ページトップ
印刷用ページ(新規ウィンドウで表示します)
現在位置:トップページ > 市政情報 > 市長記者会見 > 過去の市長定例会見 > 令和4年度(2022年度)市長定例会見 > 令和4年度(2022年度)市長定例会見(2月19日まで) > 令和4年(2022年)11月11日
【発表案件】
(1)夜景プロモーション動画
【コメント】
(2)新型コロナウイルス感染症の現状
ページ本文

令和4年(2022年)11月11日
【発表案件】
(1)夜景プロモーション動画
【コメント】
(2)新型コロナウイルス感染症の現状

更新日 : 2023年11月28日
ページ番号:000165172
発表項目

(1) 夜景プロモーション動画の配信開始について(PDF:544KB)

月日:2022年11月11日
場所:北九州市役所

コメント項目

(2)新型コロナウイルス感染症の現状等について(資料なし)

出席者 北九州市長

会見の動画(YouTube)

令和3年12月24日北九州市長記者会見画像
令和3年12月24日北九州市長記者会見画像

市長
 早速、報告させていただきます。モニターをご参考に、まずは夜景プロモーションムービーの配信を開始する件についてであります。今年の3月、全国約6,000名の夜景観光士による投票がありまして、北九州市が「日本新三大夜景都市」に全国1位で認定されました。画面にございますけれども、この認定以降、夜景全国1位をPRするために様々な取組を進めております。10月15日からは、「北九州プレミアム夜景フェス」と題しまして、皿倉山におきまして、小倉城竹あかりとコラボした山頂でのライトアップ、また観光大使・藤原樹(ふじわらいつき)さんのフォトパネルの設置などによるおもてなしを行っております。そのほか、夜景フォトコンテストやデジタル夜景スタンプラリーなど、本市夜景の魅力を多くの方に感じていただけるよう様々なイベントを実施しているところであります。次のモニター画面にございますが、今回、「ニューナイトクルージング」と題した夜景プロモーションムービーを制作いたしました。この動画は、Z世代を中心とする若者をターゲットとしております。本市の新しいカルチャー、情報などを発信する「ニュー北九州シティ」プロジェクトの一環として取り組んだものであります。本日から「ぐるリッチ!北Q州」のYouTubeチャンネルで配信を開始いたします。この動画は、単に夜景スポットを紹介、説明するものではなくて、トレンドであるレトロ感を出しながら、日常の中に溶け込んでいる夜景の魅力を表現したものとなっております。それでは完成した動画、2分30秒でありますけれども、ご覧いただければと思います。

(動画再生)

市長
 いかがでしたでしょうか。この動画は市のSNS、また小倉駅デジタルサイネージなどでも配信を行います。多くの若者に本市夜景の魅力を改めて知っていただいて、まちのイメージアップ、賑わいづくりに繋がることを期待しております。今後も北九州市の夜景の魅力を積極的にPRしていきたいと考えております。この件は以上であります。
 次に、新型コロナの感染状況についてコメントいたします。本市の感染状況でありますが、新規陽性者数、8月のピークから減少が続いていたのですが、10月の終盤から前週の同じ曜日を上回る日が増えております。1日300名を超える日もありますが、第7波の当初と比べますと増加のペースは緩やかで、本市ではまだ感染が急拡大している状況ではないと考えます。しかし、国内では、第7波のピークに迫るほどの高い水準となっている地域も出てまいりました。また今年の冬には、インフルエンザとの同時流行が懸念されております。そこで、市民の皆様へのお願いであります。まずコロナワクチンでありますが、本市では現在、集団接種と個別接種によりまして、オミクロン株対応ワクチンの接種を進めております。このワクチンは、オミクロン株に対して従来のワクチンを上回る効果が期待されております。また今後の変異株にも有効である可能性が高いとされております。国におきましては、今後の感染拡大に備えまして、オミクロン株対応ワクチンの年内の接種が推奨されているところであります。初回接種(1、2回目接種)を含めまして、対象の方はぜひ早めの接種をご検討いただきたいと思います。私も先日、ファイザー社(製)のオミクロン対応のワクチンを打ったところでありますが、それまで2回のモデルナ(社製)ワクチンを、4回目、5回目ですか、打った時には24時間後に微熱が出ました。それから比べると、微熱は発生せずに、本当に副反応というものがほとんどなかったわけであります。何かのご参考にしていただければと思います。さて、インフルエンザワクチンでありますが、本市ではまだインフルエンザが流行している段階ではありませんが、コロナとの同時流行に備えるためにも、高齢者の方、妊婦の方、未就学のお子さんをはじめ、市民の皆様はぜひインフルエンザワクチンの接種をご検討いただきたいのであります。また発熱などの体調不良時に備えまして、予めコロナの抗原定性検査キット、また解熱鎮痛薬の準備をご検討いただければと思います。また換気の徹底であります。寒くなってくると窓を開ける機会も少なくなり、換気が不十分になりやすいわけであります。特にマスクを外す飲食店などでは、換気の徹底をお願いしたいのであります。感染の再拡大を防止し、社会経済活動を継続していくためにも、市民、事業者の皆様にはどうか引き続きまして、基本的な感染防止対策の徹底をお願いしたいと思います。それでは、私からは以上であります。ご質問を承ります。

