令和2年度 下水道事業会計当初予算の状況
収益的収支では、収入総額 約278億円に対し、支出総額 約274億円で差引き 約4億円の利益が生じる見込みです。
一方、資本的収支では、近年の集中豪雨などによる被害を最小化するための浸水対策や下水道施設の地震対策などに重点的に取り組むことから、収入額約130億円に対し、支出額約239億円で、差引き約109億円の不足が生じる見込みです。
これを損益勘定留保資金等で補てんすると、単年度では約1憶2千万円の資金剰余が見込まれ、前年度末の資金剰余との合計で表す累積資金剰余(黒字)は、約29億円となる予定です。
(注)
- 収益的収支とは、1年間の事業活動に伴って発生する収益と費用を損益計算の形で表すもので、いわば企業の経営成績を示すものです。
- 資本的収支とは、1年間に支出した施設の整備費や企業債償還金等の経費とその財源となる収入を収支の形で表すものです。
- 損益勘定留保資金とは、現金支出を伴わない減価償却費や資産減耗費などのことです。
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