身内や市役所職員、弁護士、警察官などになりすました人物からお金をだまし取られる被害が多発しています。犯人はだましのプロです。電話でのやり取りでは相手に丸め込まれてしまいます。一旦、電話を切るなど勇気を出して対応しましょう。
- 被害者の多くは65歳以上の高齢者です
- 被害の多くは固定電話です(携帯電話の場合もあります)
- 被害者の多くは「まさか自分が被害にあうとは思わなかった」と言っています
- 約6割が国際電話からの着信です
身内や市役所職員、弁護士、警察官などになりすました人物からお金をだまし取られる被害が多発しています。犯人はだましのプロです。電話でのやり取りでは相手に丸め込まれてしまいます。一旦、電話を切るなど勇気を出して対応しましょう。
かかってきた電話の番号表示が実際にある警察署の電話番号である事例が発生しています。また、携帯電話でLINEなどのSNSに誘導され、ニセの警察手帳や逮捕状を画像で見せるなど、本当だと思い込まされてしまう、とても巧妙な事例もあります。
このことをしっかりと覚えておきましょう。
息子や孫などの身内になりすました人物から「オレ、オレだよ」などと電話があり、仕事のトラブルなどを理由にお金を要求してきます。声が違っていても「のどの調子が悪いから」などと、相手は不審に思われないようにふるまいます。また、「至急お金が必要だ」などとこちらを動揺させてきます。
相手がどんなに急がせてきても、一旦、電話を切りましょう。もともと自分が知っている番号に電話して本人であるか必ず確認しましょう。連絡が取れない場合は、家族や知人、警察に相談しましょう。
業者になりすました人物から「未納料金がある。払わなければ裁判になる」などと、お金の請求の連絡がきます。また、「老人ホームの入居権が当選した。必要なければ名義を他の人に貸してほしい」などと電話があり、これに承諾すると、今度は弁護士になりすました人物から「名義貸しは犯罪だ。逮捕されないためには示談金が必要」とお金を請求されます。
「払わなければ逮捕される」「払わなければ裁判になる」「誰にも話してはいけない」などは、不安にさせるための脅し文句であることをしっかりと覚えておきましょう。一旦、電話を切り、家族や知人、警察に相談しましょう。
市役所職員や税務署、銀行員などになりすました人物から「保険料や医療費の払い戻しがあります。ATMで手続きができます」などと電話があり、ATMまで誘導され、携帯電話を通じて操作を指示され送金させられてしまいます。
ATMでは還付金を受け取れないことを覚えておきましょう。そして、一旦、電話を切りましょう。市役所や銀行などに電話し、本当に払い戻しがあるのか確認しましょう。確認する先が分からない場合は、家族や知人、警察に相談しましょう。
警察や銀行員などになりすました人物から「あなたの口座が悪用されています。キャッシュカードを交換します。暗証番号を教えてください」などと電話があり、キャッシュカードをだまし取られてしまいます。
警察や銀行、自治体などの公共機関が、電話で口座番号や暗証番号を訪ねることはないことを覚えておきましょう。そして、一旦、電話を切り、警察や銀行に内容を確認しましょう。また、通帳やキャッシュカードを金融機関の窓口以外では、絶対に相手に渡してはいけません。
少しでも怪しいと思ったら「電話を切る」「だれかに話す」ことが大事です。
だれかに話せば、話した相手が詐欺に気付いてくれることがあります。
「この通話は録音されます」と事前に相手に警告する機能や、通話が自動録音される機能の付いた電話が被害防止に有効です。
北九州市では、市内在住の65歳以上の方に対して電話機購入費の一部補助を行っています。
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