IKUBOSS PRESS 2023
基調講演
「超・人材不足時代に「選ばれる会社」になるには
〜人材価値を最大限に引き出す組織経営の重要性〜」
日本アイ・ビー・エム株式会社 取締役副社長であり、社員が自分らしく輝く環境の実現を目指し、ダイバーシティ&インクルージョンのエグゼクティブ・アンバサダーとして活動する福地敏行さん。IBMのダイバーシティ推進の歴史や、福地さんが手がけてきたこれまでの取り組み、多様な社員が働きやすい組織づくりのヒントをお話しいただきました。
少数派が働きやすい環境こそ、誰もが輝ける職場
誰もが自然体で自分らしく持てる力を100%発揮するには、いわゆるマイノリティが働きやすい組織や社会であることが重要。福地氏は、性別や人種、障害、性的志向等を問わず、誰もが輝ける職場づくりのため、時代に応じた課題やニーズに取り組み、制度や施設の整備に加え、インクルーシブな文化の醸成に貢献してきました。また、働き方や暮らし方が大きく変化し、変革を受け入れる環境が整ってきた今、ダイバーシティ&インクルージョンを一気に進める好機が到来しており、組織の成長のために今、行動するべきだといいます。講演後には質疑応答も行われ、多様性とイノベーションとの因果関係や、北九州市の今後に期待することなどについての質問が飛び交いました。
※掲載している内容は2022年時点(取材当時)のものです。