都市の魅力向上を図るためには、官民の「パブリックスペース」を活用し、多様な人々が集い交流する、居心地が良く歩きたくなる「ウォーカブル」なまちなかを形成することが必要です。
これまで、道路や公園、河川などの公共空間を活用した、まちの賑わいづくりに取り組んできました。そして、令和6年3月に策定した、北九州市の新ビジョンである、基本構想・基本計画においても、重点戦略の一つである「彩りのあるまち」の実現に向け、都市の魅力や価値を向上させるため、官民連携で「ウォーカブル」なまちづくりを推進することとしています。
これまで主に通行空間として適用してきた公開空地等において、今後は、ベンチや屋台等の設置など利活用の自由度を高め、この空間が持つ本来の賑わい創出のポテンシャルを最大限に引き出すこととしました。
本市における公開空地等の利活用と維持管理の具体的な方向性を示し、道路や公園、広場といった公共空間と一体的に活用するため「公開空地等の利活用のガイドライン」を策定しました。