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微生物に関するQ&A

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微生物に関する質問と回答
質問 答え
微生物ってなに? 顕微鏡を使わなければ見ることができないぐらい小さな生物のことです。
微生物は自然の川にも生息しているの? 自然の川にも生息しています。種類は活性汚泥の中より多いです。
微生物はどこからきたの? 活性汚泥の中に現れる微生物はだいたい土の中に生息しているものです。胞子の形で空気中を飛んでいるものもいます。これらの微生物は雨によって下水道に流れ込みます。水をきれいにするにはたくさんの微生物が必要なので、浄化センターを作った時は、他の浄化センターから微生物がたくさん入った活性汚泥をもらってきます。
微生物は大きくなったらどうなるの? 大きさは変わりません。微生物は分裂をくり返して数を増やします。このとき新しい細胞になるので、栄養になる食物(下水の汚れ)がある限り死ぬ事はありません。
微生物の名前はどうやってつけるの? 発見した人が好きなように名前を付けることができます。
いつ微生物が汚れを食べて水をきれいにすることがわかったの? 1800年代の終わり頃から研究されていましたが、1912年にイギリスのファウラーという博士が、活性汚泥を利用して汚れた水をきれいにすることができると報告し、1918年に微生物を使った最初の下水処理場(浄化センター)がイギリスに作られました。
沈めて取り除いた活性汚泥はどうするの? 北九州市では、水分を減らし体積を小さくしてから、半分はセメントの原料に、もう半分は乾燥して燃料にしています。
乾燥させたあとの汚泥に水を掛けると微生物は生き返るの? 乾燥するときに全て死んでしまうので生き返りません。
汚水に洗剤がたくさん混ざると微生物は死んでしまうの? 普段家庭で使っている程度の量であれば問題はありませんが、多量の洗剤が汚水に混ざってしまうと微生物は死んでしまいます。洗剤も活性汚泥の微生物が分解してくれます。ですが、洗剤の中の界面活性剤は反応タンクに泡を発生させ酸素が溶け込むのを邪魔したり、放流水の見た目を悪くしたりします。ですから、洗剤も使用は控えめにした方が水もきれいになりやすいといえます。

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上下水道局下水道部東部浄化センター
〒803-0801 北九州市小倉北区西港町96番地の3
電話:093-581-5661 FAX:093-583-3909

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