昨年7月にリニューアルした紫川親水広場。より安全で親しみやすい広場に生まれ変わりました。水遊びをしたり、川をのんびりと眺めて過ごしたりした後は、対岸の水環境館へ。紫川に生息するたくさんの生き物や自然について楽しく学ぶことができます。また、桜の開花とともに紫川を体感できる「水上のスポーツ」も始まります。今号では、紫川河口周辺の施設などについてご紹介します。
市長からのメッセージ
市では、紫川マイタウン・マイリバー整備事業として、川の拡幅や橋・公園の整備、さらには周辺の再開発など、市民の皆さんの協力のもとで治水対策とまちづくりを一体的に進めてきました。
紫川親水広場は、その一環として整備され、市民の憩いの場として親しまれてきました。しかし、整備から20年以上が経過し、老朽化が進んできたことから、再整備に着手、昨年7月に完成しました。
新しい親水広場は、面積が1.5倍に拡張され、噴水・滝の新設や、夜間は8色の照明でライトアップされるなど、さらに魅力が増した施設となりました。これまで同様、市民の皆さんをはじめ周辺の商業施設や企業・団体のご協力もいただきながら、多くの人でにぎわう場所となるよう取り組んでいきます。
新たな親水広場が、紫川のシンボルとして末永く愛されることを願っています。
北九州市長 北橋 健治
水環境館
入場
無料
紫川の自然や環境について、楽しく遊びながら学べる施設です。川に生息する生き物を水族館のように展示したコーナーもあり、自然豊かな紫川の魅力に気軽に触れることができます。
紫川の水生生物を水槽で展示しています。
ショップやカフェを併設しています。オリジナルグッズの販売もあり。
3~11月はカヌー体験も実施しています。詳しくは問い合わせを。
見どころ
日本でここだけ!「塩水くさび」を間近に観察できる窓
ガラスの向こうは紫川の中。海水と淡水が混じり合う前の分離した状態(塩水くさび)を見ることができる施設は日本でここだけです。
小倉北区船場町1-2
- 開所時間
- 10〜19時
- 休所日
- 火曜日・年末年始
- 問い合わせ
- 水環境館 電話093-551-3011
さまざまなイベントも行っています。詳しくは水環境館ホームページから
サップ体験
参加者の9割が初心者!
波乗りならぬ“水乗り”の楽しさで人気上昇中のスタンドアップ・パドルボード(サップ)。サップはボードの上に立ち、パドルを漕いで水の上を進むスポーツです。インストラクターの指導の下、勝山公園大芝生広場横水上ステージから下流の常盤橋まで往復約1キロの水上散歩を楽しみます。ボードは長さが3メートル以上あり、安定性も十分。参加者の9割が初心者で、体験者の5割がリピーターに。4~11月の日曜日を中心に月2~3回開催しています。
▲サップクルーズ
▲サップヨガ
詳しくは「北九州アーバンサップ協会」ホームページから
- 問い合わせ
- 建設局水環境課 電話093-582-2491