北九州市における公共施設マネジメントの取り組み
本市では、昭和40年代後半から50年代(1970年代から1980年代半ば)にかけて集中的に整備された公共施設が、今後、更新の時期を迎えます。
また、近年の本市の財政事情は「福祉・医療費」が年々増加する一方で、施設整備にかかる「投資的経費」はピーク時から大幅に減少し、近年横ばい状態にあるなど、公共施設を取り巻く環境は、非常に厳しいものがあります。
本市の公共施設マネジメントは、市民の安全・安心を確保し、子どもや孫の世代が安心して暮らせる地域社会を築いていくため、真に必要な公共施設を安全に保有し続けることができる運営体制の確立を目的としています。今後の公共施設マネジメントを具体化していくための道標として、平成28年2月に「公共施設マネジメント実行計画」を策定しました。(令和4年3月一部見直し)
この実行計画の中で、公共施設の再配置(集約・複合化)の取組として、「モデルプロジェクトにおける公共施設再配置計画(門司港地域・大里地域)」を進めています。