記者
 幹事社から発表案件に関して1点、それ以外で1点お伺いします。まず動画を配信されたということですが、ターゲットがZ世代とのことです。先ほどコロナについてのお話もありましたが、Z世代はワクチン接種、高齢の方に比べ接種率も低かったと思います。今回、社会経済活動との両立ということで、観光にも力を入れていかなければいけないところかと思いますが、改めて市長の所感をお伺いできればと思います。若者のコロナ対策、思うところがあれば教えてください。

市長
 ワクチン接種を振り返りますと、予約するのが、SNSに慣れていない方、高齢者を中心に大変難しいということで混雑があったり、課題がありました。そこで、市民センターを活用して、できる限りそういう方々にも寄り添って、予約がスムーズにいくように努めてきたわけであります。今のご質問のご趣旨は、比較的接種率が低い、若い世代に対してどう考えるかということであります。ワクチンの接種は、あくまでもお一人お一人の自発的な判断が大事でありまして、それを尊重すべきものであります。そういう中にありまして、打ちたいという方に対して、できるだけ便利に、そして場所的にも時間帯的にも、できる限り受けやすい、そういうチャンスの提供ということが行政の課題だと思っております。これまでの試行錯誤を経て様々な知見を得ておりますので、若い世代の方々にも、ワクチン接種の場所、時間帯についても努力したいと思いますし、現時点におきまして、非常に多くの方に予約をしていただいております。そういう中で、私どもも窓口での予約の対応をはじめ、いろいろと工夫していく必要性を改めて感じておりまして、今後、他都市における様々な試みもあるでしょうし、若い世代がよりワクチンを受けやすい環境をどうつくるかということについては、引き続き努力したいと思います。そして、いろんな機会に国のほうからも発信されておりますが、自治体の立場からもワクチン接種について積極的に呼びかける、そういうことも続けたいと、こう思っています。

記者
 ありがとうございました。発表案件以外で。昨日、小倉昭和館の樋口館主が、再建についての思いを報道陣の前で明らかにされたところです。市に対しても、再建についての支援を求める署名、間もなく提出されるということですが、再建に向けての支援について、市長の今、考えがおありでしたら教えてください。

市長
 小倉昭和館は、本市の文化振興の大切な一翼を担っていただいてまいりました。また、旦過地区をはじめとした市民の交流の場であり、映画・アートを愛する心の拠り所でもありました。そして、全国的に街なか映画館がどんどん閉鎖になっていく中にありまして、その時代の中にあって、一生懸命頑張ってこられたことに対する、全国的に映画ファンのシンパシーというものが大変高い、かけがえのない映画館であると思っております。それだけに今回、火災に遭われまして、再建が大変危ぶまれて皆が心配してきたわけでございますけれども、それが多くの方々の署名にも表れておりますし、また本市出身の映画俳優や多くのアーティストの方々にも、昭和館の再建のために行政も一生懸命やってほしいという、大きな声になって私どもに届いております。そういう時に、樋口館主が高倉健さんのお墓参りに行かれまして、再建を目指すという意向をその場でお示しされたことは大変嬉しく思いますし、全面的に応援させていただきたいと、改めてそう感じております。小倉昭和館の皆様に対しましては、被災直後から、俳優さんや本市ゆかりの映画関係者から、全国の多くのファンから「力になりたい」、「頑張ってほしい」という声が多く届いたと聞いております。また、再建を願って温かい寄付や署名を寄せられた方々も少なくありません。皆様も同様、この度の樋口館主のお気持ちの表明には心から喜んでおられると思います。行政の対応でありますが、(火災)発生直後からは、まずは瓦礫の撤去、それから、当面の生活に関するお困り事もあろうかということで、相談対応など、こうした点で、商工会議所や県と一体になって、旦過地区全体として取り組む中で、昭和館への対応も行ってきたところであります。今後、小倉昭和館の関係の皆様方は、再建に向けて具体的な検討を進めるとお伺いしております。市としましては、関係者のご意向を丁寧にお伺いしてまいります。そして、多くの方々の「応援したい」という熱い思いが、小倉昭和館の意向に応じた支援にしっかりと繋がっていくように、できる限りの努力をしたいと考えます。また、再建されることになりましたら、これまでも本市の文化施設、あるいはフィルム・コミッションと、小倉昭和館というのは緊密に連携してまいりました。文化人によるトークイベント開催などを通じまして、今後、より一層積極的にコラボさせていただきたいと考えております。また、映画文化の振興を通じたさらなる地域活性化に向けまして、改めてともに力強く歩んでまいりたいと思っております。再建を目指すという表明を改めて聞きまして、今後、本市としましては、小倉昭和館関係者の皆様方のご意向を丁寧にお伺いしながら、何かできることがあれば、でき得る限りの支援に努めたいと考えております。

