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北九州市若松区にある本市最大の都市公園「北九州市立響灘緑地（通称：グリーンパーク）」で、平成30年から整備を進めてきた「響灘緑地新子どもの遊び場」が第40回都市公園等コンクール・設計部門で国土交通省都市局長賞を受賞しました。
世界最長のブランコや円形滑り台、落書き広場など、子どもたちの目が輝く遊びの空間が完成。休日は多くの家族連れでにぎわっています。
広域公園における老朽化が進んだ遊びのエリアのリニューアルを行ったもので、持久力・瞬発力の向上や、平衡感覚の向上といった「身体の発達」、情操の涵養や、子どもたち同士が協力しあう「社会性の発達」、「想像力の発達」、自己効力感の向上を育む「心の発達」など、子どもたちの成長を促すデザインが高く評価されました。
緑を守り、公園や緑地の整備を推進するため、広報、啓発、調査研究などの公益活動を行う一般社団法人日本公園緑地協会が主催し、都市公園等の設計や造園施工、企画・独創などの5分野で、特に優秀と認められた作品を表彰することで、都市公園等の設計性技術水準の向上と新たな時代の都市公園の創造につなげることを目的としたコンクールです。
「大人数で遊べる公園の”3種の神器（ブランコ・砂場・すべり台）”」を柱に、多様な遊びを生み出す空間、大規模公園にふさわしい子どもたちのための遊び場を目指しました。
遊び空間には、遊具だけではなく、自然に触れることができる空間、走り回ることができる空間、一人で遊べる空間、大勢が寄り固まって遊べる空間、ゆっくりと休む空間など、様々な空間が必要と考え、大規模な空間があるグリーンパークだからこそできる空間のゾーニングを行いました。また、それぞれの空間の地形や素材、デザインを工夫することで、子どもの想像力やわくわく感をかきたてるような遊びの空間デザインが実現しました。
今回受賞した「子どもの遊び場」をはじめ、四季折々の花々や九州最大の規模を誇る「バラ園」、お弁当を広げたり、お昼寝にぴったりの「大芝生広場」、生きものとのふれあいが楽しめる「カンガルー広場」「熱帯生態園」、感覚ネット＆アスレチック「空中冒険遊具あみーご！」、キャンプ場やカフェもあり、ご家族・ご友人と一日ゆっくりと楽しむことができます。
子どもたちはもちろん、"元"子どものみなさんも、次のお休みはグリーンパークで思いっきり遊んでみませんか？
都市戦略局都市再生推進部緑政課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話：093-582-2466 FAX：093-561-7525
