平成30年度 下水道事業決算の状況
収益的収支では、収入総額27,852,866千円に対し、支出総額26,511,038千円で差引き1,341,828千円の黒字となりました。
一方、資本的収支では、平成25年7月豪雨などにより浸水した地区や浸水危険性の高い地区への対策や下水道施設の地震対策などに重点的に取り組んだ結果、収入額12,205,985千円に対し、支出額23,430,290千円で、差引き11,224,305千円の不足が生じました。
これを損益勘定留保資金等で補てんした結果、単年度資金収支で69,722千円のプラスとなり、過去からの資金残高を表す累積資金剰余は、2,786,951千円となりました。
(注)
1.収益的収支とは、1年間の事業活動に伴って発生する収益と費用を損益計算の形で表すもので、いわば企業の経営成績を示すものです。
2.資本的収支とは、1年間に支出した施設の整備拡充等の経費とその財源となる収入を収支の形で表すものです。
3.損益勘定留保資金とは、現金支出を伴わない減価償却費や資産減耗費などのことです。