水道管の破損・漏水対策(寒波対策)を実施しています
記録的な寒波の到来を受けて
平成28年1月に記録的な寒波が到来し、宅地内水道管の凍結や破損が約6千件発生しました。この水道管の破損による漏水が多発した影響で、標高が高い配水池から供給しているエリアの一部を断水せざるを得ない状況となりました。
このことを踏まえ、新たに3つの寒波対策を実施します。
1.緊急時連絡先ステッカー(マグネット製)の作成
「水が出ない」「水が濁っている」「漏水している」などの水道に関する急な相談や、水道使用開始・中止の届出などについて、お客さまが速やかに上下水道局へ連絡できるようにマグネット製のステッカーを作成しました。
2.宅地内水道管の点検・診断・助言
水道の使用開始から20年以上経過した家屋を対象に専門家(委託業者)を派遣し、露出した水道管の防寒対策や劣化度などの点検・診断及び止水方法をお知らせします。その結果を受けて、上下水道局が必要な防寒対策等の助言を行います。
- 対象家屋:高台にある戸建て住宅(事業所を除く)
- 対象戸数:約1万戸
- 実施期間:毎年6月~翌3月頃
(注)この調査は、すべて無料であり、費用を請求することはありません。調査員は、上下水道局が発行した従事者証を常時携帯しておりますので、不審に思われた場合は従事者証の確認をお願いします。
3.空き家の漏水防止対策
今回の寒波では、空き家の漏水発見や通報が遅れるという状況がありました。このことを踏まえ、空き家の漏水防止対策として、寒波(おおむね氷点下2℃以下)の気象予報(週間天気予報など)が出た場合、市の権限で水道の元栓を閉め、漏水を未然に防止します。
- 対象家屋:高台にある空き家
- 対象戸数:約400戸
- 実施時期:寒波の予報後、速やかに実施