世界中が新型コロナウイルス感染症への対応に追われている中、国際社会による懸命な外交努力にもかかわらず、本年2月24日、ロシアはウクライナへの侵略を開始した。既に、子どもたちを含む多数の犠牲者が出ており、心から哀悼の意を表する。
このようなロシアの行動は、明らかに、武力の行使を禁じる国際法及び、国際の平和と安全の維持を主目的とする国連憲章に違反し、世界の安全保障と国際秩序を脅かす侵略であり、断じて認められない。
よって、本市議会は、ロシア軍による侵略及びウクライナの主権侵害を最も強い言葉で非難するとともに、ロシアに対し、即時に攻撃を停止し、部隊をロシア国内に撤収するよう強く求める。また、プーチン大統領が核使用を前提とするかのような発言をしているのは言語道断であり、唯一の被爆国として非難する。
併せて、政府においては、ウクライナに在住する邦人及び、ウクライナに拠点を置く我が国の企業等の安全確保に全力を尽くすとともに、ウクライナの平和を速やかに取り戻し、恒久平和を実現するため、国際社会とも連携し平和的に対応されることを強く要請する。
以上、決議する。