北九州市政だより

NO.1464

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令和6年8月15日号 特集

特集
U・Iターン 移住支援/就職支援

市の担当課
都市戦略局住まい支援室 電話093-582-2288
産業経済局雇用・産業人材政策課 電話093-582-2419

んでみてかった、北九州市

「住みやすいまち北九州市」の魅力、移住した人の「生の声」をお届けします

東京より時間の流れもおおらか。
空にいろんな「色」があるのに気付きました。


小林 晴香さん・戸畑区在住
(20代女性・東京都からIターン移住・現在は人材サービス会社のSNS担当者として勤務)

 3年前、北九州市で働くことになった姉に「一緒に行かない?」と誘われて移住しました。関東を出るのは初めてで、単純に「面白そう!」と思ったのに加え、コロナによる行動制限が長引く中、「環境を変えたい」という気持ちもありました。当時は二十歳そこそこ、深く考えずに勢いで決めた面もあったと思います。でも、勢いよく決めた移住は大正解でした。北九州市に来てから、農業、登山、ヨガ、生け花…と、新しいことにどんどんチャレンジ。どの活動も、この街で出会った人たちとの交流の中から自然に始まりました。他にも、市の移住オンラインサロン「バーチャル北九州市」を通じてボランティアに参加したり、戸畑の園山笠を見て大感動したりと、充実の毎日です。何かにせかされるように秒刻みで動く東京と違って、北九州市の時間の流れはとてもおおらかで人間的。ピンクに水色にと、刻々と姿を変える夕方の空の美しさにも、北九州市で初めて気付きました。

街や地域と、いろんな世代と。
「人の縁」と「前向きな進化」でつながれる街、北九州市が面白い。


西山 慶さん・八幡西区在住
(40代男性・横浜市からJターン移住・現在は住宅/不動産企業の広報担当者として勤務)


▲取材協力:大英産業株式会社

 30代前半の頃、リーマンショックで会社の業績が悪化したのを機に、新たなキャリアづくりを模索。熊本生まれですが大学時代を過ごしたなじみ深い街であり、妻の地元でもある北九州市を再挑戦の地に選んで、もう14年になります。新しい商業施設が次々にオープンするなど、街はどんどん変わりますが、昔ながらの町内会での餅つき大会やお祭りも健在で、人情味豊かな気風は少しも変わりません。それと近年、会社の地域貢献活動の一環として、建築端材を活用して子どもたちに木工を体験してもらう取り組みを地元商店街と連携して進める中で、気付いたことがあります。高齢化や空き家の増加など、北九州市は全国でも地域課題が先行している都市ですが、町内会にせよ商店街にせよ、「当事者意識」がとても高い。地域課題を自分事と捉え、市民みんなで進化を目指す前向きな姿勢こそ、北九州市の最大の魅力ではないかと。「14年前の決断は正しかった」、その実感が年々深まっています。

北九州市の住みやすさ [ほんの一部ですが]

共働き子育てしやすい街
  • 政令指定都市 2
  • 九州の自治体 1

※日経xwoman・日本経済新聞社「共働き子育てしやすい街ランキング」(令和5年度)

小児救急医療
  • 夜間・休日の小児救急 7ヵ所
  • うち24時間365日対応可能 … 4ヵ所

※北九州市保健福祉局「小児救急医療体制」(令和6年度)

家賃が安い
  • 政令指定都市 3

[1カ月3.3平方メートル当たり3782円]

  • ●東京都区部 … 8800円
  • ●福岡市 … 4221円

※総務省「小売物価統計調査」(令和5年度)

通勤が楽
  • 24.8分
  • ●東京都区部 … 39.7分
  • ●福岡市 … 26.4分

※総務省「住宅・土地統計調査(平均通勤時間57-1)」(平成30年度)

公園が広い
  • 政令指定都市 4
  • ●北九州市 … 12.7平方メートル
  • ●福岡市 … 8.5平方メートル
  • ●東京特別区 … 3.0平方メートル

※人口1人当たりの都市公園面積 ※国土交通省「都市公園等整備現況調査」(令和4年度末)

市長からのメッセージ

 北九州市は本当に住みやすいまちです。移住者の声からもそれが伝わってきますね。90万人を超える大都市なのに人情味にあふれ、自然が豊か、おいしい食べ物もたくさんあります。通勤・通学にも便利で、医療体制や公園なども充実しています。
 こうした北九州市の素晴らしさを多くの人に知ってほしい。私も全力でPRしますし、ぜひ市民の皆さまお一人お一人が「北九州営業マン」となって、ご家族やご友人に、あるいはSNSを通じて、北九州市の暮らしやすさやまちの魅力を発信していただければ幸いです!

北九州市長 武内 和久

北九州市で働こう
U・Iターンの皆さんの
就職・移住を応援しています!

北九州市U・Iターン応援オフィス

問い合わせ
フリーダイヤル0120-0823-46
月~土曜日の10~18時(祝・休日、年末年始は除く)

U・Iターン北九州 KITAKYUSHU-CITY

 「北九州で働こう!U・Iターン応援プロジェクト」は、北九州市へのU・Iターン希望者と市内企業をつなぐ取り組みです。ホームページから利用登録を行うと、専任コンサルタントによるサポートや、市内企業の求人情報の検索などのサービスが利用可能です。ぜひご登録ください!

