市場のグローバル化や労働力不足、消費者のニーズや価値観の変化など、ビジネス環境の変化に対し、いち早く対応する、すなわちDXに取り組むことは、企業の事業継続だけでなく、事業拡大への大きなチャンスとなるものであり、企業経営上必要不可欠です。
北九州市では、令和2年度よりDX支援の取り組みを進めており、経済産業省が中堅・中小企業におけるDX好事例を選定するDXセレクションにおいて、これまで全国から8社が受賞している中、北九州市の企業から3社が選定されているなど、モデルとなる企業が生まれ始めています。
このようななか、北九州市は新たな取り組みとして、DXで事業変革する市内中小企業を表彰する「北九州DX大賞」を創設しました。この制度により、地域をけん引するモデル企業を創出するとともに、それに続くような企業のすそ野拡大を図ります。
第1回目となる今年度は、9月11日から10月27日の間で募集を行い、有識者による審査を踏まえ、受賞企業7社を決定しました。