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重症熱性血小板減少症候群(SFTS)

更新日 : 2025年3月14日
ページ番号:000023989
重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の北九州市への届出状況(単位:人) 
  1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 合計
平成27年 0 0 0 0 0 2 0 0 0 0 0 0 2
平成28年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
平成29年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
平成30年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
令和元年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1
令和2年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
令和3年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
令和4年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
令和5年 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0
令和6年 0 0 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 3
令和7年 0 0                     0

重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome: SFTS)とは

「重症熱性血小板減少症候群(Severe Fever with Thrombocytopenia Syndrome: SFTS)」は、主にSFTSウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染します。SFTSを発症している動物との接触により感染することもあります。

複数のマダニ種からSFTSウイルスの遺伝子が検出されており、日本では少なくともフタトゲチマダニとキチマダニが、ヒトへの感染に関与しています。全てのマダニがSFTSウイルスを保有しているわけではありません。ウイルス保有率は地域や季節によりますが、0から数%です。

症例が多く報告される時期(春から秋)は、フタトゲチマダニの活動が活発になる時期におおむね一致しますが、冬季にも症例が報告されていることから、キチマダニなど冬季に若虫や成虫の活動が活発になるマダニ種が媒介に関与している可能性があります。

・厚生労働省 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)について(外部リンク)

・国立感染症研究所 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)(外部リンク)

ダニの予防・対策については、ダニに刺されることによって起こる感染症(北九州市ホームページ)の「予防のポイント」「もしマダニに咬まれたら」を参考にしてください。

主な症状

ウイルスを保有するマダニに咬まれた後、6日から14日間の潜伏期を経て、発熱、倦怠感、頭痛等の症状で発症します。その他リンパ節腫脹、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)がみられ、ときにショック、急性呼吸促拍症候群、意識障害、腎障害、心筋障害、播種性血管内凝固症候群、血球貪食症候群などの合併症を引き起こします。

致命率は国内では27%と報告されている一方、中国では10%とする報告もあります。

医療機関の皆さまへ

SFTSの届出基準を満たす患者を診察した場合、保健所保健予防課(電話:093-522-8764)までご連絡願います。

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このページの作成者

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