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令和5年度 北九州DX大賞 受賞者が決定しました

更新日 : 2024年4月1日
ページ番号:000169023

 市場のグローバル化や労働力不足、消費者のニーズや価値観の変化など、ビジネス環境の変化に対し、いち早く対応する、すなわちDXに取り組むことは、企業の事業継続だけでなく、事業拡大への大きなチャンスとなるものであり、企業経営上必要不可欠です。 

 北九州市では、令和2年度よりDX支援の取り組みを進めており、経済産業省が中堅・中小企業におけるDX好事例を選定するDXセレクションにおいて、これまで全国から8社が受賞している中、北九州市の企業から3社が選定されているなど、モデルとなる企業が生まれ始めています。

 このようななか、北九州市は新たな取り組みとして、DXで事業変革する市内中小企業を表彰する「北九州DX大賞」を創設しました。この制度により、地域をけん引するモデル企業を創出するとともに、それに続くような企業のすそ野拡大を図ります。

 第1回目となる今年度は、9月11日から10月27日の間で募集を行い、有識者による審査を踏まえ、受賞企業7社を決定しました。

令和5年度 受賞企業

北九州DX大賞表彰式 集合写真
2月15日開催 令和5年度 北九州DX大賞 表彰式

グランプリ

株式会社西原商事ホールディングス
取組 審査員講評(抜粋)
自社の業務の生産性向上を実現するだけでなく、これをサービスに発展。ビジネスの範囲が北九州市内だけに留まらず、全国への展開を実現している。近年では脱炭素などにも資するサービスへとさらに展開を続けており、DXだけでなくGX(グリーン・トランスフォーメーション)に向けて自社の変革を続けることで、社会課題の解決にも取り組む。
  • 自社の事業をDXにより、社会課題である循環経済の領域解決まで目指していることが評価。北九州DXモデルの一つの例として、全国に誇れるものになるのでは?
  • DXが注目される前から廃棄物業界でデジタル化を推進し、新たなサービスに発展させたDXの先駆的企業。

準グランプリ

株式会社戸畑ターレット工作所
取組 審査員講評(抜粋)
生産ラインの課題を、デジタル技術により解決。その中での経験・ノウハウに基づき、自社だけではなく地域の活性化に貢献すべく、外部の組織とも連携し、地域の製造業DXにおけるけん引役として活躍。「製造業DXコーディネート」を新事業として立ち上げる。
  • ものづくり中小企業として手本となる優れた取組。地域社会への波及効果の方策も優れており、北九州市の企業への波及効果も大きい。
  • IOT実践のリーダーとしての活動は他社に好影響を与え、素晴らしく思う。実績もあり今後もさらに進化するイメージもわく。
松本工業株式会社
取組 審査員講評(抜粋)
主力事業の自動車部品メーカーからの加工受託が抱えている課題に対して、デジタル技術をフルに活用し、脱炭素にも資する独自の溶接レス工法やスマートファクトリー生産システムの開発に取り組むことで、自ら市場を開拓できるメーカーへの変革に取り組む。
  • 大手企業並みの非常に整理されたデジタル化システムの構築が計画。課題解決に向けた戦略も明確。人材育成にも配慮されている。
  • 品質管理・生産性などの領域にも寄与できるDXを目指している。全体最適を目指した一つのケースになり得る。

優秀賞

株式会社 EV モーターズ・ジャパン
取組
高品質なEV製品およびマネジメントシステムの提案およびEV活用による社会的合理性の確立に向けた、人の経験に頼らない工場稼働や独自技術の確立による優位性の確立。
クラウン製パン株式会社
取組
衛生管理や深刻な人手不足に対して、効率的な組織経営を実現するために、経営者や管理層が事業活動の状況を把握し適切に指示できる社内システムを構築。
株式会社ケントク
取組
労働者の健康管理・安全管理・情報共有を効率的に実施するとともに、これをシステムとして同じ地方建設業界に展開していくことで、建設業界の活性化を図る。
株式会社ハピクロ
取組
保育の実務を補助する機器およびシステムを自社で開発することで、職員の実務負担を軽減。このサービスを用いた保育業界のDX推進コンサルティング実施による保育業界従事者の労働環境改善の促進。

北九州DX大賞について

北九州DX大賞の詳細については、以下の資料や動画をご参照ください。

【YouTube】オンライン説明会アーカイブ(外部リンク)

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