水質検査について
北九州市では、安全でおいしい水を供給するため万全な水質検査を行っています。
水源(河川・貯水池)
水源である河川(遠賀川、山国川、紫川)や貯水池(油木、ます渕、力丸、畑、頓田、道原貯水池)約30地点で定期的な水質試験を行っています。
浄水場
浄水処理の各過程で厳しい水質検査を行い安全でおいしい水を供給しています。また、浄水処理に使用する薬品は抜き取り検査によって品質を確認しています。
給水栓
市内46個所の給水栓を対象に水質検査を月1回、全項目検査を年4回実施しています。また、毎日検査である、色・にごり・残留塩素については、自動水質測定装置や職員により毎日監視を行い、安全性に細心の注意を払っています。
「水道水質検査優良試験所規範(水道GLP)(脚注)」の認定を取得
北九州市上下水道局では、安全でおいしい水を供給するため万全な水質検査を行っていますが、水質検査結果に更なる正確さと信頼性を保証することを目的として、社団法人日本水道協会の規格である「水道水質検査優良試験所規範(水道GLP)」の認定を平成18年3月28日に取得しました。以降、平成22年3月、平成26年3月、平成30年3月、令和4年9月に認定更新を受けています。
上下水道局では、高度浄水処理等の導入により浄水水質の向上に努めていますが、今回の認定取得により、上下水道局水質試験所が行っている水質検査の信頼性を向上することで、お客様により一層安心して水道水をご利用いただけると考えています。
水道GLPとは
GLPは、「Good Laboratory Practice」の略語で、日本語では優良試験所規範と訳されます。水道GLPとは、国際規格であるISO 9001と ISO/IEC 17025 の要求事項を、日本水道協会が各水道事業体が実施している水道水の水質検査の実情に合わせて具体化したものです。過去に行った水質検査が正確かつ適切に実施されたことを利用者等に対して保証することを目的として、試料のサンプリング方法、検査の手順、使用する機械器具、測定結果の管理方法等、検査に関わるすべての項目についての実施記録を残すことが要求されます。
適用基準 | 水道水質検査優良試験所規範(水道GLP) |
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認定機関 | 公益社団法人日本水道協会 水道GLP認定委員会 |
認定日 | 令和4年9月28日(初回認定 平成18年3月28日) |
認定番号 | JWWA-GLP002 |
認定範囲 | 水道水質基準項目(51項目) |
認定対象 | 北九州市上下水道局水道部水質試験所 |