漏水防止対策に取り組んでいます
上下水道局では昭和50年度以来、漏水防止対策を行ってきており、当時、年間漏水量が3,300万立方メートルあったものを現在では約1,000万立方メートルまで削減し、約2,300万立法メートルの漏水防止を行ってきました。これは、新規水源の確保に匹敵するもので、省資源、省エネの立場から極めて重要であり、水道経営基盤の安定に寄与するものと考えています。
漏水防止対策として上下水道局が実施しているのは、基礎的対策として配水管網のブロック化や配管図整備等で、予防的対策として老朽配水管の布設替えや鉛管のポリエチレン管への取替え、水圧の調整等で、対症療法的対策としては地上漏水の即時修理や地下漏水の漏水調査等を行っています。
このうち、漏水防止の効果が直接的に現れるのが漏水の即時修理と漏水調査による漏水の早期発見であり、上下水道局では重要施策として鋭意、取組んでいます。