鉛管について教えてください(人体への影響、水質基準、鉛管の使用経過など)。
水道水を直接飲んだ場合、鉛による人体への影響はないのでしょうか?
本市の水道水については、毎月、定期的に水質検査を行っており、鉛は、水道法に定める基準値以下となっています。
平成4年12月に鉛の水質基準は、連続的な摂取をしても人の健康に影響を生じない基準として、0.05mg/l以下と定められました。
しかし、鉛の毒性は、蓄積性のものと考えられることから、なお一層の低減化を推進するため、平成15年4月に水質基準が0.05mg/l以下から0.01mg/l以下に強化されました。
なお、給水管に鉛を使用している場合、長時間使わなかった水については、一時的に水質基準を超える可能性があります。朝の使い始めや長時間使わなかった水については、風呂水や洗面等、飲料以外に使用してください。
鉛の水質基準はどうなっているのですか?
平成15年4月に、鉛の基準値がそれまでの0.05mg/l以下から0.01mg/l以下に改正されました。これは、連続的に摂取しても人の健康に影響を生じない基準として、0.05mg/lと定められましたが、鉛の毒性は蓄積性のものと考えられることから、一層の低減化を推進するため、鉛の水質基準を0.01mg/l以下に強化したものです。
北九州市での鉛管の使用経過はどのようになっていますか?
本市では、昭和52年4月まで鉛管を使用してきましたが、鉛管の劣化が漏水の大きな原因であることから、昭和52年5月から鉛管に代わってポリエチレン管を使用しています。また、既に使用された鉛管についてはポリエチレン管への取替を実施し、その結果、平成18年度には公道部の鉛管の取替が完了しました。