平成28年度 上水道事業決算の状況
〔水道事業〕
収益的収支では、収入総額20,728,660千円に対し、支出総額18,204,088千円で、差引き2,524,572千円の利益が生じました。
一方、資本的収支では、建設改良費や企業債償還金等の執行により、7,770,256千円の不足が生じました。これを損益勘定留保資金等で補てんした結果、単年度では283,224千円の資金剰余となり、過去からの資金残高を表す累積資金剰余は、5,913,151千円となりました。
〔水道用水供給事業〕
平成23年度から宗像地区事務組合と新宮町、平成27年度から岡垣町、さらに平成28年度から古賀市への供給を開始し、供給先は計4事業者となりました。収益的収支では、収入総額724,916千円に対し、支出総額751,567千円で、差引き26,651千円の損失が生じました。
一方、資本的収支では、企業債償還金等の執行により、164,907千円の不足が生じました。これを損益勘定留保資金等で補てんした結果、単年度資金収支で51,670千円のプラスとなり、累積では313,113千円の資金不足となりました。
(注)
1.収益的収支とは、1年間の事業活動に伴って発生する収益と費用を損益計算の形で表すもので、いわば企業の経営成績を示すものです。
2.資本的収支とは、1年間に支出した施設の整備拡充等の経費とその財源となる収入を収支の形で表すものです。
3.損益勘定留保資金とは、現金支出を伴わない減価償却費や資産減耗費などのことです。
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