令和5年3月定例会において、「北九州市議会の個人情報の保護に関する条例」が提案され、全会一致で原案可決となりました。
これは、北九州市議会における個人情報の適正な取扱いに関し必要な事項を定めるとともに、北九州市議会が保有する個人情報の開示、訂正及び利用停止を求める個人の権利を明らかにすることにより、北九州市議会の事務の適正かつ円滑な運営を図りつつ、個人の権利利益を保護することを目的とするものです。
主な内容は、以下のとおりです。
1 個人情報の保有の制限、利用目的の明示等の個人情報の取扱いについて定めることにしました。
2 北九州市議会が保有している個人情報ファイルについて個人情報ファイル簿を作成し、及び公表することにしました。
3 開示請求等に係る手数料は、無料とし、写しの交付に要する費用を徴収することにしました。
4 開示請求等に係る審査請求について、北九州市個人情報保護審査会に諮問することにしました。
5 正当な理由がないのに個人の秘密に属する事項が記録された個人情報ファイルの提供を行った職員等に対する罰則を設けることにしました。
この条例は、令和5年4月1日から施行することにしました。