記者
 ありがとうございました。幹事社からは以上です。各社さんお願いします。

記者
 先ほどの小倉昭和館の関連で、市として何かできることがあればやっていきたいという市長の発言だったと思うのですけど、可能性として財政支援だったりですとか、公共の土地、施設を提供されたり、貸されたりとか、そういったことも場合によっては考えられるのでしょうか。教えてください。

市長
 今日の時点におきましては、ご意向を伺い、確かめながら、できることがあれば、でき得る限りの応援をさせていただきたいということに留めさせていただければと思っております。いろんな方法なり政策の考え方があろうかと思いますけれども、行政は行政として、どういうことができるかというのはもちろん勉強は続けているわけなのですが、やはりご苦労が多いと思います。街なか映画館の経営は全国的にも大変厳しい中での再建でありますので、昭和館の関係者のご意向を丁寧にお伺いしていくことが今は大事だと思っておりますので、ご理解を賜ればと思っております。

記者
 ありがとうございます。

記者
 発表事項以外になるのですけど、昨年、中間市の保育園で、バスに園児が取り残され死亡したというような事件があり、今週の8日に有罪判決が出されました。そのことについての受け止めと、一方で保育士不足や課題も浮き彫りになっています。対策面についてどのように市長は今お考えかをお聞かせください。

市長
 大変痛ましい事故でありました。あの事故を受けまして、実はかつて本市におきましても、同じように幼い子どもが亡くなったことがありまして、関係者は、行政もそうでありますけれども、皆が大変衝撃を受けた案件がありまして、当時から、どうしてこういうことが起こったのか、絶対に再発を許してはならないのだということで関係者が集まりまして、対応策を講じまして、それぞれ保育園なり幼稚園なり、関係者が、こういう事故を起こさないようにということで、しっかりと方針を確認して今日まで取り組んでいた経過があります。そういう中にありまして、お隣のまちでの今回の一件でありまして、改めて子どもを大切に守ると、安全を確保するということがいかに大事であり、いかに重要な課題であるかということを再認識させられました。早速、各施設に対しては、今回の事件を踏まえて、改めてもう一度、子どもさんの安全のためにしっかりとやっているかどうかを、総点検していただいて、万全を期してほしいという通知をさせていただいて、そしてまた市の職員で、例えば保育士のOGの方もいらっしゃいます。定期的に施設を回って、様々な課題に対して受け答えをさせていただいているのでありますが、そのような対応におきましても、改めて、こういう事故が絶対に起こらないように対話をしっかりと重ねて、再発防止に努めているところであります。今回の判決が出たわけでありますが、保護者の方の悲痛な叫びというものを聞きまして、本当に改めて痛ましい事故であったし、心からご冥福をお祈りしたいと思っております。裁判係争中でありました一件でございますので、それに対するコメントは控えさせていただきますけれども、本当に残念な、絶対にあってはならない事故であったと。従いまして、本市としても、改めて様々な機会で子どもさんの安全のために徹底してまいりたいと考えております。

記者
 ありがとうございます。

担当者
 その他には各社さんからいかがでしょうか。

記者
 小倉昭和館で、追加でお伺いします。先ほど、今後は市とコラボを積極的に行っていきたいということでしたけども、具体的にどういったものがあるか、今もし教えていただけるものがあれば教えてください。

