下水道事業の広域化について
本市を含む北九州都市圏域17市町は、これまで一体的な経済圏・生活圏を形成し発展してきました。しかし、昭和60年(1985年)をピークに圏域内総人口が減少に転じ、今後はさらに少子高齢化が進展する予測となっています。一方、下水道事業については、今後、人口減少による使用料収入の減少や施設の老朽化に伴う更新・維持管理費用の増大など、下水道を取り巻く環境は厳しさを増しており、とりわけ、下水道技術職員の減少に伴う管理体制の脆弱化が懸念されている状況です。
このような社会状況の中、本市は、「北九州都市圏域」の中枢都市として、平成28年4月に、近隣16市町との間で連携協約を締結するとともに、汚水処理や汚泥処理など、下水道事業の広域化の検討を行うことなどを盛り込んだ、連携中枢都市圏ビジョンを策定しました。
また、平成28年11月に、国土交通省から公募のあった、下水道の広域化に係る検討業務に、本市と株式会社NJSの企画提案が採択されました。
本市は、本圏域の下水道事業が、今後とも持続的に発展していくために、国などとも連携しつつ、近隣自治体の要請を踏まえながら、下水道の広域化について、広く研究・検討していきます。
下水道事業における広域連携に係る勉強会
北九州都市圏域における下水道の広域化に係る検討を行うため、平成28年12月に、「下水道事業における広域連携に係る勉強会」を開始し、これまでに8回開催しました。今後も、引き続き、本勉強会等を通じて、下水道の広域化について検討を進める予定です。
【平成28年度】
下水道事業における広域連携に係る勉強会(第1回) 平成28年12月8日開催
下水道事業における広域連携に係る勉強会(第2回) 平成29年2月1日開催
下水道事業における広域連携に係る勉強会(第3回) 平成29年3月10日開催
【平成29年度】
下水道事業における広域連携に係る勉強会(第4回) 平成29年8月17日開催
下水道事業における広域連携に係る勉強会(第5回) 平成30年3月29日開催
【平成30年度】
下水道事業における広域連携に係る勉強会(第6回) 平成30年10月29日開催
下水道事業における広域連携に係る勉強会(第7回) 平成31年2月22日開催
【令和元年度】
下水道事業における広域連携に係る勉強会(第8回) 令和元年11月26日開催
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