令和元年度　上水道事業決算の状況

　収益的収支では、収入総額19,586,829千円に対し、支出総額17,777,832千円で、差引き1,808,997千円の黒字となりました。

　一方、資本的収支では、老朽管更新事業や地震対策等推進事業などに重点的に取り組んだ結果、収入額4,413,377千円に対し、支出額12,734,376千円で、差引き8,320,999千円の不足が生じました。

　これを損益勘定留保資金等で補てんした結果、単年度で139,601千円のマイナスとなり、過去からの資金残高を表す累積資金剰余は、5,896,953千円となりました。

　収益的収支では、収入総額772,532千円に対し、支出総額749,132千円で、差引き23,400千円の黒字となりました。

　一方、資本的収支では、企業債償還金等の執行により、176,345千円の不足が生じました。

　これを損益勘定留保資金等で補てんした結果、単年度で47,263千円の資金剰余となり、累積では144,507千円の資金不足となりました。

（注）

1. 収益的収支とは、1年間の事業活動に伴って発生する収益と費用を損益計算の形で表すもので、いわば企業の経営成績を示すものです。
2. 資本的収支とは、1年間に支出した施設の整備拡充等の経費とその財源となる収入を収支の形で表すものです。
3. 損益勘定留保資金とは、現金支出を伴わない減価償却費や資産減耗費などのことです。