市長
 これは様々な可能性があると思いますし、今、丁寧に、どういう対応ができるかというのを研究したり、検討中でございます。今日時点におきましては、先ほど申し上げたとおりでございますが、私のほうからは1つの、これまでの文化振興策の提案の1つとして問題提起をしていますのは、例えばZ世代、この若い世代に、この文化のシャワーと言いますか、最高に洗練されたアートや文化芸術に触れるということは、ご本人にとっても非常にいいことだし、また行政から見ても、せっかくいい施設があり、いい作品がいっぱいあるわけなのですけれども、それを、市民の皆様、特に若い世代にしっかりとお伝えしていくという意味からも、例えば金沢市でやっていたクルージング・ミュージアム・プロジェクト(正しくは、ミュージアム・クルーズ・プロジェクト)、つまり4,000人の子どもは、全員が一度は金沢のモダンアートの美術館に行っているわけであります。それを勉強しに行って、北九州で始めた経緯があります。このように、青少年、子どもたち、Z世代に対して、そういうふうな素晴らしい文化芸術の息吹に触れていただくということは、行政としても実際やってまいりましたし、非常に意味のあることであります。そこで、今後、映画というのは、エンタメの延長でお考えの方もいらっしゃるかもしれませんけれども、映画も非常に幅が広くて、もう本当にアート作品というか、美術や音楽や演劇や、つまり総合的な芸術作品だと考える方も少なくありません。そういった意味では、この20世紀、21世紀、かつてのオペラのように、1つの最高水準の文化芸術の作品として、映画というこのツールが使われているということから、芸術性の高いものについて、特にZ世代の皆様方が、これはいい作品だなと思えることは、それぞれ皆、思いがあると思います。ぜひ、これは行政を離れたところのほうがいいと思いますけれども、いろんな市民・各界の方で、子どもたちに、「こういう映画はいいな」というのがもし出揃ってきましたら、そういう意見交換の場なんかは今までないわけですので、何かそういうふうに集まってもらって、これは、行政が指導するというわけでは決してありません。できるだけアート・文化芸術というのは市民の手作りのほうがいいと思いますので、そういう場で出てきまして、だからシネコンでやる場合もあるかもしれませんけど、シネコンというのは、昔の名画的なものを自由に上映するのはなかなか困難なようであります。ここはシネコンも一緒になって、映画文化の芸術性というか、素晴らしいものを次の世代にしっかりと伝えていくということは、これは文化振興の観点からも非常に有益な選択肢ではないかと思っております。例えばそういうこともあります。実際、美術館についてはやっているわけであります。またウィーン・フィルが来た時とか、読売(日本)交響楽団が来た時には、このゲネプロの公開という形で青少年に直接触れていただいております。そういうことが映画文化の場でできるかどうかということも研究のテーマにはしております。いずれにしましても、これは、これで内定しているとか、こういうことは決してありません。今まで私も文化振興に携わってまいりまして、そういういろんな試みをしておりますので、幅広く、市民・各界の皆様と一緒にこの小倉昭和館のプレゼンスというのを、大きさというものを感じ取って、皆で全市民的な1つの方向性というか、共感する体制が出来上がっていくことが、昭和館のこれからの経営にも効果があると思いますので、ぜひそういう方向で、多くの方々の参加、共感、そして、世代を超えて盛り上げていくという、市民活動が進んでいくことを心から期待しております。

記者
 ありがとうございました。

記者
 小倉昭和館に関連してなのですけども、小倉昭和館が北九州の文化発展の大きな役割を果たしてきたというのはそのとおりだなと思っていまして、一方、旦過市場もそのように捉えていらっしゃるのだろうなと思うのですけど、その間に新旦過横丁があると思うのですが、ここに対して、以前のような、新旦過横丁のような景色をつくろうとすると、たぶん法律の規制とかで、なかなか難しいということで地権者の方とかも困っていたりすると思うのですけれども、小倉昭和館も地権者が新旦過横丁の地権者の方と全く同じ方で、ここの新旦過横丁のエリアというものに対して、行政として何らかできる支援だったりとか、あるいは今後、何か地権者の方と話し合っていったりとか、そういったことはあるのでしょうか。

市長
 この二度の火災を受けまして、そもそも旦過整備のスケジュールは遅れるのかどうか、また、瓦礫が撤去されたあとの大事なこの場所にどういうことを考えるかについては多くの方々の注目があり、またご提案もいただいております。その中で、行政としましては、あくまでもこの地元商店街の方々の気持ちに寄り添って、できるだけ再建に私どもも支援させていただくということでやってまいりまして、現時点におきまして、空いたところの土地につきましては、仮設店舗をつくって、そして、そこに、営業を希望される方々にお入りいただいて、順番にA地区から始まっていくわけでありますけれども、3年とも言われておりますけれども、その間、営業できるような、そういう場をつくってもらえないかという声が非常に強いわけであります。そこで、仮設店舗の整備につきまして、関係者の意向の確認を続けているところであります。先般、11月中、できるだけ早く、瓦礫撤去されましたし、概要でもお示しできればということでスケジュール感を申し上げておりますが、まずは地権者の方々と、土地をお借りするという契約がありますし、それから、再建を、ぜひ仮設店舗でやりたいという方もいらっしゃるし、どうしようかというように検討されている方もいらっしゃいます。従いまして、まだ全体の概要が確定しておりませんので、もう一時かかるかもしれませんが、まずはあの土地に仮設店舗を、整備するという方向について、商店街の方々と相談をしながら進めているという状況であります。その横で小倉昭和館が再建となると、そこで映画館が立ち上がっていくということになります。

