平成30年度 上水道事業当初予算の状況
〔水道事業〕
収益的収支では、収入総額 約201億円に対し、支出総額 約195億円で差引き 約6億円の利益が生じる見込みです。
一方、資本的収支では、老朽管更新や水道施設の耐震化、水道管の2条化によるバックアップ機能の強化などの整備事業を積極的に実施し、収入額 約58億円に対し、支出額 約137億円で、差引き 約79億円の不足が生じる見込みです。
これを損益勘定留保資金等で補てんするほか、これまで貯めてきた資金から約6億円を活用した結果、前年度末の資金剰余との合計で表す累積資金剰余(黒字)は、約51億円となる予定です。
〔水道用水供給事業〕
収益的収支では、収入総額 約8億4千万円に対し、支出総額 約8億3千万円で差引き 約1千万円の利益が生じる見込みです。
一方、資本的収支では、収入額 約2千万円に対し、支出額 約2億3千万円で、差引き 約2億1千万円の不足が生じる見込みです。
これを損益勘定留保資金等で補てんした結果、前年度末の資金剰余との合計で表す累積資金不足(赤字)は、約2億6千万円となる予定です。
(注)
- 収益的収支とは、1年間の事業活動に伴って発生する収益と費用を損益計算の形で表す もので、いわば企業の経営成績を示すものです。
- 資本的収支とは、1年間に支出した施設の整備拡充等の経費とその財源となる収入を収支の形で表すものです。
- 損益勘定留保資金とは、現金支出を伴わない減価償却費や資産減耗費などのことです。
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