福岡市作成】「認知症の人にもやさしいデザインの手引き」
福岡市は、多くの人が「認知症の人にもやさしいデザインの手引き」を参考に施設等へのデザインの導入を行うことで、認知症になっても暮らしやすいまちづくりにつなげていくことを目指しています。
この手引きでは、私たちの住環境をより過ごしやすい環境に整える30のポイントがまとめられています。

出典:福岡市作成「認知症の人にもやさしいデザインの手引き」


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