登録求人の検索・閲覧 メールでの情報収集 専任コンサルタントに相談 登録求人へ面接エントリー 登録企業からスカウトメールが届く

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北九州市U・Iターン応援オフィス
小倉北区浅野3-8-1 AIMビル2F

U・Iターンオフィスを利用して移住した

髙橋 宏樹さん・門司区在住
(40代男性・神戸市からUターン移住・現在は総合物流企業の人事担当者として勤務)

家族で移住
▲取材協力:山九株式会社

 6年前、八幡西区の実家に住む父が倒れたのを機に、神戸市からUターン移住しました。当時は30代後半。神戸に念願の家も買い、妻と子ども2人との生活は順調そのものでしたが、両親の闘病生活を近くで支えたいという思いが募り、家族も賛同してくれました。移住を前に、まず北九州市U・Iターン応援オフィスに登録。ほどなく、地元の大手企業の輸出入事務の仕事を紹介していただきました。前職の物流企業の経験が十分に生きる仕事であり、迷わず入社。その後、人事に異動になり、今ではU・Iターン応援オフィスを通じたキャリア人材の採用にも力を入れており、リアルな「地域密着」ならではの即戦力の人材を紹介していただいています。

北九州市に住もう
試しに住んで、北九州市の
魅力に触れられます!

お試し暮らし(ホテル滞在費補助事業)

問い合わせ
お試し暮らし事務局 電話080-4736-1720
月~金曜日の9時30分~17時(祝・休日、年末年始は除く)

 移住を考えるにあたって、まちの雰囲気や生活に便利な環境が整っているかなど、実際に滞在して自分の感覚で確かめることができるもの、それが「お試し暮らし」です。仕事探しや住まい探し、コワーキングスペースでのリモートワーク、豊かな自然の中でのアクティビティ体験など、さまざまな用途でご利用いただけます。

■最短3日間(2泊)~最長1週間(6泊)まで利用可能
■1人1泊につき半額補助(6泊利用で最大1万8000円補助)

※宿泊料の半額を補助(宿泊料実費のみ対象・食事代を除く) ※上限大人3000円、子ども11歳以下1500円まで(子どもの取り扱いは各宿泊施設の取り扱いに準ずる) ※対象宿泊施設は、北九州市の旅館業施設など

対象
市外在住で、北九州市に移住を検討している20~30代など。

 その他の条件や申請方法など詳細は問い合わせを。

移住コーディネーターがいる施設も!
先輩移住者から移住体験談を聞いたり、現地案内をしてもらったりすることができます。
  • Tanga Table
    小倉北区馬借1丁目5-25
  • 門司港ゲストハウスPORTO
    門司区東門司1丁目10-6
  • 山の家 粋邑 HIRAODAI
    小倉南区平尾台2丁目1-20

お試し暮らし(旧:お試し居住制度)を利用して移住した

磯貝 卓さん・小倉南区在住
(30代男性・東京都からIターン移住・COMPASS小倉を利用して起業)

単身で移住

 北九州市に観光などで何度も訪れ、移住を考えるほどの人にお勧めしたいのが、お試し暮らしの利用です。例えば長期間、同じ部屋で「生活」してみてください。すると、短期間の旅行では気付かなかった「日常の魅力」が見えてくる。私の場合、お試し暮らしが何日か過ぎた頃から、普通のスーパーに魚が1尾まるごと売ってある、ゴミが出しやすい、東京より空があからさまに広い…などなど、「日常のちょっとした北九州市らしさ」がとても心地よく感じられるように。もともと8割方移住するつもりでしたが、お試し暮らしのおかげで移住の意志が100%になり、帰る時にはもう住む部屋を決めていました。そして移住後、北九州市で起業し、昨年11月には北九州市で出会った方と結婚しました。

北九州市に誘おう

ぜひ、帰省されているご家族・ご友人にもお知らせください!

 北九州市では、まちの魅力や子育て環境、移住支援制度などを紹介する、「北九州ライフ」のホームページとSNSを開設しています。実際に北九州市に移住した人のインタビューもたくさん紹介しています。

KITA KYUSHU LIFE 北九州ライフ


 北九州市への移住を考えている人に向けて、引っ越し費用(最大30%)や不動産仲介手数料(最大50%)の割引などの特典を提供する「北九州市すまいるクラブ」や、「北九州市・くらし」SNS、移住オンラインサロン「バーチャル北九州市」でも、移住に関する情報を提供しています。

すまいるクラブ 北九州市


Slackを活用した移住のオンラインサロン バーチャル北九州市


北九州市 くらし


東京圏から北九州市に移住した人に

「北九州市移住支援金」 ※子育て世帯には加算もあり

 東京圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)から移住し、要件を満たす人を対象に、移住支援金(2人以上の世帯100万円、単身世帯60万円。18歳未満の子どもの加算は1人目100万円、2人目50万円、3人目30万円)を支給します。事前の相談が必要です。詳細は北九州市U・Iターン応援オフィス フリーダイヤル0120-0823-46へ問い合わせを。

北九州市外から移住する若者・新婚・子育て世帯に

家賃・住宅取得費用補助事業 「やっぱり住むなら北九州」

 北九州市外から移住する世帯に対し、一定の要件を満たす街なかの住宅を取得か賃借する費用の一部を補助する事業です。申し込みは、契約前の申請が必要です。詳細は北九州市住宅供給公社 電話093-531-3083へ問い合わせを。

この特集に関するお問い合わせ
移住に関すること 都市戦略局住まい支援室 電話093-582-2288
仕事に関すること 産業経済局雇用・産業人材政策課 電話093-582-2419

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