近年、世界的な「気候危機」と言われる気候変動問題への対応が喫緊の課題となる中、北九州市では、温室効果ガスの排出削減や持続可能な形で資源を利用する循環経済(サーキュラーエコノミー)への移行を推進しています。こうした状況を踏まえ、市内の産業廃棄物処理業界においても、従来の適正処理に加え、脱炭素化と資源循環を両立する取組のさらなる強化が求められています。
そこで現行の「北九州市産業廃棄物排出事業者・処理業者優良認定制度」を刷新し、脱炭素型資源循環及びサステナビリティ向上に積極的に取り組む事業者をグレード別に評価・認定する「北九州市脱炭素型資源循環事業者認定制度」を創設します。
新制度への移行と現行制度の廃止
「北九州市脱炭素型資源循環事業者認定制度」の創設に伴い、「北九州市産業廃棄物排出事業者・処理業者優良認定制度」は廃止します。
つきましては、これまで「北九州市産業廃棄物排出事業者・処理業者優良認定制度」の認定を受けていた事業者は、新制度の「サーキュラーキーパー」のグレードに自動的に移行するものといたします。