記者
 仮設も、当面の話はそうだと思うのですけど、最終的にあそこは民間の土地だと思うのですけど、新旦過のエリアはですね。昭和館が復興し、旦過市場が復興すると、再整備されると。その先に、あの新旦過エリアは市としてどういうふうになってほしいとか、どう捉えていらっしゃるのでしょうか。

市長
 3年間ぐらいは、これは1つの可能性として申し上げますと、一定の期間は仮設店舗ということで営業はされていくのではないかと思います。その後どうなっていくかについては、全体の旦過市場の再整備という流れの中で、またいろんなご意見も出てくると思いますので、これは次の市長さんの仕事になるかもしれませんが、よくお話を聞いて相談しながら、私たち、全国が注目する中で、皆が元気を出し合って、そして、1つの再建を果たしていくという過程でございますので、ぜひ関係者の皆さん方が合意される方向に沿って、仮設店舗のあとのものについても出来上がっていくことを期待します。

担当者
 今ご質問いただいておりました新旦過横丁の跡地でございますけれども、再整備事業の区域の外側になります。仮設店舗の整備が終わって仮設店舗の利用がなくなったあと、そのあとの敷地をどう活用されるかっていうのは、土地の所有者の方のご意向次第というところはあるのですけれども、市としても、再整備事業に隣接する小倉の都心部の重要な場所でございますので、ご相談があれば丁寧にお話をお伺いしながら、旦過市場と一緒に、あのエリアが発展していくことができるように、一緒に考えて検討等をできれば、サポートができればというふうに思っております。以上でございます。

担当者
 その他にはご質問いかがでしょうか。

記者
 新型コロナについてなのですけれども、今、市内では感染が急拡大している状況にないというふうにおっしゃっていましたけれども、この辺り、拡大方向に向かっていく可能性がある中で、どのような指針、数字の指針とか、そういうような拡大局面を迎えるにあたって、数字の指針とかっていうのはお持ちですか。数字の例えば基準とか、ここまで行ったら警戒が必要なレベルだとか、その辺り何か。

市長
 国のほうも、都道府県が様々な警報を出したり、対応する時の自主性というものを改めて確認するような方向で議論を進められていると。まだ趣旨・概要は分かりませんけれども、既にこれまでも、私ども政令市は、自分らでしっかりやれるので国にも言ってきたのでありますが、国の対応は、都道府県を軸にして、市町村が結束して対応するということで、この間、来ておりますので、今後そうした警報的なこと、あるいは行動制限を考えるとか、もし不運にしてそういう状況になった時には、また県を中心にいろんな議論があって、それに対して、政令市のほうから、いろいろと要望したり注文を付けたりということでいくのではないかと思います。今のところ、インフルエンザとの同時流行の心配もありますし、一部の海外の国における再流行の傾向もありますので予断を許しませんけれども、しかし、今度は、(ワクチンの)副反応は小さいと思いますし、ぜひ若い方も含めてワクチン接種をご検討いただいて、そして、もしもの場合に備えて、やはり先ほど申し上げましたように(抗原定性)検査キットを用意していただく、今1,500円、2,000円で売っております。そしてまた解熱剤を用意しておくということで、皆が社会全体として再拡大を防いでいくのだという対応で頑張れば、第8波の到来に対してかなり抑止力を持てるのではないかと思います。

記者
 分かりました。ありがとうございます。

担当者
 その他はいかがでしょうか。よろしいでしょうか。では以上で定例会見を終了いたします。ありがとうございました。

市長
 ありがとうございました。

このページの作成者

広報室報道課
〒803-8501 北九州市小倉北区城内1番1号
電話:093-582-2235 FAX:093-582-2243

メールを送信(メールフォーム)

このページについてご意見をお聞かせください

お探しの情報は見つかりましたか?

【ご注意】

  • 業務に関するお問い合わせなど、お答えが必要な場合は直接担当部署へお願いします。
    上の「メールを送信(メールフォーム)」からお問い合わせください。
    (こちらではお受けできません)
  • 住所・電話番号など個人情報を含む内容は記入しないでください。