水道料金は、各都市によって違うのですか。北九州市は他都市と比べて料金は、どうなっているのですか?
現在、地方公共団体が経営する上水道事業の数は全国で約1,300ありますが、料金はそれぞれの事業体ごとに異なります。
水道事業は、料金収入をもって経営を行う独立採算制を基本原則としており、事業運営に必要となる経費を基に料金を設定していますが、事業体によって料金が異なるのは、水源からの距離や原水の水質、水道の敷設時期などの違いにより、それぞれの事業にかかる経費が異なるためです。
ちなみに、一般家庭用(口径13ミリメートル)の1ヶ月あたりの水道料金(20立方メートル使用)では、北九州市は2,200円(税込)で、政令指定都市の中では3番目に、福岡県内では1番安くなっています。(令和4年1月1日現在)
本市では、今後、料金収入の減少や施設の更新需要の増加が予測されるなど、厳しい経営環境が見込まれますが、安全・安心で質の高いサービスの提供を第一に、事業経営にあたってはより一層の「選択と集中」に努め、さらなる経費節減や増収対策に取組み、持続可能な水道事業の構築を目指していきますので、ご理解いただきますようお願いいたします。
大都市の水道料金比較(令和4年1月1日現在)
・一般家庭用(口径13ミリメートル)で1ヶ月あたり20立方メートル使用時。
・消費税相当額(10パーセント)を含む額。
・他都市料金は、北九州市調査により試算した額。