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北部福岡緊急連絡管事業

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1.北部福岡緊急連絡管事業

福岡県西方沖地震のような自然災害及び施設事故等に対する危機管理対策のため、北九州市と福岡都市圏を緊急連絡管で結び、緊急時に水道水を相互融通することで、安全で安心なライフラインの確保を図るものです。

事業概要

  1. 事業名
     北部福岡緊急連絡管事業
  2. 事業期間
     平成18年度 ~ 平成21年度
  3. 主要施設
     送水管(北九州市水道用水供給事業と一部共用) 
     管径 900 ~ 1,000mm 延長 約47km
  4. 送水量
     双方向最大5万m3/日

事業効果

「水道事業の費用対効果分析マニュアル(案)改訂版(日本水道協会)」に基づき、事業の投資効果(費用対効果)を分析します。

  1. 費用
     事業費及び維持管理費
  2. 効果(便益)
     施設事故等で水道施設が被害を受けた場合でも、断水による被害を回避することができます。
  3. 費用便益比
     便益を費用で除した結果、費用便益比(B/C)は2.94となり、この事業への投資は妥当であると判断できます。
<費用対効果分析結果> 
費用(C) 128億円
便益(B) 376億円
費用便益比(B/C) 2.94

2.北九州市水道用水供給事業

宗像市など3市1町において、不安定な自己水源や老朽化した浄水場の代替として、北部福岡緊急連絡管の維持用水を活用し、水道水を供給するため水道用水供給事業を創設するものです。

事業概要

  1. 事業名
     北九州市水道用水供給事業
  2. 事業期間
     平成18年度 ~ 平成21年度
  3. 主要施設
     取水~導水施設 遠賀川河口堰、既存導水管等(買取)
     浄水施設 生物接触ろ過池、排水処理設備等
     送水施設 送水管(北部福岡緊急連絡管事業と共用)
     管径 900 ~ 1,000mm 延長 約44km
  4. 供給量
     2万m3/日
      宗像市 1万m3/日
      福津市 3千m3/日
      古賀市 3千m3/日
      新宮町 4千m3/日

事業効果

「水道事業の費用対効果分析マニュアル(案)改訂版(日本水道協会)」に基づき、事業の投資効果(費用対効果)を分析します。

  1. 費用
     事業費及び維持管理費
  2. 効果(便益)
     主要水源である地下水の水位低下や塩水化及び既存施設の老朽化などによる供給能力の低下を防止し、水道の安定供給を確保することができます。
  3. 費用便益比
     便益を費用で除した結果、費用便益比(B/C)は2.33となり、この事業への投資は妥当であると判断できます。
<費用対効果分析結果> 
費用(C) 234億円
便益(B) 545億円
費用便益比(B/C) 2.33
北部福岡緊急連絡管地図

このページの作成者

上下水道局水道部計画課
〒803-8510 北九州市小倉北区大手町1番1号
電話:093-582-3062 FAX:093-583-3522

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